師走を迎え、何かと慌ただしい時期になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?今年は例年になく暖かい日々が続き、年末の寒さが和らいでいます。公園では、晩秋の名残りを感じさせる落ち葉が穏やかな風に舞い、冬の訪れを穏やかに彩っています。この温暖な気候のおかげで、屋外での活動もより楽しむことができそうです。今回は2023年の年末の挨拶も兼ねて、直近の活動について皆様に報告させていただきます!重大報告もあるので、ぜひ最後までご覧ください!前回の活動報告はこちら:『ITAKOリバーフェス2023』でLift eFoil体験会とトリックスキー大会を実施しました!◇鹿嶋市で小学生向けの水上スキー体験イベントを開催しました!茨城新聞に取り上げていただいたので、転載します!(元記事)========================茨城県鹿嶋市津賀のいきいきゆめプールで3日、水上スキー体験会が開かれ、市内の小学校に通う1~4年の児童23人が水上アクティビティーを楽しんだ。体験会は水上スポーツの普及などに取り組むSleekWater(東京都)が主催。神栖市などを活動拠点とする水上スキー部の学生がサポートした。この日の体験は、屋内の温水プールでロープを巻き取るウインチを使って行われた。ライフジャケットを着用した児童たちは、U字や2枚の板を履き、板とつながったハンドルを握って水上スキーに挑戦。体験前に不安そうな表情を浮かべていた児童も、慣れてくると歓声を上げながら爽快感を味わった。参加した鹿島小4年の石毛隆心君(9)は「座った状態から立つのが難しい。最初は怖かったけど、慣れると楽しかった」と笑顔を見せた。========================◇ウインチケーブルを用いて市営プールで実施上記の動画をご覧いただくとわかると思いますが、今回はボートではなくケーブルを用いてスキーヤーを牽引しました。今回用いたのはウインチケーブルという機材で、私たちがこのクラウドファンディングによって集めた資金で購入した2マストケーブルシステムよりもさらに簡易的なケーブルシステムです。以下が実物の画像ですが、ご覧の通りバッテリーと固定する場所さえ確保できれば、市営プールなどでも簡易的なケーブルシステムを構築することができることが強みです。欠点としては、体験するたびにロープを人力でスタート地点まで戻す必要があるため、効率が悪いという点が挙げられます。実際の運営方法としては、プールを2面に分割し、片方では水上スキー体験を、もう片方では鹿嶋ライフセービングチームによる水辺の安全教室を実施しました。当日は前後半の2部制で、総勢23名の小学生と保護者の皆さまにご参加いただくことができました。そして参加した小学生には、体験後にシンプルなアンケートに回答してもらいました。その結果、なんと満足度は脅威の100%を達成しました!笑保護者の方や鹿嶋市役所の担当者の方からも非常に好評をいただき、ぜひ定期的にやっていただきたいというお話までいただきました。好評をいただいた背景には、水上スキー体験だけでなく水辺の安全教室も同時に開催したことで、ただ楽しいだけでなく勉強になったということが大きいと感じています。水辺の安全教室では、鹿嶋ライフセービングチームが趣向を凝らし、保護者参加型でとても楽しく盛り上げてくれたことが嬉しかったです。この場を借りて感謝させていただきます!◇首都圏初のケーブルパーク建設とこれからのことさて、このように大成功に終わった今回の水上スキー体験ですが、これももちろん私たちの最終目標である『首都圏初のケーブルパーク建設』に向けた通過点として捉えております。ケーブルパークを建設するには、どうしても行政との連携が必要不可欠です。そのための足がかりとして、今回用いたウインチケーブルや皆さまのご支援で購入した2マストケーブルを活用してこのような地域密着型のイベントを開催しています。今回はそのような意味で、ひとつ大きな実績を作ることができました。そしてもう一つ、私たちにとって大きな進捗がありますのでそれも合わせて共有させてください!なんと…私たちが携わるケーブルパークが、来年4月に福岡でオープンすることが決定しました!!!この活動を始めて2年と少し、ついに日本に新しいケーブルパークが誕生します!首都圏ではありませんが、福岡の中でもアクセスの良い場所にできる予定ですので、ぜひオープンしたら足を運んでいただきたいと思います。今はまだそれ以上の詳細はまだお伝えできないことがもどかしいのですが、次回皆さまにきちんと報告できることを楽しみにしています。少し長くなってしまいましたので、今回の活動報告はここまでにします!皆さまどうか良いお年をお迎えください。また元気なお姿でお会いできることを楽しみにしています!次回の活動報告もお楽しみに!=======================株式会社SleekWaterとして今後さらなるムーブメントを巻き起こすべく、一緒にケーブルパーク事業を始め日本の水上スポーツを前に進めるための仲間を募集しています!メインで活動するメンバー以外にもたくさんのスポットメンバーがいて、それぞれの持ち味を活かしてSleekWaterを手伝ってくれています。手伝ってくれるメンバーに対しては自分たちも全力で報いたいと考えているので、ぜひ気軽に連絡をいただけるととっても嬉しいです!
