■本場オーストラリアのMeatPieのお店「PIEME」
はじめまして、PIEMEの中村直弘と申します。数あるプロジェクトの中から、このページを見つけていただきありがとうございます!
北海道の長沼町という札幌から車で1時間程度の田舎町で、PIEMEというお店をオーストラリア人のカールさんと一緒に共同経営しています。
オーストラリアは、世界一cafeの多い町メルボルンなどカフェ大国として有名ですが、実は、ミートパイがソールフードと言われています。
その本場オーストラリアのミートパイとエスプレッソコーヒーを提供するお店です。
日本人が想像する挽肉を使ったミートパイと違い、ゴロっとした肉が入った濃厚でグレイビーなミートパイが特徴です。
PIEMEという名前は、子供がPIEちょうだい!とパイを指さして、「PIE ME!」と言っているようなイメージで、みんなに愛されるPIEを作ろうという想いでつけました。
■PIEME、開店のきっかけ
私は、「yomogiya」という屋号で小屋作りやお店作りの大工をしています。
大工として独立をして10年くらいになりますが、3年前から、大工仲間としてオーストラリア人のカールさんと一緒に仕事をするようになりました。
ある仕事の帰り道、車の中でカールさんと「お店とかやりたいよねー」と話していたとき、オーストラリアのソールフードがMeatPieだという話になり、「いいね。いつかお店やろうよ」と話していたのが、タイミングよくいろんな縁がつながり、半年後には店舗を借りることになりました。
■お店は毎日がチャレンジ
カールさんはオーストラリア時代、20年以上飲食業界にいたため飲食店のことはわかるけど、日本のシステムがわからない。ぼくは、お店の工事をよくやるけど飲食店の実務はわからない。
お互いの足りないところを補いながら、レシピはもちろん、店舗の内装工事も自分たちで全て作りました。
プレオープンの時に、仕込みが予想以上に大変で夜中まで仕込みを続けたり、オープンの前日にカールさんの第二子が産まれたり、、、オープンしてしばらくは毎日がチャレンジでした。(笑)
オープン前は、MeatPieが日本で受け入れられるか不安もありましたが、予想をはるかに超え、忙しい日々になりました。
■スローフードなミートパイ
ミートパイは、一見、ファーストフードのようです。
ですが、私たちのミートパイは、とても時間がかかっています。
まず、牛の骨をオーブンでローストし、それと野菜とハーブを10時間以上煮込んで手作りでブイヨンを作ります。
そこに、赤ワインと道産ホルスタインの頬肉を加えて、さらに数時間煮込んで、ミートパイのシチューが完成します。
ベースとなる生地も手作りしており、道産バターと手作りのビーフタロを加えて作っています。
ビーフタロとは、牛脂をローストして、漉して不純物を取り除いたもの。バターだけだと味が”重く”なってしまうため、ビーフタロを加えています。
この作り方を説明すると「まるで100年前の作り方だ」と驚かれることもありますが、私たちは、この作り方が好きで、それは、これが”本物”だと思っているからです。
これからも時間をかけてひとつひとつ作っていきます。
■美味しいパイを届けたい
私たちは、オープンして初めての冬を迎えようとしています。北海道の地方のお店には、冬季に客足が激減するという”冬問題”がつきまといます。冬道は、怖いので運転を控える方が多く、吹雪いた日には誰も出歩きません。。。
でも、MeatPieが一番美味しいのは、寒い冬なんです!!
