2022/03/24 16:12
五右衛門風呂の排水作成

この日は材料を揃えてから淡路に向かうことにしました。
コーナンPROでは塩ビパイプとエルボー、
ボンドにバルブなどを買いました。


早速、貸別荘で作業スタート!
こちらが今回買ったものです。


たまたまこの日、貸別荘内のレイアウトをするために運営会社の方が来ていました。
その人に聞くと、改装業務は一通り素人なりにできるってことでした。
それならば、ちょいと手伝ってもらえないかと相談したところ、
快く引き受けてくれまして、一緒に作業してもらえることになりました。



とりあえず、まずは人工芝からですね!
こちらを敷いて完成させておかないと、排水のパイプが組めないので、


防草シートを貼ってから、


人工芝を設置していきます。


一度やったことのある作業なので、手慣れたものです。



それから問題の排水なのですが、
元々は、こちらの部品が、五右衛門風呂の底から突き出てきます。
しかし、これ落とし穴だったのです。
25mmの径なんですが、既製品は独自の溝になっていて、一般的なものとは合いません。


これをいわゆる通常のバルブと合わせるとなると、別途購入する必要があります。
完全な罠でしたね。


ちなみに、このネジの溝が同じタイプは1万円前後しました。
思わぬ出費ですが、なぜ、ねじ山を合わせたかったかと言うと、



こんな感じで、排水のところにバルブをつけたかったのです。
これがなければ、毎回、この蓋を外して、排水バルブにつないで、
排水が終わったら、排水から外して、蓋をして、と手間になってしまうのです。



これさえあれば、繋ぎっぱなしで、このバルブを動かすだけで、排水ができてしまう!
めちゃくちゃ便利になると思ったので、これをつけようと思いました。


排水が出てくる角度を考えながら、
90度のエルボと45度のエルボを組み合わせて、パイプを通せないかと試行錯誤しました。


とりあえず、バルブの部分と90度のエルボまではつないでみようってことで、
シールテープを貼って、固定しながら、パイプ同士は接着剤で繋ぎました。


できてきましたね。



そして、バルブの方にもシールテープを貼って、これで、90度のところまで排水が完了!



ここから排水をパイプで伸ばしていきます。
90度・45度作戦成功ですね。
綺麗に外にパイプを向けられました。


目隠しの外側にもエルボで角度をつけて、


排水のところまで繋ぎました。


しかし、排水が5cmほど開いてしまったので、
この庭の裏側には入れないようにバリケードをすることにしました。

一応、排水が空中になっていたので、廃材を使って、
ゲタのようなものを作っておきました。


傾斜作るようにもう一つ奥にもゲタを入れておきました。


そして、このパイプの接着剤を乾かしている間に、
目隠し部分の2度塗りを開始しました。


腐ってぼろぼろになった時、きっとメンテナンスに凹むだろうから、
そうならないように、今の間に、できることはやっておこう!



そのあとは、足の長さの違う棚を余った木材で作りました。



五右衛門風呂の横の部分が土台の高さが違うので、足の長さで調節し、


こんな感じの棚を作りました。
足の長さが違う、棚です。

ただ、バッチリガタガタせずに固定できています。



ちなみに、薪を置くとこんな感じになります。
結構いい感じです。



ということで、排水を確認するために、水を入れてみました。
ちゃんと流してみましたが、漏れることなく、排水は完了していました。


せっかく薪も買ったことだし、一度火をいれてみよう!という事になりまして、五右衛門風呂に水を入れて、薪を燃やしました。


しっかり薪を組んだ状態にして、火を入れましたが、
この釜、本当によく燃えます。素晴らしい完成度です!


マニュアルには、夏場で30分、冬場で50分って書いてありました。
今回は45分くらいで、ええお湯になりました。
それ以降はもうただただ熱くなるばかりです。


ですので、ほんまに入る時は、近くに水を入れた時に使った水道を置いておいて、
温度調整したらいいと思います。
もちろん2人いる場合は、かまど担当の人が、
空気口を塞いで温度調整するのもいいかと思います。


思ったよりもいい感じで出来上がってしまったなぁ〜って印象です。
しかし、まだまだ問題ごとがありまして、またもう一度、工事になりそうですが、
なんとかかんとか乗り越えて、ご提供できるように頑張ります!

はっきり言って、家の中のお風呂の方が楽で気持ちがいいと思います。
でもなかなか普段できない体験になると思うので、
ご宿泊の際は、ぜひ、勇気を出して入ってみてくださいね。