○ご挨拶○
はじめまして!兵庫県伊丹市を拠点に活動してる、まちづくり会社「一般社団法人GREENJAM」の大原と申します。
まずは自己紹介からさせてください。
福島県生まれ、伊丹市育ちの元売れないバンドマン、38歳です。
2010年に阪神間エリアを中心に音楽教室を開業し、2014年地元伊丹市の同世代仲間と共に無料野外音楽フェスティバルITAMI GREENJAMを始めました。
「市民みんなが参加し、表現することの価値を証明するためのプラットフォーム」と位置づけ、市民参加型と無料開催に拘わる地域祭りです。
その後、平成29年にはまちづくり会社、一般社団法人GREENJAMを設立し、現在は全国各地の地域フェスティバルの企画制作や、地域文化活動団体への支援を目的とした電気小売り事業「GREENJAMみらい電気」など、「街」を軸とした様々なプロジェクトを挑戦しています。
○「元気な街 伊丹」だからこそ感じた課題○
私たちの街「伊丹市」は他市からも「伊丹は元気やなー!」と言って貰えるほど非常に活発な方々が街中に溢れている地域です。
そのは背景には2009年より開始した街中回遊飲食イベント「伊丹まちなかバル」や、伊丹中心地で飲食店主達により開催される「伊丹郷町屋台村」など、多種多様な方々が多種多様なイベントを仕掛けてこられた歴史があります。
今はコロナの影響もあり少し落ち着いてはいますが、コロナ前までは毎週の様にどこかで誰かがイベントをしている様な活発な街でした。街全体の雰囲気も「新しいコトを始める人」や「若い世代」への許容キャパシティがとても広く、街の先輩方が応援してくれる風土があります。
その為、それらの流れの中で新たなイベントやお店、サービスなど、様々なチャレンジを志す若い世代が現れやすい街だと思っており、私自身も伊丹という街に引っ張り上げて頂いた1人です。
しかしながら、私は元気な街伊丹だからこその大きな課題も感じていました。
○次世代が開業挑戦する為のエリア整備を○
それは街の方々の後押しを受け、イベントに関わらせて貰ったり、イベントに出店させて貰ったり、間借りで1日店舗をやってみたり、と言ったようなファーストステップへの支援は活発ですが、それらの方々がいざ次の挑戦を目指すセカンドステップにおいては非常にハードルが高い地域という事です。
まず、伊丹という街は全国的に見ても珍しく、人口も増加傾向にあり、同時に地価も上がっている地域です。加えて主要駅である阪急伊丹駅とJR伊丹駅が非常に近い事から「駅前」「中心地」と言われるエリアは伊丹市内に限られた1か所しかありません。
その為、伊丹中心エリアのテナント物件に空きが少ない事に加え、賃料も新たな挑戦をするには二の足を踏んでしまう相場となっており、この課題に対してのアプローチが必要だと考えていました。
○不動産情報に上がっていない廃スペースを蘇らせる○
しかし、実際のところは街を歩いてみると、入居者募集もしておらず、かつ何にも使われていない物件は決して少なくありません。それらの物件を大家さんと交渉し、私たちが借り上げ、賃貸可能なレベルにまで改修し、新たな世代へサブリースを行うことで、この課題に挑戦しようと考えました。
そういった背景から不動産サブリースによる創業支援プロジェクト第1弾として、300㎡の複合テナント物件「POT」が7月16日(土)にオープンし、同時に入居テナントも募集を開始します。
・住所
テナント複合施設「POT」
兵庫県伊丹市中央5丁目3-1 サン専門店2F
また、この第1弾物件「POT」と並行して、既に伊丹市内に2か所、西宮市内に1か所に、新たなサブリース不動産という「場」の用意を進めており、その為にも本プロジェクトを最高の形でスタートさせたいと思っていますので、ぜひご協力頂けると幸いです!
よろしくお願いします!
