皆様、ご無沙汰しております。
子猫の命を繋ぐプロジェクトでご支援いただいき達成した金額は、手数料などの諸費用を差し引きユーロへ換算した結果、1857,64ユーロとなりました。
すぐに保育器の注文をする予定だったのですが、購入予定のものが売り切れとなっており、新たに同じ商品のリサーチをすることになりました。予定金額を上回るものしか見つからず、予約注文をするも(海外へ発注)戦争関連の流通の遅延などで入荷の見通しがつかずキャンセルとなってしまいました。
その後もリサーチを続け、ようやく5月中に必要機器が入荷する見通しがつきましたのでご報告させていただきます。
こちらは温度、湿度の管理ができる保育器で、自分で体温調節のできない子猫を最適の温度、湿度下で保護できる装置です。子猫は複数匹入れることができる大きめのものとなります。
上記の保育器の湿度を調節するために取り付けるネブライザーです。
そしてこちらが酸素を最高93%まで濃縮できる酸素濃縮器です。空気の酸素の濃度を濃縮するため、酸素ボンべのように消費を気にせず使用できます。この装置から保育器に酸素を送り込むことができるので、呼吸器系に問題のある子猫の症状を和らげ肺を休ませて回復を期待することができます。
それぞれの金額の内訳は下記の通りとなっており、予算を少しオーバーしてしまいましたが、今後の保護活動に幅が出て問題を抱えた子猫をより多く受け入れケアすることが可能になりました。
入金金額 1857,64ユーロ
保育器 1537ユーロ
ネブライザー 120ユーロ
酸素濃縮器 338ユーロ
バランス ー138,36ユーロ
これも一重に皆様のご支援のお陰で実現することができ、感謝の気持ちで一杯です。
しばらく活動報告が途絶えてしまっておりましたが、保護活動が怒涛のように続いており報告が遅くなってしまった事をお詫びいたします。
40匹の地域猫の避妊去勢はほぼ終了しメス1匹、オス2匹を残すまでになりました。保護した猫のうち半数の20匹は里親さんを見つけ幸せに暮らしています。
それ以外の依頼の避妊去勢も15匹完了。こちらは今後も続いていきます。
現時点では、生まれたてで遺棄された子猫3匹の飼育をしながら(やっと1ヶ月齢になりました)子猫保護のサポート3件、里親とのマッチング6件、遺棄された緑内障のペルシャ猫の目の治療、四肢が麻痺した子猫の治療、リハビリなどを行っています。
猫の出産シーズンが到来種、子猫の保護依頼が毎日のように入ってきます。1匹でも多くの猫の命を救うことができるよう今後も活動を続けていきます。