秋の訪れを感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?木々が色づき始め、心地よい風が吹き抜ける季節となりました。水辺では、夏の賑わいが落ち着き、静かな湖や川が美しい風景を描いています。この穏やかな時期も、水上スポーツは魅力的なアクティビティとして多くの方々に楽しまれていることと思います。前回の活動報告はこちら:広島空港で今後の水面活用に向けた実証実験を行いました!◇茨城県潮来市で開催された「ITAKOリバーフェス2023」「ITAKOリバーフェス2023」は、茨城県潮来市で開催される水辺のスポーツと文化を楽しむ地域密着型のイベントです。今年が記念すべき第一回目の開催となり、2023年9月23日(土)から24日(日)にかけてウェイクボード・ウェイクサーフィン・水上スキーの大会、フードフェス、マルシェ、水上体験イベントなど、多彩なアクティビティで大盛り上がりでした!現在は次回以降の開催に向けてクラウドファンディングプロジェクトを実施中ですので、ぜひご支援の程よろしくお願いいたします!プロジェクトページ:水郷潮来を水辺で集う街潮来へ!街の活力を取り戻すイベントへ向け◇Lift eFoil体験会とトリックスキー大会を実施今回私たちは「ITAKOリバーフェス2023」とご縁をいただきまして、Lift eFoilの展示および体験会を実施しました。イベントに参加されていたウェイクボーダーやサーファーの中には、初めてeFoilを体験する方も多く、新しい水上スポーツとして多くの方々に興味を持っていただけました。また、私たちの後輩である大学生水上スキーヤーたちが参加するトリックスキー大会もSleekWaterが主導して開催しました。普段潮来で練習している法政大学をはじめ、早稲田大学や明治学院大学の学生も参加し、ウェイクボードと水上スキーでイベントを大いに盛り上げました。普段はあまり関わることのないウェイクボードと水上スキーですが、今後これらの水上スポーツが一緒に潮来市を盛り上げていくことを願っています。◇ケーブルパークと水上スポーツの普及活動私たちは、創業当初からの目的である首都圏初のケーブルパーク建設という長期的な活動を進める傍らで、前回の三原市や今回の潮来市のイベントのような地域活性化に寄与する活動にも熱心に取り組み、日本の水上スポーツの普及をリードしていきたいと考えています。これからもっと多くの方々に水上スポーツを楽しんでいただけるよう、様々なイベントやアクティビティを今後も企画していきますので、今後とも温かいご支援とご声援をどうぞよろしくお願いいたします。次回の活動報告もお楽しみに!=======================株式会社SleekWaterとして今後さらなるムーブメントを巻き起こすべく、一緒にケーブルパーク事業を始め日本の水上スポーツを前に進めるための仲間を募集しています!メインで活動するメンバー以外にもたくさんのスポットメンバーがいて、それぞれの持ち味を活かしてSleekWaterを手伝ってくれています。手伝ってくれるメンバーに対しては自分たちも全力で報いたいと考えているので、ぜひ気軽に連絡をいただけるととっても嬉しいです!
