2022/03/02 11:30

100歳でも働く駿河敬次郎先生の情熱の原点はどこにあるのか。私は、戦中の体験も影響しているのではないかと推測しています。

先生の同世代の多くが戦争で亡くなりました。駿河先生は、神宮での出陣学徒壮行会にも出席しています。「東条英機のスピーチは迫力があった」と先生は言っていました。先生の寮や大学の友人も戦死しています。

昭和19年に医学部を卒業した後、駿河先生は軍医(陸軍中尉)となります。昭和20年冒頭、先生がインフルエンザになり軍隊に出勤できなくなり2週間後に復帰したところ、同期の医師たちは外地に招集されていました。

同世代の多くが亡くなった中、ご自分が生き残ったことは、どんな気持ちだったのでしょうか。

関智征

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