ちょっと話は飛躍しますが、ダンス繋がりで…(笑)
「ダンス王国Shizuoka」という大層なタイトルのプロジェクトは、静岡市民文化会館主催事業としてスタート。2014年3月21日に盛大な建国式を行い、建国には、多くの市民ダンサー、アーティスト、舞踊評論家などが参加し、「年齢、性別、国籍、経験や障がいの有無に変わらず誰もがダンスを楽しむ豊かな国」を作る協力体制として、第一次王国内閣を発足しました。冒頭の写真は王国国旗で、平面作家井上信太さんのデザインです。
現在は、市民ダンサーたちの手に委ねられている「ダンス王国Shizuoka」ですが、紆余曲折の中で、第二次王国内閣も組閣されました。
ノーギャップダンスパレードの振付・ナビゲートを担当する“セレノグラフィカ”は、多くの教育機関でアウトリーチを行っていることから文科大臣に就任しています。
その他にも国土交通大臣にはコンドルズの近藤良平さん、外務大臣には山田珠実さん、厚生労働大臣にはアオキ裕キさんなど、静岡で仕事をしてくださったアーティスト・評論家が名前を連ねています。
ちなみに、首相は、今回セレノWSチケットのリターンを提供してくれた「静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会(SCDP)」の会長が務めています。
平たく言えば、市民主導で、多くの協力者を募りながら「誰もがダンスを楽しむ豊かな国」を作ろうと、遊び心満載のプロジェクトを行ったわけです。
そういえば、ダンスフェスティバルは「国会」と呼んでいました。
なぜ、こんなことになったかと言うと、静岡で仕事をしてくださったダンスアーティストの皆さんが、ダンスに夢中になる静岡人を見て「他とは違うダンスへの熱がある」口々に言い、それじゃあ、もう他とは違うプロジェクトをやろうよ!!なんなら王国を作っちゃう!?みたいなノリだったと思います。
軽いと言われれば、その通りなのですが、王国の理念である「年齢、性別、国籍、経験や障がいの有無に変わらず誰もがダンスを楽しむ豊かな国」は、見事に息づいて、今回の「しみずノーギャップダンスパレード」に繋がっているのです。
12月17日の「しみずノーギャップダンスパレード」では、王国の片鱗を皆さんにお目にかけることができると思います。
ぜひ、参加して「誰もがダンスを楽しむ豊かな国」を体験してください。
参加申し込み締め切りは11月30日です。
お申込みは下記フォームから
写真は王国国民たち