みなさん、こんにちは!
僕は、認定NPO法人D×P(ディーピー)で
代表をしている今井紀明といいます。
僕は、2018年9月、標高3,000メートルの山々を7日間250km走る
チリのアタカマ砂漠マラソンに挑戦したいと思っています。
そして、このクラウドファンディングで集めた資金の8割を、
日本の高校生を支援するための取り組みに充てます。
以下、ちょっと長くなりますが
このチャレンジの背景について、お伝えしたいと思います。
僕は
「日本の若い人たちが自分の未来に希望を持てる社会をつくりたい」
という想いで2012年にD×P(ディーピー/Dream times Possibility)という
団体を立ち上げました。
僕がなぜそんなふうに思うようになったのか。
それは僕がそれまでに歩んで来た経験によるものでした。
僕は13年前、人質でした。
2004年の「日本人イラク人質事件」という事件を
覚えておられる方はいらっしゃいますか。
僕はその事件でイラクの武装勢力に拘束された日本人のうちの1人です。
無事帰国することができましたが、帰国後、マスメディアを通して、
「自己責任」
「税金泥棒」
「死ねばよかったのに」
という手紙や電話、メールが、僕のもとに多数寄せられました。
道端で後ろから殴られたり、暴言を投げかけられることもありました。
僕はうつ病/対人恐怖症になり、
家から一歩も出ずに引きこもりの日々を暮らしていました。
しかしそんな時に先生が気にかけてくれ、
その先生のすすめで大学に進学しました。
心から語り合える友人たちと出会うことができ、
少しずつ前向きな気持ちになれるようになりました。
そして、批判の手紙やメールを送った方の話も
聞きたいと思うようになり、全員に手紙を送りました。
正直な想いを手紙に綴ると、何名かの人からは返信がありました。
そのあと直接会った人もいました。
やりとりするなかで、「がんばれ」と言ってくれた人もいました。
会って対話するなかで、批判の言葉を寄せた方もまた、
さまざまなバックグラウンドを持っていて、
それぞれに苦しい想いを抱えているんだ、ということに気づきました。
僕は次第に、心を取り戻していきました。
そして復帰してから、僕は偶然、
通信制高校に通う高校生たちに出会いました。
不登校経験。
いじめられた経験。
発達・学習障害や、病気。
家庭的な背景。
様々な事情を抱え、様々な人から否定されてきた高校生ひとりひとりの話を聞くたびに、イラク人質事件後に帰国したときにたくさんの人からバッシングを受け、部屋のすべてのカーテンを閉めてとじこもっていた自分を思い返していました。
どんな事情を抱えていても、どんな環境に生まれても、
若い人が、自分の「これから」に希望が持てる社会をつくりたい。
僕は、当時勤めていた商社を辞め、
通信・定時制高校に通う高校生を支援する
NPO法人D×P(ディーピー)を2012年に立ち上げました。
高校生が自分の未来に希望を持てるようになるためには、
「人とのつながり」と「できたと思える経験」の
2つが重要だと考え、
「人とのつながり」をつくる授業「クレッシェンド」を開発。
これまでに関わった高校生は2,500人を越え。
現在は、大阪府内の高校の4割以上に「クレッシェンド」が導入されています。
そして、僕は2017年春、新たな挑戦をしました。
それは、世界最大級の砂漠を250km走るサハラ砂漠マラソンです。
1人で走っている気がしなかったサハラ砂漠マラソン
このCampfireのサイト上でサハラ砂漠マラソンへのチャレンジを
呼びかけたところ、183名もの方から
520万円の応援のお気持ちをいただきました。
そして僕は、2017年4月、
サハラ砂漠マラソンに挑戦しました。
永遠に続く砂漠。岩場。
仲間のリタイア。足の怪我。そして空腹。
3日目に足の裏の皮が破れ、夜に足の激痛に苦しみました。
精神的にもとても落ち込んだのを、よく覚えています。
もともと僕は文化部で、体育の成績は「1」。
走り始めたのは社会人になってから。
運動なんてしたことはなかったし、
走ることが好きなわけでもありませんでした。
そんな僕が諦めずに走ろうと思えたのは、
挑戦する大人の姿を高校生に見せたいと思ったから。
そして、
一緒に誰かが走っているような気がしたからでした。
「リタイアしてもいいから生きて帰ってこい!」と
出発前にたくさん励ましてくれた方。
レース中の僕に忙しい中メッセージを書いてくださった方。
レースの中継に釘付けになって見てくださった方。
D×Pとも、高校生ともまったく関わりがなかったのに、
僕の挑戦やD×Pの高校生への取り組みに共感してくれました。
そんなひとりひとりの顔が思い浮かび、
250kmを、完走しました。
新たな挑戦へ
僕は、新たな挑戦をしたいと思っています。
2018年9月、標高3000メートルの山々を7日間250km走る
アタカマ砂漠マラソンへの挑戦です。
そして、それとともに750万円の支援を集めることに挑戦します。
この支援の8割を、日本の若者を支援するための取り組みに充てます。
アタカマ砂漠マラソンとは?
