みなさん、陶器が作られるまでの手順をご存じですか?
実はすっごくたくさんの時間と手間がかかっているということを、私は祖父に教えてもらって初めて知りました。今回は善徳じいちゃんの作業場風景を少しだけご紹介したいと思います。
①形を作る(2時間)
粘土をこねて、シーサーの形を作っていきます。
この作業だけで、1体に約2時間程かかるのだそうです。
歯だけは怖い(笑)!
⇓
②素焼きをする(7時間)
形が出来たら、今度はじっくり低温で素焼きをしていきます。
焼窯はこんな感じ。
電動です。
⇓
③釉薬を塗る(1時間)
素焼きが終わったら今度は釉薬を塗ります。
この段階で、どの色にするか、どんな質感にするかが
決まるんですって…!
ちなみに、私のお気に入りは淡い水色のシーサーです。
⇓
④本焼きをする(15時間)
そんなに長い時間焼くの!とびっくりしました。
半日以上かけてじっくり本焼きします。
長い時間焼くので、しっかりと形を形成しないと熱に負けてポロっと欠けてしまうんだとか。
何度も失敗を重ねて今の形になったのだそうです。
とても根気がいる作業ですね…。
\はい、完成です~~~!/
ひとつひとつ丁寧に、時間をかけて手作りされた愛らしいシーサーたち。
そのすべてに善徳じいちゃんのこだわりが詰まっています!
次は三島焼の作り方についてお伝えしますね(^^)