NPO法人ファザーリング・ジャパン東北理事・岩手支部代表 後藤 大平さまより応援コメントをいただきました。
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想像してみてください。
ある日突然、あんなに元気だった父の足が動かなくなったら。
ある日突然、部下のエース社員が「育児と母の介護と両立することはもう限界です。辞めさせてください…」と言ってきたら。
いやいや、自分たちにはそういったことは起こらないよ!と思いたいのが本音ではあります。しかし、超高齢化の進む日本では、「介護と○○との両立」という課題は、組織や個人関係なく「私たちみんなが直面するかもしれない課題」。
その負担をパパママのどちらかが一人で担ってしまうことになりかねないし、やむを得ない転職や離職のリスクも増えるでしょう。
私達ファザーリング・ジャパン東北は「笑っているパパを東北にも!」というビジョンのもと様々な活動を行っていますが、ダブルケアの問題は、今後ますますパパママの抱える課題の中でも存在感を増していくと考えています。
この問題を男女ともに重要な社会課題としてとらえ、男女ともに柔軟な働き方の選択が可能となり、それぞれの家庭でパートナーと手を取り合って育児も介護も乗り越えられるようになれば。
きっとよりよい未来を子供たちに残していけるのではないでしょうか。
それぞれの立場でダブルケアを考えるきっかけを、より多くの人に与える「ダブルケア月間」の実現。
ファザーリング・ジャパン東北としてはもちろん、「同じくダブルケアに向き合う可能性を秘めた一人のパパ」として、自分にできることは何かを考え、行動し、実行委員会の皆様を応援しています。
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応援いただき、ありがとうございます!
ダブルケア実行委員会 一同