標高3,000mの山々を走るチリのアタカマ砂漠マラソン。
僕にとっては経験したことのない標高を、食料を背負って7日間走るレースです。
このアタカマ砂漠マラソンの特徴は
「高度」と「コースの厳しさ」。
標高3,000mのアタカマ砂漠は昼は40度を超え、夜は0度近くまで下がります。
日中の暑さ、夜の寒さ、低酸素、そして高山病と戦いながら走りぬきます。
僕が今年の春に挑戦したサハラ砂漠とは違い、参加人数も少ないレース。
サハラ砂漠マラソンに比べ、参加者数は10分の1程度になります。
またコースは縦横無尽に広がる砂漠地帯に加え
落差300mの大砂丘、靴底を突き刺すようにガタガタで
硬い塩湖の跡地、周辺山脈の雪解け水の中も走らねばなりません。
(塩湖の上も走るアタカマ砂漠マラソン。ものすごく足にしみるらしい…!)
サハラ砂漠マラソンよりも過酷で孤独なレースを走ることになります。
なぜ、そんな挑戦をしようと思っているのか?
「のりさんに元気もらったわ」
「できるもんやな」
そんな言葉をサハラ砂漠マラソン完走後に高校生や卒業生からもらいました。
僕は、「挑戦することは希望を生み出すこと」だと思っています。
でも、高校生に「挑戦しろよ〜!」
と押し付けようとは、思っていません。
誰しもその時の環境、その時の様々な事情で
挑戦したくてもできないこともあります。
やろう、という気持ちが沸き起こらずにいることもあります。
僕も昔、そうでした。
でも「大人になっても挑戦できるんだ」と
10代の子たちが気づけるような、
そんな後ろ姿がちょっとでも目に入ったらいいと思っています。
そして、アタカマ砂漠マラソンに挑戦することで
今まで「NPO」にも「社会貢献」にも「日本の若者の困難さ」にも
特にきっかけがなくて興味がなかったひとが、
社会問題に気がついたり、関わるきっかけになったらいいと思っています。
僕は若者が希望を持てる社会をつくりたいと思っています。
そんな世の中に一歩でも近づけるのであれば、
僕はどんなに辛くても、諦めそうになっても、
このアタカマ砂漠マラソンを完走したい。
そう思っています。
通信・定時制高校の高校生が抱える課題を伝えたい
実は、通信制高校と定時制高校には、不登校経験・経済的困難、発達障害など、
さまざまな「しんどさ」を抱えて生きる高校生が集まってきています。
今、日本の通信制高校の卒業生の約4割、
定時制高校の卒業生の約3割が、進学も就職もしないまま卒業しています。
D×Pは、中退や、進路未決定状態で卒業することが悪いことだとは思いません。
本人が自分なりに納得して中退したり、進路未決定で卒業することは大切なことです。
しかし、この4割という大きな数字を前にすると、
決して本人が納得のいく状態で卒業していったわけではないだろうと思います。
少しでも多くの高校生が、自分の納得いく形で卒業し、
社会へ飛び立ってほしい、そう思います。
D×Pは「人とのつながり」と「成功体験」の二つをつくることを目指しています。
D×Pが通信・定時制高校で行っている「クレッシェンド」は、
社会人・大学生ボランティアとの関わりを経て、安心して話せるオトナと話し、
自分の未来を描くプログラムです。
この授業を受けた生徒にアンケートを実施したところ、
「高校卒業後にやりたいことがある」という項目に「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した生徒は、授業前は29.4%→授業後は70.8%(41ポイント上昇)となりました。
