初めまして、つるかめ農園の鈴木兼芳と申します。
65歳にて会社勤めを終えて、耕作放棄地や休耕田を「農作業を通じて、地域の方々との交流を図る場所」として活用し、高齢者が働く場所や集いの場所作りを行っています。
平成28年1月に発足。翌年、県のコミュニティビジネス推進事業に採択され、秋田市下北手松崎に80㌃の農地を確保し主にインゲン、オクラ、葱、食用菊、ラズベリー、にら、絹サヤ等栽培しています。 また、協力農家5戸と北秋田阿仁の山林(所有地)を活用したぜんまい、山菜、なめこ、しいたけの栽培に取り組み、地域の山林の活用と高齢者等を積極的に雇用し地域の活性化を図っています。
私の出身地である北秋田阿仁で、昭和30年から60年代にかけて盛んに栽培されていた「原木なめこ」を本格的に復活させたいと思っています。それによって高齢者が働ける場所となり、仕事を通じた交流が出来るからです。
地域の農家が昔から持っているノウハウと地元の資源を活かすことができ、なおかつ市場価値の高い「原木なめこ」の生産・販売は、持続可能な事業となります。
しかし、その為には生産量をさらに増やし、雇用出来る人数も増やさないといけません。
そこで、今回のクラウドファンディングでは生産量を増やすべく、山林の拡充と運送路である林道の整備や除排雪に使うための資金を募りたく、このプロジェクトを立ち上げました。
北秋田市阿仁では、少子高齢化にともなって過疎化が進んでおり、限界集落が増えてきました。
また、そのような中で高齢者が働ける場や交流する場も減ってきており、この地元の苦境をどうにかして立て直したい、そういった想いがありました。
そこで、北秋田阿仁には全国的にも貴重なイタヤカエデが生息しており、地域の農家が昔から持っているノウハウとその資源を活かすことで、生まれる「原木なめこ」があると考えました。
「原木なめこ」は全国的に需要があるにも関わらず、現在では生産量が少ないため、生産量を増やすことで、事業としても継続でき雇用も増やせます。
約65年前にあった「原木なめこ」の復活によって、地域住民が生き生きと、そして楽しく働ける場を創りたいと思っています。
2019年4月30日までに行われた「生産開始に向けたクラウドファンディング」では、総額1,223,000円のご寄付をいただきました。その為、原木なめこの少量生産については既に着手しており、生産から販売の流れについては皆様のご支援のもと確立することができました。今回は、その皆様の暖かい想いを地域の高齢者の働きの場、そして集う場へとグレードアップするためのプロジェクトとなります。
秋田市内のホテル、直売所や居酒屋、個人に販売してきましたが、品薄の状況でした。また市内の衣料品店の社長の依頼で和歌山の同業者の方へ原木なめこを送ったところ、以下のような嬉しいお言葉をいただきました。
- 「宅配便の箱を開けたとたんに「森の香り」「木の香り」がし、口の中へ入れたところ奥深い味がして満足感でいっぱいであった。」
- 「初めてなめこを食べ秋田の方々はこんなに美味しいもの食べているのか?」
- 「毎年送ってくれ!!」
このようなお言葉をこれからもいただけるように邁進してまいりたいと思います。
■3,000円の支援で
■5,000円の支援で
■10,000円の支援で
■20,000円の支援で
■50,000円の支援で
■100,000円の支援で
10月21日 公開 プロジェクト開始
10月23日 秋田朝日放送「サタナビ」にて本プロジェクト、事業紹介
11月21日 終了
「楽しく生きがいを持って働ける場を作りたい!!」
私が週末に過ごす北秋田市阿仁地区は急速に高齢化が進んでおります。高齢の方々を含め働ける場所も限られております。
原木の伐採や運搬は若い方々や職人の方にお願いしても、植菌作業や収穫は高齢の方々でもこれまでの経験を生かし働けると思います。
その方々に働く場所や生きがいを見出したいと思っています。
故郷の山林を活用し地域の方々に「楽しく働ける場所」を提供したい、そのためのプロジェクトにご支援をお願いいたします。
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