初めてのクラウドファンディングが終わります。
プログラム開発に向けて動き出してから、1年以上たちました。
「プログラム開発に向けて」と言ったものの、スタートから「プログラムを作ろう」と目標が定まっていたわけではありませんでした。
「こんなことが課題だと思っている」「こういうことができないだろうか」とまとまらない話を、こどもみらい探求社のお二人に聞いてもらい、コンセプトを定めるところからずっと、伴走をしていただきました。
スタートの時点でプロジェクト内容が定まっていなかったことで、大変なご迷惑をおかけしましたが、こうしてプログラムの完成までたどり着くことができたのは、ひとえに根気強く私たちの思いを聞き続けてくださったお二人のおかげです。本当にありがとうございました。
試行錯誤の過程で、私たちが大事にしたいと思っていること、これからやっていきたいことがクリアになり、プログラムという形になったことで、これをオンネリの中でもわかりやすく共有できたことは、すでに大きな成果だと感じています。
私たちは、このプログラムを作る、さらにはクラウドファンディングに挑戦することを決めたことで、「自分たちでできる範囲」から始めた活動から、仲間を増やして、力を貸してもらうことを考えはじめました。これは、オンネリの活動を広げ、続けていくための大きなきっかけになったと感じています。実際に、準備からこのクラウドファンディングの期間を振り返って、細かな手配や連絡、調整など、私たちだけではとてもやりきれなかったとありがたく思います。
そして、今回、このプロジェクトをたくさんの方にご支援いただき、この原稿を書いている7月20日21:30時点で74%達成することができました。おかげさまで、無事、プログラム開発に必要な資金をまかなうことができそうです。このプログラムの実施をとおして、オンネリの理念である、「大人も子どももそれぞれが自分自身のしあわせを生きる」ことができるように、人生の中で苦しい時期にオンネリにつながってくださった利用者の方が、自分自身のしあわせを選択してそのあとの人生を進んでいくきっかけとなるサポートができるように、精進してまいります。
お一人お一人のご支援、そして応援の言葉が、本当に私たちの励みになり、今後もこの活動を続けていく力になりました。いただいたご支援を、このプログラムを必要としている人たちに届け、そのそばで大人たちの背中を見ている子どもたちに届けていくことで、社会に返していきたいと思います。
引き続き、私たちの活動をご支援いただければ幸いです。ご支援、本当にありがとうございました。
一般社団法人オンネリ 共同代表鳥生尚美