サクセス達成しました!
皆様、応援頂き、まことにありがとうございました!
材料の紫宝梅が届きました。箱を開ける前からいい香りがしていて「香り高い梅酒になりそうだな」と期待感が高まりました。
今年の生産数量は「1400kgを下回るかな?」くらいだそうです。
さっそく梅酒にしました。まずは梅の状態をチェック。みかんと同じですが、箱の下のほうは重さでつぶれてる事があります。そういうのは輸送中に腐っちゃうので全部とりだして1つずつ確認を。
ついでに星をとります。星は実が枝についていた部分で、ココだけ実ではなく樹皮なので「梅酒につけるとエグみになる」などと言う人がいます(ほんとかどうか知りませんよ。多分変わらないと思いますが)。とらなくていいかなとか思いつつ、なんとなくいつもとっています。
取る時は竹串だと10個くらいで串の先端がつぶれます。結構な本数串を使わないといけないのでBBQ用のステンレスの串が便利です。
ポロンと取れるので意外と楽しいです。
(スーパーで売ってる梅は流通経路が長いせいでしょう、星のあるくぼみの部分がカビてることが多いです。カビが混入すると腐造するので 星はとってもとらなくてもいいですが、家庭で作るときも1個ずつチェックしたほうがいいです)
酒造免許を持っていると95%のアルコール(スーパーで売ってるホワイトリカーの薄める前のヤツ) が使えるのでカビを胞子ごと殺菌できるので腐造することは無いです。
▲ステンレス串ととった星 ピンボケ 小さいので撮影が難しいです。
腐造の防止としては「丁寧に水洗いすること」も大事です。汚れと一緒に菌やカビとその胞子を洗い流してしまえるので大部分これで除去できます。食品衛生学の基本は殺菌の前の洗浄。丁寧に洗うというのは意外とばかにならないです(水に次亜塩素酸ナトリウムを入れるとなお良いです)。
クックパッドなんかの梅酒の作り方には「果汁が出やすいように竹串で穴をあける」というのが書いてありますが、ウチではやりません。穴を開けなくても浸透圧でエキスはでるし、穴から果肉が出てくるので細胞壁が澱になってにごります。
▲ビン底にたまっている澱。 微細粉末なので取り除くのが大変
昔はやったんですけど、穴を開けるよりも澱を除く手間の方がが大変でこりました。
水洗いした梅を計量です。8Lビンに2.5kgとアルコールを5L入れています。これで7.5Lくらいになるので収まりが良いです。
▲完成 梅たっぷり
つけたばっかりなので透明ですが、一晩もすれば皮の紫の色素が溶けて紫色になるはずです。その後果汁の酸で赤くなっていくのでしょうか?変化が楽しみです。