炎暑の夏が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?海の音が聞こえてきそうなこの時期、水辺での涼しさを求める方も多いのではないでしょうか。台風の影響も気になるところですが、こうした季節だからこそ、水上スポーツの魅力が引き立ちますね。前回の活動報告はこちら:https://camp-fire.jp/projects/515924/activities/436376◇私たちが支援しているケーブルパークの開業時期について前回の活動報告では『まだ詳細を明かすことができないのですが、今後の取り組みの一つとして、来年の夏頃に日本のとある場所でケーブルパークが開業する予定があります。』と書きましたが、実はあれから色々ありまして、ケーブルパークの施工が大幅に遅れておりました。その主な理由はケーブルパークの安全性や許認可に関して、行政や管理団体とのやりとりでストップがかかったことです。その交渉の席に着いていたのは施工を担当している私たちの協力企業でしたが、私たちもケーブルパークの安全性について国内外の事例などを集め、マニュアルを作成するなど尽力していました。そして今月、ようやく施工開始の見通しが立ち、これから本格的なスタートを迎えようとしています。皆さまにも早く詳細をお伝えしたいところですが、本件の情報解禁についてまだ許可をいただいていないので、もう少しお待ちください!ちなみに場所は首都圏ではありませんので、私たちの最終目標である首都圏でのケーブルパーク建設への旅はまだまだ続いていきます!◇私たちの新たな商品『eFoil』前回の活動報告で皆さまに『eFoil』という最先端の水上スポーツをご紹介させていただきましたが、私たちは新たにeFoilを世界で初めて商品化したプエルトリコのLift社のeFoilの国内販売代理店となりました!Lift社 ホームページ:https://liftfoils.com/jp/efoilこれにより、私たちSleekWaterはただケーブルパークプロジェクトを行うだけに留まらず、水上スポーツ専門商社としての一歩を踏み出すことになりました。そしてそれにともない、これまでは合同会社として活動しておりましたが、株式会社への組織変更も行いました。私たち自身がプロダクトを作ることは未だ考えていませんが、私たちだからこそ知っている情報を生かすことで、水辺を活用したい企業や団体に対して適切なソリューションを提供していきたいと考えています。eFoilやその他の水上スポーツに興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声掛けください!◇広島空港での今後の水面活用に向けた実証実験8月10日(木)〜11日(金)の二日間で、広島県三原市にある広島国際空港横の用倉新池にてSUPとeFoilを使った水面活用の実証実験を行いました!実証実験にはプロジェクトリーダーの新谷の他、三輪、布野、鶴木とスポットメンバーの安藤も参加して、水上での新しい風景を楽しみました。実証実験の目的は「用倉新池における水面活用の可能性を明らかにすること」。用倉新池は農業用のため池で、これまで一度として水面を活用したアクティビティを行ったことがありませんでした。そこで今回の実証実験は、関係者のみで安全性や環境への影響の検証を入念に行い、次回以降の実証実験に繋げる目的で実施されました。当日は三原市役所の職員や広島国際空港の社員、広島エアポートホテルの社員の方々にも足を運んでいただき、実際に私たちがSUPやeFoilを体験している姿を見ていただきました。またなんと三原市長の岡田さんもお忙しい中見にきてくださり、驚くべきことにeFoilを体験していただくこともできました!次回の実証実験では三原市民の皆さまからSUPやeFoilといった水上アクティビティの参加者を公募し、需要や動線の検証を行いたいと考えています。本実証実験において、市長をはじめとする三原市役所、広島国際空港、広島エアポートホテル、その他多くの方々から非常に多くのお力添えをいただきました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!!左から鶴木、布野、三原市長、新谷、三輪、安藤さてさて、今回の私たちの活動報告は以上となりますが、最後に皆さまにもう一つお知らせしたいことがあります!実はコロナや戦争といった社会情勢の影響により、学生水上スキーはここ数年窮地に立たされています。その中で今回、9月に行われる2023年度全日本学生水上スキー選手権(インカレ)のライブ動画配信を巡って、私たちを育ててくれた全日本学生水上スキー連盟がクラウドファンディングを実施しています。現在達成率66%ですので、どうか皆さまの温かいお心を本気で水上スキーに取り組む学生に傾けていただけないでしょうか?ご支援は以下のプロジェクトページからお願いいたします。プロジェクトページ:インカレを全世界にライブ配信したい!!それでは、また次回の活動報告でお会いしましょう!=======================株式会社SleekWaterとして今後さらなるムーブメントを巻き起こすべく、一緒にケーブルパーク事業を始め日本の水上スポーツを前に進めるための仲間を募集しています!今回三原市の実証実験に参加してくれた安藤の他にもたくさんのスポットメンバーがいて、それぞれの持ち味を活かしてSleekWaterを手伝ってくれています。手伝ってくれるメンバーに対しては自分たちも全力で報いたいと考えているので、ぜひ気軽に連絡をいただけるととっても嬉しいです!