「自分には良いところがあると思う」という自己肯定感に関する項目に「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した生徒は、授業前は25%→授業後は50%(25ポイント上昇)となっています。
アタカマ砂漠マラソンでいただいたご支援は、
このクレッシェンドの開催2校分(全4回の授業×2校)に充てさせていただきます。
そして、新事業がスタート!!高校生の「卒業後」も。
そしてD×Pでは2017年に新事業がスタートすることになりました。
卒業後就職を選ぶ生徒が多い、定時制高校。
希望者は多いが、就職までに至らない。
定時制高校では、全日制高校(一般校)に比べ卒業後就職を希望する生徒が多くいます。
大阪府内の定時制高校数校にヒアリングを行ったところ、
3-4年次(卒業年次)の定時制高校生の5-6割ほどが就職希望届を出しているとのことです。
しかし、実際の進路は就職者は4割にとどまっています。
一時的な職に就いたものが10%、
進路が決まらないまま卒業したものが14.3%であり、
そこに流れている可能性があります。
定時制高校の生徒(就職を考えている生徒)は、
大きくわけて以下の3つのパターンがあることがわかりました。
A:仕事をすることそのものに前向きでない生徒
B:仕事については前向きだが就職(企業に所属)することに前向きでない生徒
C:仕事にも就職にも前向きだが、相性のよい企業を見つけられない生徒
です。
Aの、仕事をすることそのものに前向きになれない生徒は、
保護者の様子やバイトでの経験、人間関係構築で失敗した経験などから、
仕事に対する良いイメージが持てていないことが多くあります。
Bの、「就職(企業に所属)」に前向きになれない生徒は、
起業を考えていたり、発達障害や病気などをもっていて
所属することや働き方への不安がある生徒が多くいます。
Cの生徒も同様ですが、ハローワークや学校の求人票のなかからは、
なかなかその生徒の興味や強みを活かせる企業を見つけることが難しいです。
また、そういった企業を開拓されているバイタリティある先生もいますが、
多くの先生は多忙すぎて企業開拓までに乗り出すことが困難です。
よって、D×Pではこんな取り組みを行っていきます!
1.学校のなかのD×P相談室!
学校のなかに就労相談室を週1回程度設置し、高校生の進路相談に応じます。
どういった高校生のニーズがあるのかを、話し合いのなかで把握していきます。
2.はたらくイメージをつかむ、仕事体験ツアー!
D×Pが認定した企業への仕事体験ツアーや、インターンシップの場を高校生に紹介します。
3.D×Pがつくる「求人票」と「認定企業制度」
D×Pが企業開拓を行い、「高卒を積極的に採用し、社内で育成していきたい」
と考える経営者のいる骨太な企業の一覧をつくります。
また、高校生の特徴や働き方などの提案も企業に対して行います。
※D×Pは2018年2月に有料職業紹介事業の許可を受ける予定です。
4.自分で会社、商品、つくっちゃおう。起業・商品開発支援
起業したい、もしくは、デザイン・コーディングなどのスキルで生きていきたい
と思う高校生の支援を行います。必要なスキルアップ講座を企業さんとの連携で開催したり、
起業家と会って事業計画を作ったりと支援をしていきます。
(高校生が制作したトートバックやポーチを販売)
このアタカマ砂漠マラソンのクラウドファンディングで集めた資金は、
新しい就労支援事業を大阪府内の定時制高校2校で
試験的に実施するための運営費に充てさせていただきます。
まずは1年間で15名の高校生を、就職につなげたいと思います。
ぜひD×Pの新しい挑戦を、応援してください!
いただいたご支援の使いみち
このクラウドファンディングでの目標金額を750万円に掲げています!
