▼イベント概要
名称:三陸なう
開催日程・場所:2017年12月9日(土)~10
日(日)@上野公園
主催:一般社団法人 大船渡津波伝承館
運営:学生団体ToKu内 三陸なう事務局
協力:有限責任監査法人トーマツ
協賛:富士通株式会社・株式会社アキュレイト・株式会社PEACH 他
後援:気仙沼市・気仙沼商工会議所・釜石市 他
▼ご挨拶
みなさん、こんにちは。学生団体ToKu内三陸なう事務局です。
さて、東日本大震災から6年余りが過ぎ、各被災地域の復興も少しずつ目に見えるようになってまいりました。その中で私たち三陸なう事務局は、震災当初から東北・三陸地方を中心に、「震災からの学びを伝える」活動、復興支援といった活動を一般社団法人大船渡津波伝承館に主催いただきながら企画運営しています。そのイベントこそこの「三陸なう」です。
毎年冬にこのイベントを開催し、今回で4回目を迎えます。今では、気仙沼市や大船渡市、釜石市などの三陸の自治体の皆様からも応援いただけております(本年度のイベントにおいて後援いただいております)。今までは「震災の記憶を伝える」ことだけに集中してきましたが、3回にも及ぶイベント開催の中で、私どもは三陸の復興に真剣に取り組む人々や、魅力的な三陸地方の歴史・風土と触れ合う機会をいただきました。一方では、現地の方々との交流の中で、復興の難しさや現地の方々が感じている「支援」という言葉へ対する違和感などを目の当たりにしました。
この学びから私たちは、従来の「震災の記憶を伝える」活動を核として残しつつも、従来の支援という活動ではなく、「東京で三陸が好きな三陸ファンを生み出す」という私たちだからできる方法で、三陸の地域活性化や地方創生に参画する決意をいたしました。
本年の三陸なうは、私たちの新たな決意を形にする、私たちにとって運営企画体制を一から考え直した挑戦的なイベントとなります。
どうか、私たちの新しい挑戦に、みなさんもご参画ください。
一緒に東京・上野で新しい地方創生の在り方を探してみませんか?
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
▼このプロジェクトで実現したいこと
私たちは、次に2点を実現したいと考えております。
① 「三陸地方の魅力を伝え、様々な人々にこの地域を好きになっていただく。」
② 「東日本大震災で三陸地方が経験した“震災の記憶”を後世に伝え残す。」
①について、三陸地方で復興に真剣に取り組む人々や魅力的な歴史・風土と触れあい、三陸の良さをダイレクトに学ぶことができた私たち東京の大学生ができることを考えた時に、やはり「その良さを周りにどんどん伝えてゆくこと」なのではないかと思いました。
そこで、私たちはこのイベントを通して「三陸に対して能動的に動く」三陸ファンを増やすことを目標に掲げます。また、伝え方やそのプロセスを順次工夫することによって、三陸の地方創生の一助になると考えております。
②について、これは私たちが当初から目標に掲げているものです。自然の驚異や人間の強さ、また、自然の恵みといった、東日本大震災を通して人類が得た学びを風化させてはいけません。実際に、この震災の被災地には、過去の伝承によって命を取り留めた人が多くいます。そのため、震災の記憶を5000年先に伝承させることを目的としている「一般社団法人大船渡津波伝承館」からも初回から主催いただいております。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
このイベントは、2013年から「震災の記憶を継承すること」を目的に始まりました。そこから4年ほどイベントを運営する中で、私たちも多くのことを学びました。
その中で、一番大きかったことは「被災地:三陸」から「三陸という町」と意識が出来事からその街自体へ移っていったことだと思います。私たちは、ただ出来事を伝えるのではなく、“三陸という地域”を主体に、三陸の歴史や風土と一緒に、その一部としての震災を伝えてゆく必要があるのではないかと考えました。
これまでも、三陸を好きになっていただくという活動はしてまいりましたが、今年度のイベントは、より一層、もっと中心に近いところで「三陸ファン」を増やしていく。そのために、私たちは変化しなければなりません、これは私たちの挑戦でもあるのです。
この挑戦を成功させるためにも、このクラウドファンディングを成功させます。
▼これまでの活動
私たち三陸なう事務局は、過去にも3回「三陸なう」を開催しております。その中では、三陸の津波の記憶の伝承に努めてまいりました。
初年度は5000人ほどの規模でしたが、二回目には10000人、三回目には20000人と多くの方に、三陸と触れ合う機会を提供できたと思います。
また、そのなかで会場にずっととどまっていたくなるような、やさしい空間づくりができるようになりました。中には、今年もまた来たよと声をかけてくださるリピーターの皆様もいらっしゃるようなイベントづくりを行えているのは、私たちの誇りでもあります。
このやさしい雰囲気は、私たちが三陸で経験した雰囲気そのものだと考えています。
▼資金の使い道
このクラウドファンディングを通して集めたお金は、基本的に会場施工や会場内での催しの予算として使用いたします。
イベント会場をより居心地の良い、三陸を深く知っていただける空間にするためにも、皆様のご協力をお願いいたします。
▼リターンについて
◆サンクスレター
運営より手書きの御礼のお手紙をお届けします。
◆三陸なうオリジナルステッカー
