
ベトナム独自のコーヒーフィルター「カフェ・フィン」について更新しました!
ベトナムにコーヒーが持ち込まれたのは19世紀頃だとされています。
当時ベトナムはフランス領の植民地でした。
そのフランスの影響を受けて、ベトナムではコーヒー豆の栽培が始まります。
コーヒーの飲み方も、もちろんフランス流です。
今でこそカフェ・フィンはベトナムコーヒーの象徴として語られることが多いのですが、
実はカフェ・フィンはフランスで伝統的に使われているコーヒーフィルターを
アレンジして作られたものなのです。
「フランスで伝統的に使われていたコーヒーフィルター」について調べてみると、
まさにカフェ・フィンにそっくり!
また、カフェ・フィンとは違い下皿がないものもあったようで、
フィルターとフィルター専用のグラスとが一対になっているものも使われていたようです。
ベトナムの主要な飲み物といえばかつては蓮のお茶でしたが、
フランスからもたらされたカフェ・フィンの浸透によって、
次第にお茶からコーヒーへと人々の消費や嗜好が移行していきました。
広くコーヒーがベトナム人に受け入れられたのは、
このカフェ・フィンのおかげなのかもしれません。

本文に使い方など載せてますので、ご覧ください。
是非、この「カフェ・フィン」を使って、
本格的なベトナムコーヒーを味わってみてください。



