こんにちは！
こちらは、区役所の人事部です！

この度は、ご支援をいただいた皆様に深く御礼申し上げます。

本プロジェクトは第二次目標を達成し、なんとなんと、750%の支援率に到達しました！

長らく区内で業務に勤しんでいただいている職員の皆様はもちろん、これから新たに入島していただく職員の皆様にも、深く感謝いたします！

これによりまして、開発中の対応研修シミュレーターへ、新たに観測された約20体の超獣が加わる予定です。

現在、記録係であるToy(e)主任が、区内の各所を巡って観測業務に従事しておりますので、今しばらくお待ちください。

本プロジェクトの期間も残り少なくなって参りました。

皆様には、より一層のご支援と、周知へのご協力をお願いしたく思います！

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さて、本日は報告の他に、これまで秘匿されていた「ある施設群」についての公開を行うことになりました。

職員の皆様の中には、名前だけは聞いたことがある…という方はいらっしゃるかも知れません。

区役所の中でも、一部の特別な技能を有した職員だけが勤務するこれらの施設は、超獣問題に対する抜本的な解決策として発案されたものです。

これらが有する機能は、一般的なインフラ設備と大差ないとお考えください。

強力な攻撃能力を持っているわけでもなく、堅牢な要塞というわけでもありません。

これらは、あくまで「人の営みを助けるもの」です。

ただ、ちょっとした「仕組み」によって、これらは「圧倒的な安全性」を有しています。

ご紹介できるのは、区役所主任から許諾を受けた写真のみとなりますが、新たに入島していただく職員の皆様にも「こんなに楽しそうな職場があるよ～！」ということを知っていただきたく思います。

それでは以下に、各施設の代表管理者からのコメント付きで、区役所が誇る「超級インフラ」をご覧くださ～い！

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【貯水池】

『超獣が巨大？

　まあ、人類の建造物と比較しなければそうだろうね。』

　―――「貯水池」運用責任者、鯨井

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【ガスプランター】

『超獣との共存がいかに容易で、そして有意義なものであるか。

　そして我らと彼らの境界が、いかに曖昧なものであるか。

　この墓地がそれを証明する。』

　―――「ガスプランター」管理責任者、植村

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【配電所】

『彼らが好む餌を玄関口に置かない、これが対策Ａ。

　それでも《偏食家》が現れた場合には、電磁加速砲をご馳走する、これが対策Ｚ。

　えっと…まあ、以上です。』

　―――「配電所」統括責任者、鴨嘴

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【鉄塔】

『遍在するのだから必ず機能するし、

　実在しないのだから破壊もされない。』

　―――「鉄塔」観測者、猫宮

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【神前回廊】

『獣道から始まった人類の歩みは、車輪に通じ、街道へ至り、鉄道に続き、海と空を渡り、そして"獣道"に至った。』

　―――「神前回廊」宮司、人見

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どうでしたか？

区内の水道、ガス、電気、通信、物流は、これらのシステムによって管理、運営されているんですよ！

「仕組み」については全くお話できませんが、どれも、すっごく楽しそうな施設ですよね！

皆さんもいっぱいお仕事を頑張って、上位のセキュリティクリアランスを獲得できれば、超級インフラでのお仕事に就ける日が来るかもしれません。

あ、そうでなくとも「ガスプランターで働きたい！」という方は、こちらの誓約書にサインをして貰えれば、働ける確率がグッと高まりますからね。

というワケで、今日は達成率750%のお祝いと、区役所からの情報開示連絡でした。

明日は各地で緊急認定の予兆が出ています。
早めに休んで、出勤に備えましょう！