【今後のスケジュール】
6月23日(木)プレオープン
7月16日(土)グランドオープン
【資金の使い道】
CF手数料 85000円
リターン費用300000円
オープン広告費用115000円
○テナント入居予定店舗の紹介○
ÈLICA wine and food / オーナーシェフ 井上修司
長年イタリアンシェフとして活躍し、現在出張ケータリングサービスや伊丹市内のカフェを間借りしての営業などを中心に活動中。ソムリエ資格を持ち、本場イタリアでの経験を活かした料理とのペアリングは評判。
きのね写真館 / (代表 宮前亜沙美)
マタニティ・家族写真・ウェディングなど、ヒヤリングを大切に撮影を行う出張カメラマンとして活躍。「フォトセラピー」をテーマに、写真を通して自分をよく知るお手伝いセッションを行っている。
hosi flower
SNSを中心に伊丹市内で活動するフラワーアレンジメントショップ。日常の生活や大切な物や人に、お花をプラスする楽しさを提案。
VAKEMONO. / (代表 佐々木雄一)
バケモノ達が所属する地球のエンターテインメント制作会社。 遊びを仕事に、仕事が遊びに。人間と化物が仲良く暮らせる平和な世界を取り戻すため、フリーランスのクリエイターが集まり日々活動中。
○テナント入居者 開業に向けて○
"セカンドステップへの想いを持ってタイミングを待っている人は街に沢山いる"
大原「オープン準備中の忙しい時期にわざわざ集まって貰ってすいません(笑)クラウドファンディングを立ち上げるにあたってテナント入居者さん側の声も聞きたいなと思いまして。」
井上「俺あんまりこういうの得意じゃないすよ(笑)」
大原「うん。知ってます(笑) でも、井上さんは今回、間借りと出張という形で4年続けてきたイタリアンで遂に実店舗を持つ事になる訳じゃないですか?間借りと出張という形でも変わらず継続出来たはずな中で、今回の大きなセカンドステップを決心した理由ってなんなんですか?だって食べた事ある人は分かると思うけど、実際にめちゃくちゃ美味しいし、今の形でも十分お客さんもついてるし。」
井上「元から将来的に自分の店を持つ事を念頭に間借りと出張という形での活動をしていたので、単純にタイミングですね。そんな人、多分街には沢山いますよ。というか、あんたがそのタイミングを急に作ってきたんや!(笑)」
全員「ほんまそれです(笑)」
大原「あ、そうか(笑) いや、でも僕はやる気ない人をやる気にさせる事は出来ないので、やっぱり根本に皆それぞれがそれぞれの活動の中でセカンドステップに意識は向いていた訳じゃないですか。その動機ってどこからきてるのかなと。皆さん別に今の活動のままでも十分な事出来てる印象があるので、」
良い意味で勘違いさせてくれる街「伊丹」だからこそセカンドステップ促進の仕組みが必要
関根「それでいくと、勿論「いつか自分のお店を持ちたい」みたいな気持ちがあった事は勿論だけど、それが夢じゃなくて本当に叶うんじゃないかって希望を持たせてくれる伊丹の街に私は感謝しかないかな。」
大原「ほう。どういうことですか?」
関根「いや、例えばカフェの店頭で販売させて下さったり、色んなイベントに出店させて下さったり、なんでそんな優しいんっていうくらい、私みたいな名もなくて店舗もない花屋さんに色んな機会を与えてくれるじゃないですか。それで、そういった各お店やイベントの常連さんが買ってくれたり。やっぱりそういうのがあると自信になるし『いつか本当にお店持てるかも』っていい意味で勘違いさせてくれる。」
宮前「めちゃくちゃ分かる!私も今まで出張でカメラマンをやってきたけど、ママ友達が紹介して下さってとか本当に街のコミュニティのお陰で色々な機会を頂けて、そのお陰で大原さんが言う所の『セカンドステップ』を意識できたし見えてきた。」
大原「実は今回、こういう場所を作ろうと思った背景もまさにそこがあったんですよ。」
大原「伊丹の町って今皆さんが言った様な、例えたら卵をふ化させてくれる温かさ=地域応援力みたいなものが凄いじゃないですか。これって本当に素晴らしい事だなーってずっと思っていて、僕自身もこの町に育てて貰った意識が勿論ある中で、でも一方でじゃあ卵から生まれた次の"セカンドステップ"を促進させるような仕組みが無いのは結構大きな地域課題だなーと思っていて。だって、地域応援力のお陰で沢山の才能がふ化してるのに、それで止まっちゃうか、気付けば『そういえばあの人最近見ないね』みたいな事があまりにも多い。それは相当な地域損失だなと。」
お店やイベントという形での機会提供に限界を感じた
井上「大原さんらしい(笑) だからイベントとかしながら、そういう人達に機会提供をしようとしてるんですね」
