皆様こんにちは。
ミシンの配送が遅れている事に改めてお詫び申し上げます。
今のスリランカの現状は、まだ良くなっておらず、街中ではデモが行われています。
今、街中ではガソリン、飲料水、薬、電気の不足は目に見えてわかると思います。連日のニュースで皆様ご存知だと思われます。
スリランカに住む家族に聞いたところ、一日17時間働いて、一ヶ月の給料は日本円で約2万円程と、給与水準も低下しています。
ガソリンは手に入りにくく、値段は高騰しています。
ミシンはEMSで緊急で送ろうと考えましたが、スリランカの配送禁止製品にミシンが記載されております。配送したとしても、現地で回収される恐れがあり、送る事を躊躇しております。
今の経済状況の中、高級な物や、器材などが誤って紛失したりする可能性は無くもありません。
カーゴ(船便)でしたら、電気車椅子とミシンを発送しても、安全に受け取る事が出来ます。そのため、28日かかっても船便で送った方がいいのか、と懸念しているところでございます。
コロンボでミシンを受け取ったとしても、コロンボから縫製工場の現地ラトゥナプラ•バランゴダまで約4時間掛かります。
以前はガソリン代が、約6千円でしたが今は1万2千円まで上がり、一般の方だと今の状況で車をレンタルする事は難しいです。
バランゴダは田舎の方なので、直接的な影響はないと思いましたが、徐々に影響が出てきております。
大統領の無農薬農業の政策により、肥料が高くなりました。そのため、一部の方は肥料が手に入らず、お米の栽培を辞めてしまい、今は田舎の方でもお米が不足しています。
深刻な状況が続いており、私自身も家族の事や街の方の心配が募ってきております。
ミシンを発送する事が遅れてしまい、ご支援して頂きました方に心よりお詫び申し上げます。ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
船便で発送する際は28日程かかりますので、届いた際に必ずこちらからご報告させていただきます。
これからもスリランカのご支援を引き続き宜しくお願い致します。