12月12日の日本経済新聞(※北関東欄)に、クラウドファンディングのプロジェクトについて掲載していただきました。公益性重視のプロジェクトではありますが、農家の経済を回すことが本丸の命題なので、何はなくとも同紙には取り上げていただきたい気持ちがありました。
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宇都宮の阿部梨園、カイゼンをネットで公開:日本経済新聞
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ナシ農家の阿部梨園(宇都宮市)は2018年春、自らの農園の生産や経営の改善ノウハウを公開するためのウェブサイトを開設する。
11月からインターネットを使い広く小口資金を募るクラウドファンディングで開設資金を集めており、すでに目標額を達成した。農業で自らの業務改善プランを積極的に公開するサイトは珍しいという。
経営改善専門のマネジャーを招いて、作業記録や人員配置などの細かな改善を重ね、時間を4割ほど短縮した作業もあるという。販売戦略も見直し、16年産の梨は直売率99%を達成した。達成した改善項目は450件を超える。
自らの改善への取り組みを全国で共有できれば農業の発展につながると考え、サイト開設を決めた。費用を25日までクラウドファンディングで募っている。目標の100万円を突破し、さらに上積みをめざしている。資金が集まるほど多くのノウハウを掲載し、サイトの内容を充実させるという。