その目標金額の内訳についてお知らせします。
大きく分けて、
①僕がアタカマ砂漠マラソンに参加するための諸経費 と、
②認定NPO法人D×P(ディーピー)の取り組みに対する支援金
の2つを集めたいと思います。
①アタカマ砂漠マラソン参加のための諸経費:120万円
・レース参加費用※1 :610,000円
・現地までの往復交通費※2:350,000円
・7日間のランニング中の食料費・装備などの準備物手配※3:240,000円
もし上記の諸経費が余る場合は、すべて②の支援金に回します。
②認定NPO法人D×Pへの支援金:630万円
・公立の定時制高校3校にD×Pのプログラム「クレッシェンド」を届けるための費用※4:2,300,000円
・D×Pの新事業:高校生が卒業後もこの社会で働き、生きて行けるための事業「就労支援事業(仮)」:4,000,000円
合計:7,500,000円
※1:参加費3800USドル+保証金1500USドル(1ドル113円で換算し、59万8900円。価格変動を見込んで+1万円の61万円としています。)
※2:関空〜カラマ国際空港間の往復交通費と、現地・国内旅費となります。9月-10月の移動を想定して往復航空券の試算をいたしましたが、価格変動により上下する可能性があります。
※3:大会本部が指定する持ち物、レース中の食糧(1日最低2000キロカロリー分)や必要な装備などを含みます。
※4:仮に、2クラス60名に対して全4回の授業を2校分に届けた場合(授業回数やクラス数によって変動します)「クレッシェンド」の内容についてはこちらからご覧ください。
目標金額の内訳、用途についてご不明点がありましたらお気軽に
( info@dreampossibility.com )までお問い合わせください。
リターンについて
ご支援してくださった方は、
僕と一緒に走ってくださる「ランナー」と呼ばせていただきますm(_ _)m
ぜひ、ともに「走って」、それぞれの挑戦をしていただけたら嬉しいです!
◎【声援ランナー】5,000円
・定期的な活動報告をメールでお送りいたします。
・今井からお礼のメッセージカードをお送りいたします。
◎【フレンドランナー】5,000円
・アタカマ砂漠の絶景写真やレース中の写真をダウンロードできる権利をお渡しいたします
・定期的な活動報告メールをお送りします
(こんな写真をお送りできる…かも…!?)
◎【いってらっしゃいランナー】10,000円 (限定100名様)
・定期的な活動報告メールをお送りします
・クラウドファンディング達成記念食事会(2018年3月に開催予定)にご招待致します。※参加費無料・お食事代別途必要
(サハラ砂漠マラソンに行く前に開催された、エントリー記念祝賀会!)
◎【おかえりランナー】10,000円 (限定150名様)
・定期的な活動報告メールをお送りします
・アタカマ完走後に行う報告会(2018年12月頃開催)にご招待致します ※参加費無料・お食事代別途必要
(サハラ砂漠マラソン報告会!集まって下さってありがとうございました)
◎【併走ランナー】15,000円
・限定オリジナルランニングTシャツをお届けします(並走ランナーだけ!)
・定期的な活動報告メールをお送りします
◎【スペシャルランナー】100,000円
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
◎【ブロンズランナー】300,000円(限定10社)
・今井紀明が講演させていただきます!※交通費別途ご相談。
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
(内容はご相談に応じます。サハラ砂漠マラソンを支援してくださったある会社では、社内の全社総会のなかに今井の講演を取り入れてくださいました。そこでは、今井のチャレンジの話をきっかけに社員の皆様が「今の自分のチャレンジについて考える」というワークを作られていました。)
◎【雇用主ランナー】500,000円(限定2社)
・あなたの会社で今井が一日働きます!(今井を好きなように働かせてください!)