三陸なうのロゴをあしらったオリジナルステッカーをお届けします。
◆ポストカード
運営が三陸の地で撮った写真を利用したポストカードをお届けします。
◆イベント報告書
本年度のイベントの報告書をお届けします。
◆三陸なうオリジナルTシャツ
イベントで運営が着用するものと同じ特別デザインのTシャツをお届けします。
◆三陸なうオリジナルマグカップ
三陸なうのデザインチームが三陸をイメージして仕上げたオリジナルデザインのマグカップをお届けします。
◆セレブレーションパーティ招待
本年度の三陸なうの事後報告会へご招待いたします。
▼最後に
私たちは、このイベントにおいて次の2つを達成いたします。
①「三陸地方をより深く知る三陸ファンを増やす」
②「三陸での震災の記憶を伝承する」
私たちは、この二つのことを達成することを通して、
三陸地方の地方創生の一助となる活動を推進していきます。
この一連の活動は、三陸地方にとどまらず、日本全国で叫ばれている地方創生の在り方に一石を投じ、これからの日本を形作る活動の一つにしていきます。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る活動報告 その14
2017/11/24 20:18子供ブース担当の大石が、ラベンダーの魅力について語ります! -------------------------------------- 大船渡で作られたラベンダーを使用した匂い袋を自分で作ることができる体験イベントです! ラベンダーの生産は岩手県大船渡市。温暖な気候を生かして、末崎町の碁石海岸周辺で栽培されています。6月中旬から7月下旬には、その年に成育したラベンダーの穂つみが行われています。穂つみは体験の企画も毎年開催されていますので、ご興味のある方はぜひやってみてはいかがでしょうか✨ また匂い袋の布地にあしらわれた椿も、岩手県大船渡市で有名です。実はヤブツバキの北限が、ここ大船渡市なのです!市内には各所に椿が自生しています。また、碁石海岸周辺の世界の椿館では、様々な種類の椿が楽しめます。 今年のラベンダーは香りもよくたちます。ラベンダーの匂い袋でギュギュッと詰まった大船渡を是非感じてみませんか?〓✨ -------------------------------------- >>イベント当日のボランティアスタッフ募集中<<↓↓↓ご協力お願いします↓↓↓https://goo.gl/forms/HyHyc4JCnFXIS1N13 もっと見る
活動報告 その13
2017/11/24 20:16【あと15日】 本日は三陸なう事務局代表の川面が、子供ブースで用意させていただいている、ミニSLについて紹介します! -------------------------------------- こんにちは、子供ブースも担当しています、川面です!今日は子供ブース体験企画「ミニSL体験」について紹介します! 今回の三陸なうでは岩倉高等学校、そして芝学園高校に協力していただき5インチゲージの乗車体験コーナーを用意いたします! 三陸地方沿岸部を運行している三陸鉄道。この企画ではその三陸鉄道をモチーフにしたミニSLに乗車していただき、三陸沿岸部をまるで旅しているかのような雰囲気を味わっていただきます! 線路の周りにはさまざまな展示物を用意して、より旅の雰囲気を感じてもらいやすくなるような仕掛けを施します٩( 'ω' )و もちろん子供だけでなく、大人も体験出来るコーナーです。“ばっと驚く三陸の旅”に皆さん是非お立ち寄りください! -------------------------------------- >>イベント当日のボランティアスタッフ募集中<<↓↓↓ご協力お願いします↓↓↓https://goo.gl/forms/HyHyc4JCnFXIS1N13 もっと見る
活動報告 その12
2017/11/22 19:04本日は子供ブース担当の三島が、子供ブースで使う、雄勝石(おがついし)の魅力について語ります! -------------------------------------- 皆さんこんにちは! 子供ブースの三島です! 早速ですが皆さん、おがつ町という町は知ってますか? 宮城県石巻(いしのまき)市にある、海と山に囲まれた、美しく小さな町です。 電車が通っておらず、仙台駅から雄勝町まで車で1時間30分ほどかかり、山を越えた先にあります。 この雄勝町で採れる石が雄勝石です。 雄勝石は薄い層が何重にも重なった構造をしていて、純度が高いものは非常に綺麗な黒色をしています。 雄勝石は昔から書道のすずりや雄勝町では屋根の瓦に使われてきました。 そして、次に東京駅に行った時に見ていただきたいのですが、実は東京駅の屋根も雄勝石でできています! そんな雄勝町も2011年の震災の被害を受けました。 特に海に近い場所は甚大な被害を受け、雄勝石の採掘場も被害にあいました。 雄勝町の復興はまだまだ進んでいるとは言えない状況の中、雄勝石に携わる方々は0からこの7年間必死に雄勝石の復興に向かって努力されてきました。 そのような人々の思い、パワーがこもった雄勝石をアクセサリーにしよう!というのが今回の企画です! 是非、会場にいらっしゃって、三陸の、雄勝の魅力を持ち帰ってください! (写真は雄勝石復興プロジェクトさんが東京駅に展示なさっている、「輝き」です。こちらも是非ご覧になっていだきたいです。) もっと見る
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