だから、冷凍システム販売システムを完成させて、皆さんに自宅で美味しいパイを届ける仕組みを考えており、クリスマスシーズンに向けて準備を進めております。
■冷凍システム
<お店の壁にMAYAMAXXさんが絵を書いてくれました!>
冷凍システムは、高品質な真空パックマシンと冷凍庫で構成されます。今回導入する機材は、臓器移植などの医療現場で使われる技術を転用させた高性能なマシンです。
まさか、小さい真空パックのマシンが40万円もするなんて、このお店をするまで想像もつきませんでした。
生地を潰しすぎないように適度な圧力で真空パックすることで、美味しく冷凍することができます。
■クラウドファンディングへの挑戦
クラウドファンディングが始まりだした頃、オープンなインターネットの世界だからできる新しい経済の仕組みだ!とワクワクしました。
他のサイトを含め個人的に友人のクラウドファンディングに購入などの形で参加することはありましたが、自分がクラウドファンディングを”する側”になるのは初めての経験です。
不安も大きいですが、このプロジェクトを成功させないといけないという思いが、新しい一歩を踏み出すための背中を押してくれていると感じています。
■お金の使い道
今回のプロジェクトの主な出費
1.真空包装機(パイを真空パックにする機械):40万円
2.冷凍庫(冷凍商品のストック用):40万
3.オンラインショップ開設費:20万
真空包装機、オンラインショップ開設費は、自己資金でおこないます。
今回、皆様にご支援いただきのは、冷凍庫(冷凍商品のストック用)の購入費です。
今回の冷凍システムを構築することにより、美味しいMeatpieをご提供できると考えております。
■お店の未来、やりたいこと
私たちは子育て世代で、なかなか決まった時間働くことが難しいと感じることがあります。
子育て以外でも、職場に合わせるだけでなく、”働く側”の都合で働ける環境があったらいいなと思います。
冷凍システムは、対面販売と違い、製造時間の融通が効きます。そこを活かして、働きやすいお店、会社を作っていきたいです。
名目としては、冷凍システムの導入費ですが、私たちのお店の仲間の一人として未来を応援してほしいというのが、私たちの率直な願いです。
みなさまにご支援いただくことで、より良いお店を目指していきます!ご協力・応援を宜しくお願い致します!!
リターンのご紹介
ご支援、応援いただいたお礼としてお返しするリターンは、お店として皆様にお返しができるものと個人的にできることの2種類があります。
お店としてできるものには、オリジナルブレンドのコーヒー豆、ドリンクチケットに加えて、今回、ご支援いただき導入する冷凍システムで作る冷凍PIEがあります。
年内の冷凍PIEの配送はこのクラウドファンディングだけになります。ご利用いただけると嬉しいです。
個人的にできるものは、大工としてできることやオーストラリア人だからできることになっています。
みなさまにご支援いただくことで、自分たちだけではできなかったフィールドへと飛躍を目指します!
ご協力・応援を宜しくお願い致します!!
[食品表示]
・名称:冷凍ミートパイ
・原材料名:小麦粉(北海道産)、パイシート(小麦粉、バター、食塩)、牛肉、玉ねぎ、バター、牛脂、トマト、卵、酢、塩、赤ワイン、タピオカ、ニンニク, ローレル, タイム、コショウ、ローズマリー、タラゴン、マジョラム、オレガノ
・原料原産地:北海道
・内容量:110g(加熱前)
・保存方法:冷凍保存
・添加物表示:なし
・アレルギー表示:小麦、卵、牛肉
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るコールドテーブル購入しました
2021/11/22 23:01冷凍パイに向けて冷凍冷蔵のコールドテーブルを買いました!コールドテーブルは、2台目です。最初の1台は、お店のプレオープンが終わって、その売上を握りしめて中古品を買いに行きました。その時は、やっと自腹ではなく、売上から買えたことが嬉しかったです。そして、今回の2台目は、皆様からのご支援で買えました。(実際の入金はまだ先ですが。。。)今回の喜びと言いますか、幸せな気持ちはまた特別に感じます。大切に使います。本当は、縦型の大きい冷凍庫を買う予定だったのですが、半導体不足で新品だと2ヶ月以上待つらしく。でも、せっかくなら長く使いたいので新品を購入したいと思っています。キッチンは、めっちゃ進歩しましたよ! もっと見る
ありがとうございます!!目標達成しましたっ!
2021/11/22 22:54*ご支援いただいた皆様にはご連絡済みでしたが、こちらでの報告をできておりませんでした。みんなありがとう!!!Thanks guys!!!*クラウドファンディング 目標達成しました!!!このゴールを心に刻み、皆様に感謝し、盛大に祝いたいと思います。ありがとうございます!まだリターンがありますので、引き続き、多くの皆様とこのゴールと喜びを共有できると嬉しいです。機会があれば、引き続きよろしくお願いしますっ! もっと見る
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