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
(1日働かせてください!働いている間は、Facebook・Twitterなどに投稿しまくる可能性…)
◎【シルバーランナー:短パンにロゴ掲載】500,000円(限定2社)
・お礼として、今井紀明がアタカマ砂漠マラソンで着用する短パンに御社ロゴを掲載します。
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
◎【ゴールドランナー:ランニングTシャツ(胸)にロゴ掲載】800,000円(限定4社)
・お礼として、今井紀明がアタカマ砂漠マラソンで着用するランニングTシャツの胸に御社ロゴを掲載します。
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
◎【プラチナランナー:ランニングTシャツ(肩)にロゴ掲載】1,000,000円(限定1社)
・お礼として、今井紀明がアタカマ砂漠マラソンで着用するランニングTシャツの肩に御社ロゴを掲載します。
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します。
・さらに、サイトトップにロゴを掲載いたします。
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
◎【プレミアムランナー:ランニングTシャツの背中にロゴ掲載】1,000,000円(限定1社)
・お礼として、今井紀明がアタカマ砂漠マラソンで着用するランニングTシャツの背中に御社ロゴを掲載します。
・アタカマ砂漠マラソンチャレンジ特設サイトに、御社や御社サービスのロゴを掲載します。
・さらに、サイトトップにロゴを掲載いたします。
・年次報告書に、御社や御社サービスのロゴを掲載します
プレミアムランナー&プラチナランナーは、サイトトップ位置にロゴを掲載します。
サハラ砂漠マラソンチャレンジの際は、メディアにも多く取り上げていただきました。
2017/4/3 読売新聞朝刊より
その他、毎日新聞や朝日新聞、雑誌「TRAIL RUN」にも取り上げていただいています。
(サハラに向かう際、関空で見送ってくださった読売テレビの皆様)
「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」
D×Pのビジョンは、
「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」です。
高校生に「挑戦する大人の姿」を見せるために。
高校生が希望を持って生きていけるように。
2018年秋、僕はアタカマ砂漠マラソンを完走します。
ぜひ皆様からのご支援をお願いします!
最新の活動報告
もっと見る最近の活動内容や、現場の若者の声をご説明する「D×P活動説明会」に参加しませんか?
2023/07/15 20:00大阪・ミナミの繁華街に新しいセーフティーネットをつくる。D×P、新しい事業がスタートしています!活動内容や、現場の若者の声をご説明する「D×P活動説明会」に参加しませんか?参加申込受付中です。>> 活動説明会に参加申込するお久しぶりです!認定NPO法人D×P(ディーピー)です。改めまして、「高校生のために標高3000mを250キロ走る! 天空のアタカマ砂漠マラソンに挑戦」へのご支援ありがとうございました!今回は、D×Pが始めた新たなプロジェクトについてお伝えしたいと思います。それは、大阪・ミナミの繁華街で行うアウトリーチ事業です。大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。D×Pでは、2022年8月より街中にいる若年層が自由に使えるフリーカフェを試験的にスタートしました。スタッフが若年層が集まる場所にテントを立て、お菓子や飲み物、生理用品やコンドーム等の無料配布を行ないながら、若者と対話し、つながりをつくってきました。また2023年6月、グリ下から徒歩5分圏内の場所に、若者が集まることができる拠点「ユースセンター」を設立しました。D×Pのユースセンターは、若者が安心して利用できる・主体的に活動できる居場所を目指します。このユースセンターを要に、繁華街に新しいセーフティーネットをつくっていくことを考えています。この新事業「大阪・ミナミの繁華街で行うアウトリーチ事業」について詳細な活動内容をお話しする「D×Pオンライン活動説明会」を近日中に開催します。「新しい事業について詳しく聞きたい」「D×Pがやっていることを再確認したい」という方へ、ぜひご参加いただきたいです。>> 活動説明会に参加申込する改めまして、このクラウドファンディングに提供してくださった寄付は、多くの10代の孤立を防ぐ活動の力になりました。新しい挑戦にも引き続き、温かな支援と共感をいただけることを願っています。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
