生野区で「まちの拠り所~Yosuga~」 を運営されている足立須香さん(一般社団法人ひとことつむぐ・代表理事)より、ご支援&応援メッセージをいただきました!
私どもの法人は、大阪生野コリアタウンがある「猪飼野(いかいの)」とよばれる地域で活動しています。ここは、在日コリアンの多住地域として知られていますが、朝鮮半島と1600年以上前から縁のあるところでもあります。
私は、5年前にこの地域にある御幸森小学校を退職しました。そして、この地域の「こまりごと」の受け皿となり、また、誰もが住みやすいまちづくりのための様々な発信を行いたいというおもいでこの法人を立ち上げました。その活動場所として、コリアタウンから数分の所に「まちの拠り所~Yosuga~」を開設し、子ども食堂や人権学習会など実施しています。
残念ながら、昨年、地域の中心であった「御幸森小学校」が閉校し、90年にもおよぶ歴史に幕が閉じられました。しかし、この場所が、今まさに多文化共生のまちづくりの新たな拠点へと生まれ変わろうとしています(「いくのコーライブズパーク」=いくのパークといいます) 。
今、生野は60カ国におよぶ人々がくらす多国籍多文化の町へと変貌しています。そして、このたび、主にこの地域で多文化共生やまちづくりに関する活動してきた人たちが新しくNPO法人「IKUNO多文化ふらっと」を結成し、共同事業体の一つとして御幸森小学校の跡地の運営を担うことになりました。私は、地域町会の一員として、また、地域で活動する法人(一般社団法人ひとことつむぐ)の代表として、この「IKUNO多文化ふらっと」と連携しながら、共に地域活性化をめざしたいと思っています。
さて、前置きが長くなりましたが・・・この多文化共生のまちづくりをめざす私たちのお手本となっているのが「コムカフエ」の活動なのです。以前、多文化ふらっとの立ち上げメンバーで、箕面市国際交流協会の活動を見学させていただきました。まさに、私たちがめざす地域の課題にしっかりと向き合った多種多様なそして楽しい活動の様子を知り、わくわくしたことを鮮明に覚えています。真の意味での「多文化共生」とはどうものなのか、これからの日本社会がめざすべき方向を示唆してくれるのが、箕面市国際交流協会です。
御幸森小学校は、大阪市で初めて「ユネスコスクール」に認定されました。ここでは、ユネスコ憲章にある「平和のとりでを築く」担い手になることをめざした教育実践を行ってきました。学校がなくなっても、そのおもいは私たち地域が引き継いでいきたいと思っています。これからも、ぜひ、「猪飼野」地域との連携をお願いします!箕面と生野から「平和のとりで」を築いていきましょう!!!
クラウドファンテイングの成功を願っています!!!