気づけば街はクリスマスの飾りつけ一色となり、ウォータースポーツとは相性の良くない季節がやってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?前回の投稿ではドイツでのケーブルパーク修行についてお伝えしましたが、今回は日本の南端・沖縄で体験した最先端マリンスポーツ『e-Foil』と今後の取り組みについて報告いたします!◇SleekWater沖縄出張の概要期 間:11月25日(金)〜27日(日)滞在地:那覇市、金武町 他目 的:HYDRO STAR社との打ち合わせ、経営合宿今回の出張にはSleekWaterメンバーの三輪・本間・布野に加え、小嶋・益永・安藤といった後輩らも参加してくれました!後輩の3人はそれぞれ水上スキー部出身で、いつも困った時にスポットでSleekWaterを手伝ってくれています。11月末の沖縄はまだまだとても暖かく、日中は半袖半ズボンでも汗ばむことがあるくらいでした。そして幸い天気にも恵まれ、とても実りの多い沖縄出張となりました!撮影=布野遼太◇HYDRO STAR社と『e-Foil』今回の出張の目的はHYDRO STAR社との打ち合わせがメインでした。HP:https://hyd-project.com/Instagram:https://www.instagram.com/hydro.star/HYDRO STAR社は『e-Foil』という最先端マリンアクティビティの体験事業をはじめ、テントサウナやバレルサウナを用いたリラクゼーション事業、フライボードなどを用いたショー・イベント事業を手がける沖縄の会社です。初めての出会いは今年4月に横浜で行われたジャパンインターナショナルボートショーに遡ります。布野が知り合いに誘われて訪れ、元々興味のあったe-Foilのブースに立ち寄った際に声を掛けて下さったのがHYDRO STAR代表の安部さんでした。e-Foilの説明を受けているうちにウォータースポーツ繋がりでケーブルパークの話になり、話の中で次々と話と人が繋がっていき、今後一緒に取り組みができたら面白いということで沖縄にご招待いただきました。それから半年以上が経過してしまいましたが、ようやく先週末沖縄にて打ち合わせをすることができました!今回、私たちは特別にe-Foil(+サウナ)を体験させていただけることになりました!ちなみにe-Foilとは、ハイドロフォイル(水中翼)に電動モーターを取り付けることで、風や波が無くても手元のリモコンで操作しながら海上をクルージング出来る新しいマリンアクティビティのことです!(ほぼ空飛ぶ絨毯!)体験当日の様子は布野が動画にまとめてくれたので、実際に『e-Foil』がどのようなものなのか、ぜひその目でご覧ください!◇今後の取り組みまだ詳細を明かすことができないのですが、今後の取り組みの一つとして、来年の夏頃に日本のとある場所でケーブルパークが開業する予定があります。そしてHYDRO STAR社との取り組みは、主にその新たに開業するケーブルパークで行っていこうということで今回話が進んでいます。実はHYDRO STAR代表の安部さんやメンバーのカイト君はショー水上スキー(水上を滑りながら人間ピラミッドを作ったり…!)をプロデュースしたこともある凄腕のイベント企画者で…情報が解禁された暁には皆さまにはいち早く詳細をお知らせしますね!!また、SleekWaterとしても今後さらなるムーブメントを巻き起こすべく、一緒にケーブルパーク事業を始め日本の水上スポーツを前に進めるための仲間を募集しています!今回沖縄出張に参加してくれた小嶋、益永、安藤の他にもたくさんのスポットメンバーがいて、それぞれの持ち味を活かしてSleekWaterを手伝ってくれています。手伝ってくれるメンバーに対しては自分たちも全力で報いたいと考えているので、ぜひ気軽に連絡をいただけるととっても嬉しいです!HYDRO STAR × SleekWaterさてさて、おそらくこれが年内最後の活動報告になると思います。これからも寒い日が続きそうですが、皆さまどうかお身体にお気をつけて、良いお年をお過ごしください!引き続きよろしくお願い申し上げます!
