さて、昨日のハプニングから一夜明けました。また気分を入れ替えて作業開始。
ちょうど一週間前にやったことと同じことから始まります(笑)基礎つくりのためにひたすら穴掘り。インターネットでレンガ作りを調べると建物の土台に砕石を敷くと出てきます。今回は予算的に砕石を敷かない分、50センチ以上も深く地面を掘ることで固い地面の上に基礎を作り、砕石の果たす役割(アスファルト混合物やセメントコンクリート版からの荷重を分散させて路床に伝える)を補います。
一生懸命掘っている横で、
すでにいい感じまで出来上がった建物はついに屋根を載せる作業に近づいていきます。
梁(床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲げ応力を担う)を作ります。
ここに来て建築関係のことも自然と学んできました。窓が火曜日にはつくことに決まり、もう少しでひよこ用の部屋と食品倉庫が出来上がります!
朝はこんな感じでしたが、、、
夕方にはこんな感じになりました!
ちなみに。。。ある方からレンガを水に漬けるというアドバイスをいただきまして、ウガンダ人とシェアしましたので紹介します。
ネットでレンガの積み方を調べると水に漬けると出てきます。これは、レンガ内部の空気穴に水を浸透させ、練ったセメントの水分の吸収を遅らせ、セメントが固まるのに必要な水分が吸い取らせず、硬化しやすくするためです。
ウガンダ人はそんなこと知ってるはずなかろう、という気持ちで「レンガを水に漬けると頑丈な建物になるって知ってる?」と聞いてみました。
すると、
「それはウガンダでは乾期や北部の乾燥地域では行うものの、南部でしかも現在は雨期なので、それは行わないよ。もしレンガを水に漬けると今度は水分を吸い取らないため、今の季節だと乾かず、足場を組んで建築するような大きさになると、足場も組めずいつまで経っても終わらないどころか、上に重ねたレンガの重みで壁が曲がってしまう。」
としっかり説明されました。それが正しいのかまでは分かりませんが、彼らなりには考えがあって作業しているのだということは分かりました。
皆様も何か疑問に思うことございましたらぜひ教えてください!こちらも毎日勉強の日々です。よろしくお願いします。