こんにちは!
いつもお騒がせしております、baneshのハルカです。
今回は少し落ち着いて(いつもバタバタと失礼します!笑)、baneshの現在地についてお話ししようと思います。
baneshの現在地
2020年、奇しくもコロナと同時にスタートした、アパレルブランドbanesh。先日の7月25日で、なんとか2周年を迎えることが出来ました。3年目に突入です。
4度のクラウドファンディング、全国移動販売、POP UP イベントなど、お客様に支えて頂きながら、何とかここまでやってきました。関わって下さる全ての方に、心より感謝申し上げます。
そして今。実は、大きな舵を切ろうとしています。「新規事業」を準備中です。
詳しくはまだお話し出来ないのですが、、少しだけ触りをお伝えすると、、私の夢である「アパレルの、大量生産と大量廃棄の世界線を終わらせる」を、アパレルとはまた別のベクトルから攻めていこう、というものです。
チームで動いており、日本側での調整、バングラデシュ側での調整を、少しずつ進めています。(ゆえ、なかなか出国できない、というもどかしさもありますが、まあ落ち着け自分。)
もちろん、今後もアパレル事業は続けます。通称キムタク事件を巻き起こした、バングラ人ビジネスパートナーの「Mr.パ」は、前の会社を畳んだあと、人生の再スタートを切り、現在は縫製工場を建設中です。彼の工場でウチの商品を生産することになります。経験豊富で、日本人の求める品質を知り尽くした彼。ゆえ、今後は、安定して高品質な商品をお届けできることになりそうです(長かった...でも油断は禁物...)。
新規事業については、正直、進行スピードが遅いです。亀もビックリ。何てったって初めてのことを始めるので、暗中模索状態です。チームの中には経験者もいますが、舞台がバングラとなると、ハナシが変わってきます。現地法人の立ち上げ方から、現地人の雇用の仕方、商材の調達の仕方、、何もかも手探り状態です。何度も打ち合わせをしていますが、「あれ? 結局、さっきの打ち合わせって1ミリも前に進んでないよね?」なんてことも。
目に見える進捗が得られないことも多く、精神状態はずっとフワッフワしてます。その日の内に片付けるべきタスクがなく絶望的な朝を迎えることもあれば、やることが一気に押し寄せてパニック状態に陥ることも。時給に換算すると、0円の時もあれば10,000円以上の時もある、そんな博打的な生活をしているのが現実です。
...気付けば、私も今年で33歳。周りの友人達の様子を見ると、幸せな家庭を築く子もいれば、バリキャリで全国飛び回っている子もいる。どうしても相対評価をしてしまい、自分の惨めな様子に悲観して焦って。。不安で不安でどうしようもなく、夜な夜な深酒してしまう、というアル中のような日々を過ごすこともあります(笑)。
辞めようかな。何度も考えました。
こんな惨めな思いしてまで続ける意味って、あるのかな。こっちの選択は、正解だったのかな。
いつも考えてます。
でもまあね、結局ね、やり続けるんですよ。だって、この選択肢を、「正解にすれば良い」。
現行のアパレル事業も、新規事業も、「あ〜、やってて良かった〜。正解だった〜。」って言えるように、動いて行くんです。動いていくしかないんです。それに、新規事業に関しては、バングラデシュ総人口の半分、1億人の人達を、確実にボトムアップすることが出来る。
やるんです。ただただ、やるんです。バングラの人達のために、そして結局は自分のために。それが、私のやりたいことだし、「好き」なことだから。好きは論理を超える。
そんな訳で。
バタバタしながら、フラフラしながら、蛇行運転ではありますが、確実に前を向いて進んでいます。長い長い1本道の、スタートラインに限りなく近い場所、そこがbaneshの現在地なのかも知れません。でも、少しずつではありますが、進んでいます。進んでいるんですよ。
この終わりなき道を、旅を、これからも一緒に進んでいって下さると、とても嬉しいです。高ければ高い壁の方が、登った時に気持ち良いということを、少しだけ知っているので。ついて来て下さい。
「夢を叶えた」という実績をつくる
こんな私でも、後輩(現役学生や中高校生)から相談されることがありまして。
中には、泣きながら相談してくる子もいるんですよ。その度に、彼ら彼女らを勇気付けてきました。大丈夫、何とかなる、未来は明るい、って。
でも、そんなこと言ってるヤツ(=私)の実態は、バタバタ&フラフラしてる、、って、説得力のカケラも、何もないじゃないか。
突然えなりかずきが発動しましたが、実際、そんなヤツの説得力は、ない。
今まで相談してきてくれた子達の、希望になりたいんです。「夢を叶えた」という実績をつくりたいんです。大きい夢、小さい夢、夢は次から次へと出てきます。差し当たり、目下の夢は、新規事業をさっさとスタートさせること。まずはそこに向かって走っていく。そして、「みんな! 未来は本当に明るいよ! ついて来い!」って言いたい。
私には、前を走り続けている先輩が沢山います。その先輩達の存在があるから、絶望的な目覚めを迎えた朝も何とか立ち上がれるし、多忙でパニック状態に陥る時もなんとか落ち着いてタスクをこなせるんです。
前を走り続ける人になる。いまこの状態の私にとっては烏滸がましい夢かも知れませんが、何とかそこまで、まずは、進んでいきたいと思います。そしてこれが、何かしらのカタチで恩送りになると思うから。
明るい未来を信じて
ちょっと前に流行った「FaceApp」というアプリ、自分の顔を若返らせたり歳を重ねたり出来るんですが、、ほんの出来心で試してみたんです。
30年後の自分、、を。
すると、どうしたことでしょう、劇的Afterが待ち受けており、、私の顔はまるで「鉄の女 サッチャー」のようでした。衝撃的ではありましたが笑、想像以上に凛とした顔をしており、何と言うか、はい、これからの人生がより楽しみになりました。
それに、「ああ、このまま前を見て、信じて進んで行けば、私の未来は確実に明るいな」と悟りました。(都合の良い解釈をするのは、私の特技です。あしからず。)
そう。明るい未来を信じて、進んでいこうと、改めて決意をしたのです。ゆえ、こんなに長〜〜い文章をしたためてしまいました笑
ここまでお読み頂き、有難うございます。
冒頭でも申し上げましたが、関わって下さる全ての方、いつも本当に有難うございます。まだ夢と希望しかない banesh ではありますが、これからも一緒に進んで行きましょう。ついてきて下さい。
タイトルに載せた写真、是非じっくり見てみて下さい。これは、バングラデシュ首都ダッカの「オールドダッカ」というエリアにある、ブリゴンガ川の夕陽です。写真がポンコツで恐縮なのですが、この夕陽が美しくて...初めてバングラデシュに足を踏み入れた時、この夕陽を見て移住を決意しました。
移住後も、日々いろんな珍事件が舞い降りてきますが、落ち込む度にブリゴンガまで行き、夕陽を眺めては大粒の涙を流し、、ということを何度も経験しました。バングラの夕陽は、全てをチャラにするパワーがあるんです、きっと。そんな特別な写真を、皆さんにもシェアさせて頂きますね。
混沌と彩りの、バングラデシュ。きっと私はこの国に、心底惚れ込んでいるですね。いまはまだ片想いかも知れませんが、振り向いてくれるまで諦めませんよ。(さそり座の女)
明るい未来を信じて、一緒に、前に進んで行きましょう。
banesh 飯塚 はる香