【残り8日!】#DxP冬季募金クラウドファンディングご協力のお願い
2020/01/16 19:13今までD×Pクラウドファンディングへご支援してくださった皆様へこんばんは、D×P中川です。年が明けてしばらく経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?私はようやくお休みモードから通常モードへ切り替わり、調子が乗ってきた今日この頃です^^現在D×Pでは「年度末。高校生を社会に送り出すまでの最後の3ヶ月を支えたい! #DxP冬季募金」のクラウドファンディングに挑戦中です!これから3月までの年度末は、”卒業する予定なのに進路が決まっていない”という高校生が不安に襲われる時期です。これまでD×Pは、学校・地域企業・ボランティアと協力しながら高校生とのつながりを醸成してきました。これからも引き続き、高校生と卒業後も続くつながりを作っていきたいと思っています。本日時点で計143名の方に、163万円のご支援をいただきました!目標額の500万円まで1/23までの残り8日で、あと約336万円が必要です!ひとりでも多くの方と一緒に、このチャレンジを達成したいと思っています!何卒ご支援よろしくお願いいたします。ご支援は下記ページよりお願いいたします。▷https://camp-fire.jp/projects/view/212172 もっと見る
今井紀明のアタカマ砂漠マラソン7日間の挑戦。
2018/12/04 19:05今井紀明のアタカマ砂漠マラソン7日間の挑戦。 どんなところだったのか、何を見てきたのか。リタイアを決断した今井がみてきたこと、そしてみなさまに伝えたいことを届けます。身体が重い。息が切れる。 標高3000メートル以上の山を走る辛さは富士山でも経験していたから想像していた。しかし、それとは違う。重さ10キロを少し超えるバッグを抱えながらこの標高を走るというのはあまりにもきつい。それが初日の感想だった。とはいえ、トップ50位以内に入れた。「よし、まずはいい感じ。でも、身体重いし朝が寒すぎる。でも、走り切るぞ」そんなことを考えながら、僕は走り続けた。しかし、サハラ砂漠マラソンとは明らかに違う。サハラ砂漠の場合はコースのバリエーションは砂漠の山々か岩の道、少しばかりの上り坂ぐらいしかなかった。アタカマは違う。フローズンブロッコリーと呼ばれる(凍ったブロッコリー、というわけのわからない名前ですね笑)硬く尖ったような土の道が延々と続き、岩の道や上り坂、サハラと同じような砂漠の山々や川を何度も何度も渡る。そして、前提条件として標高が高い。そして、塩の道。少しどろっとした泥のような塩の道を走り、今度は瓦礫のような岩が転がる道を延々と登る。2日目と3日目はそんな感じでスタートしていた。それでもなんとか走りきった。しかし、3日目に事件が起こった。 足の皮が破れ、岩に足をぶつけてしまったため親指など足がひどい内出血を起こしていた。医療チームのテントに行き、治療を受けた。そのときに怪我している足にものが落ちてきた。「痛い!」と叫んだ。左足の皮が破れたところに大きな医療箱があたり、左足の小指あたりが血だらけになり、ぐしゃぐしゃになっていた。 それでも、痛みを耐えて走った。だが、結果的に足の痛みを軽減させながら走っていたせいか、4日目になぜか筋をおかしくしてしまい、最後の最後に走れなくなった。それでもゴールした。しかし、5日目。筋をおかしくしてしまった足は動かなくなり、砂漠の真ん中で立ち止まってしまった。もう走れなくなった。僕は最後尾になった。ビリになったのだと気がついた。そして、リタイアを決断した。つらい決断だった。悔しかった。完走したかった。たくさんの支援いただいた方の顔が頭をかけめぐった。しかし、あとから落ち着いて考えると、よい決断だったかもしれないと思うようになった。ここで退くことも必要かもしれないと思った。200キロほど走ってのリタイア。悔しすぎたので、また次に挑戦したいと思う。日本に帰国して、医療機関にかかった。今はリハビリ中。少しずつ走って体の調子を取り戻してきている。ご支援いただいたみなさま、応援のメッセージをいただいたみなさまに、本当に心から感謝したい。完走はできなかったが、クラウドファンディングでいただいたご支援はD×Pで高校生にプログラムを届けることにつながっている。 そして、最後にお願いしたいのは新しい僕たちの挑戦。今度は僕のチャレンジではない。でも、 クラウドファンディングで事務所を広げる。そこにはもっと高校生や卒業生たちが集まる場を作る。D×Pみんなのチャレンジだ。そこに力をお貸しいただきたい。帰ってきたばかりだが、皆様にそれを伝えたかった。 これからも発展途上の僕やスタッフ、そしてD×Pに力を貸してください。応援ありがとうございました! もっと見る
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