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2021年もあとわずかとなり、3月の演奏会に着々と近づいているのを感じ、
団員もみんな練習により精が出ているようです。演奏会をお楽しみに!
今回は、各パートリーダーからのパート紹介と意気込み、第十弾でございます。
オーボエ編です。
オーボエパートです
私たちオーボエパートは、今年から新しくメンバーが2人増えて合計3人で頑張っています。メイン曲である、ベートーヴェン作曲『交響曲第九番』では、オーボエが次々にソロや主旋律を担当します。目まぐるしく、目立つ旋律を吹かなければいけないため、気を抜く瞬間がなく、神経をずっと張り巡らせています。期待と少しの不安感を感じる1楽章。快速で激流に飲み込まれるかの如く、緊張感がある部分と勇敢で平和を感じるようなフレーズが織り成す気高い2楽章。フルートやクラリネットと美しい和声でアンサンブルをする3楽章。そして、4楽章は、交響曲第九番と言ったら、この楽章と言っても過言では無いと思います。4人のソリスト、約100人の合唱団、総勢200名以上が1つのものを作り上げるという達成感、爽快感、歓喜をぜひお楽しみください。
坂本監督作曲の新作『いま時間が傾いて』は、鬱々とした現代社会の荒波や闇を表現しているかのように感じました。不規則な音列や楽器によって全く異なる旋律を吹いているなど、クラシック音楽とはこういうものだという定型を覆す面白い作品だと思いました。冒頭にはオーボエソロがあります。ぜひご注目ください。