大原「いや、それはそうなんですけど。でも、イベントの限界も感じたんですよ。イベントってどうしてもコンセプトだったり目的だったりがあるじゃないですか?そうなってくると、そのコンセプトや目的に共感するコミュニティが拡大したり強固になるだけで、それって同時に『そのコミュニティ外』を生む事になる。これは全然否定とかじゃなくてコミュニティで救われる事や人の様にその力は偉大だと思っているし、僕だってコミュニティに救われてきた1人。
でも、僕が理想とするのはその向こう側の世界観で、あっちにはAコミュニティがあって、こっちにはBコミュニティがあってみたいな感じで異なるコミュニティが1つの空間に沢山あって、コミュニティ同士が別にがっつり仲良しな訳じゃないんだけど、でも1つの空間という帰属意識を持っているって世界観なんですよ。で、それってつまり『町』なんですよね。皆別々な様で別々じゃない。それぞれの様なんだけど、でも日本代表は応援する時はなぜかめっちゃ団結するよな、みたいな(笑)」
井上「確かにこの4人、大原さん入れて5人、全然仲良しとかじゃないですもんね(笑)」
大原「そうなんです(笑)でも何か言語化出来ない共通した帰属意識の様なものがある事は全員何となくわかりますよね?そんな感じが豊かな共存空間の理想郷だなと。」
佐々木「ほんまに大原さんらしいですねー(笑)」
大原「そうですか?(笑)だから、コンセプトや目的はこちらから提示するものでは無くて、それぞれが決めるべき事だし、そのそれぞれがぞれぞれのコミュニティを形成していく事の連鎖が豊かだと思っているし。その理想を大切にしながら、セカンドステップ促進みたいな機能を果たすにはどうしたら良いんやって考えて考えて考え抜いた先にでた答えは『お金』と『土地』という何の色もついていない根源的なリソース提供しかないなって思ったんです。イベントやお店などを通した機会提供ってどうしても、そのイベントやお店の色ありきになってしまう。それで不動産サブリースという業種で新たにこういう場所を作ろうと思いました。」
佐々木「駅前で聞いた事ない様な条件の物件ですもんね(笑)あざます(笑)お金そんなに持ってるんですか?(笑)」
大原「持ってない(笑)借金まみれです(笑)この物件も家一軒分くらいの改装費用かかってるので(笑)。とはいえ、今回この場を作るのに大家さんとの交渉やお金をどうするのかみたいな期間も含めたら約1年かかったんだけど、施工して下さった業者さんもそうだし、大家さんもそうだし、うちがやりたい事を本当に深く理解してくれて、本当に普通じゃあり得ない様なサポートをして下さった事には感謝しかないです。だから、間もなくオープンする訳だけど、本当に色んな方々のサポートの結晶だという事だけ分かって頂いた上で、それぞれの店舗活動を頑張って貰えたら嬉しいです。」
宮前「オープン前にこの場を作った背景を知れて良かったです。その想いやその想いと共にある大家さんや施工業者さんや色々な方々の存在を知った上で、私達は写真スタジオという形で貢献出来たらと思いました。」
大原「なんか僕の話ばかりになってすいませんでした(笑)色々話しましたが、宮前さんは本当に感じた事のないような温かい写真を撮られるカメラマンだし、関根さんはちょっと伊丹ではないめちゃくちゃクオリティの高いフラワーアレンジメントを含めたお花屋さんだし、佐々木さんの映像はどれ見てもクオリティ高過ぎのすべり知らずだし、井上さんはもう既に間借りと出張での実績からもその腕は疑いようがないし、そんな皆さんそれぞれの才能にほれ込んでいるので、これから新たに入居してくださるテナントさんを募集するのですが、めっちゃ良いモールになる確信しかありません。そして僕は新たにサブリース出来る物件を探しにまた町に出掛けます(笑)
今日はありがとうございました!」
全員「こちらこそありがとうございました!」
・住所
テナント複合施設「POT」
兵庫県伊丹市中央5丁目3-1 サン専門店2F
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
※プロジェクトオーナーとして資金を集めるにあたり、特商法に基づき次の表記をお願いしております(法人、個人を問いません)。以下の雛形をご利用ください。
■特定商取引法に関する記載
●請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:大原智
●事業者の住所/所在地:〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹1丁目2-15 リベルタス伊丹郷町 201
●事業者の電話番号:Tel: 072-764-6569
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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