夏が終わり秋の涼しさを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回はタイトルにもある通り、SleekWaterのメンバーである本間が9月中旬に体験したドイツでのケーブルパーク修行について皆さまに報告させていただきます!◇ 修行の概要期 間:9月8日(木)〜9月14日(水)訪問先:WAKEPARK BROMBACHSEE(ドイツ、アプスベルク)目 的:ケーブルパークの運営に関わる業務を体験するこの期間はドイツでは夏休みの終盤にあたり、毎日数多くのお客さんが訪れる中で私は施設のスタッフの一員として様々な業務を体験させていただきました!朝は鳥のフン掃除から始まり、オペレーターや日々のメンテナンスといったケーブルシステムに関わる業務はもちろんのこと、チケットの販売や道具の貸し出しなど接客も一通り体験したことで、ケーブルパーク全体の1日の動きをよく理解することができました。私はドイツ語は全く話せず英語すらもおぼつかないのでコミュニケーションには苦労しましたが、ケーブルパークのスタッフをはじめ出会った人々がとても優しく対応してくれたおかげで、大きな問題もなく無事に1週間の修行を終えられました。法被を日本から持参し、覚えてもらうために毎日着用していました!◇ 具体的な業務内容・フルサイズケーブルの操作責任者(オペレーター)・チケットやグッズの販売、道具の貸し出し担当者・2マストシステムを用いた初心者向けプログラムの補助・営業後に毎日行うフルサイズケーブルのメンテナンス・ケーブルパーク全体の片付け、掃除・ピットやジブの整備 etc...私はドイツに訪れるまでに兵庫県のコーラルパーク(日本で唯一のケーブルパーク)でスタッフとして1週間ほど手伝いをさせていただいた経験があり、事前知識が少しある状態で始まったためそこまで苦労することはありませんでした。とはいえ一歩間違えると怪我に繋がるような判断を瞬時に下さねばならない場面も多々あるため、常に安全に注意を払うように現地のスタッフからは口すっぱく言われました。特にドイツのチケットシステムは先進的で、初めて利用する人にはICチップ入りのリストバンドを渡し、そのリストバンドで利用時間や顧客情報を管理していました。またドイツ国内には80箇所を超えるケーブルパークがありますが、どこでもリストバンドは共通で利用できるため、相互の送客にも繋がっているようです。他には、2マストシステムを初めて体験できたことや毎日のメンテナンスを勉強することができたのはとても良い経験となりました。フルサイズケーブルのスターティングドック◇ 修行の総括今回の修行で一番驚いたのは、ドイツではケーブルシステムを用いた水上スキーやウェイクボードが一つの文化として根付いていたことでした。ケーブルパークの一般客向けのオープン時間は昼の12時からで、午前中はというとほとんどが10~20人程度の団体客の予約で埋まっていました。団体客は、あるときは複数の家族のグループ、あるときは近所の保険会社の従業員たち、あるときは学校のクラスメイトと、日本では考えられないほどケーブルパークが人々の憩いの場となっていることを肌で感じました。私たちの目的はケーブルパークを首都圏に作ることですが、同時にケーブルパークそしてケーブルシステムを用いたスポーツを日本の文化として普及させる必要があるのだと、改めて実感して身の引き締まる思いです。このプロジェクトを始めた頃は、まさか自分がケーブルパークの本場であるドイツに赴いて、そこのスタッフの一員として業務を体験できる日が来るとは考えてもいませんでした。今回のドイツ修行は大変お世話になっているSEアミューズメント社のご厚意で実現したものですが、そのご縁が繋がったきっかけはクラウドファンディングを見てくださったことでした。ご支援くださった皆さまがいなければSEアミューズメント社の目に留まることもなかっただろうと考えると、皆さまには感謝以外の言葉が浮かびません。今回のドイツ修行では、ここにはとても書ききれないほどたくさんの経験を積ませていただきました!行きの飛行機で乗り継ぎを間違えて予定より20時間も長い旅をしたことや、アウトバーンの運転で人生最速の210km/hを体験したこと、戦争の影響でガソリン代が300円/ℓ以上だったこと。ケーブルパークスタッフたちの派手な水上飲み会に参加したこと、ステフェン・ワイルドのWild Wakeparkも視察に行ったこと、一番良くしてくれたスタッフの友達に法被をあげたこと。カリー・ブルストというB級グルメが美味しかったこと、ローテンブルクという街がとても綺麗だったこと、ミュンヘンを電動キックボードで走り回ったこと。ぜひまたゆっくりと皆さまにご報告できる機会を楽しみにしています!今後も実証実験をはじめ、定期的に活動報告を投稿していきますので、皆さまどうか楽しみにお待ちいただけると幸いです!それでは、また次の活動報告でお会いしましょう!引き続きよろしくお願い申し上げます!