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山陰で怪獣映画を作る! そして新しい上映スタイルを打ち出したい!

神話と妖怪の土地、山陰地方の伝説を元に、怪奇オカルト+怪獣の特撮映画「スパイア 蟲毒の妖姫」を制作します! また、通常の映画のシステムと違う形で制作・公開していくことで新しい映画の制作のモデルケースを作っていけたらと考えています。

現在の支援総額

200,500

10%

目標金額は2,000,000円

支援者数

37

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/26に募集を開始し、 37人の支援により 200,500円の資金を集め、 2022/01/31に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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山陰で怪獣映画を作る! そして新しい上映スタイルを打ち出したい!

現在の支援総額

200,500

10%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数37

このプロジェクトは、2021/11/26に募集を開始し、 37人の支援により 200,500円の資金を集め、 2022/01/31に募集を終了しました

神話と妖怪の土地、山陰地方の伝説を元に、怪奇オカルト+怪獣の特撮映画「スパイア 蟲毒の妖姫」を制作します! また、通常の映画のシステムと違う形で制作・公開していくことで新しい映画の制作のモデルケースを作っていけたらと考えています。

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はじめに・ご挨拶

ご覧いただきありがとうございます。
「タニヤマ・キネマ」という屋号で、鳥取県を中心に映像制作やイベント事業を手掛けております、谷山龍です。

個人でも大作映画を作り発表していけるような、映画供給の新しい仕組みを打ち出していくことが私の夢のひとつです。
地方に住んでいる、少人数であるといった条件がネックにならないことが大切だと考えています。
そのため、まずは私が育った山陰で映画を作り発表していくことを決めました。
そうして企画したのが「スパイア 蟲毒の妖姫」という特撮映画です。
山陰は日本神話発祥の地であるからこそ、日本映画の伝統のひとつである特撮映画を作りたいと考えました。

コロナ禍で人が集まることが難しく、映画産業も大きな打撃を受けています。
その影響もあり、映画供給の新しい仕組みを打ち出していきたいと考えました。
その一歩として、今回初めてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。

(メインビジュアル作画:Atelier Tuki/島田つき)

※ページ内に掲載している画像、動画はタニヤマ・キネマが権利を有している、もしくは権利者に掲載許可を得たものです。


タニヤマ・キネマ代表 谷山龍プロフィール

1986年生まれ。幼少期より映画、怪獣、妖怪などに触れて育つ。
大阪の映画専門学校を卒業。
コンテストや映画業界のシステムに疑問を抱き、自主映画制作を中心とした活動を始める。
平行してタレント事務所に入り、役者としても実績を重ねる。

鳥取に帰還し、株式会社ガイナックスに就職。
特撮映画制作やイベント業務に関わる。

活動し続けているうちに、表現に対する規制やイベントのあり方に疑問を抱く。
自分でギャラリーカフェを経営するなど、自由な発表の場を模索する。

起業し「タニヤマ・キネマ」という屋号で独立。


監督、谷山龍からのメッセージ



このプロジェクトで実現したいこと

山陰の伝説を元に伝奇オカルト&特撮怪獣映画を作りたいと考えています。

【特撮怪獣映画「スパイア 蟲毒の妖姫」あらすじ】
山陰と山陽の狭間に“人形峠”という地がある。
ここには古くより、巨大な虫の化け物が現れ人を襲うという伝説がある。
ウランの採掘地としても知られるこの場所で、ある時から放射線の異常な数値が記録されるようになる。
近隣で起こる、怪奇現象。恐れる住民たち。
そして、巨大な虫の怪獣、スパイアが現れ人々を襲い始める!


【登場怪獣】巨大毒蟲スパイア

古より人形峠に現れると伝えられる巨大な虫の化け物。

体長は2メートル~20メートル。放射性物質と人間を餌に成長・巨大化していく。

口から放つ光線は触れたものを溶解させる。




・正面図


・腹部

・イメージ画



【パイロット版ムービー】


この映像は、卓上サイズのミニチュアで制作したパイロット版です。
本編はよりリアルで迫力のある映像のため、大型のセット作りたいと考えています。


(イメージイラスト:よろず屋「ちょもーねこ」)


かつての特撮映画は、街並みや怪獣はミニチュアでの表現が主流でしたが、現在はCGでの表現がメインとなっています。

CGでしか表現できない精巧さがあるのは事実です。しかし、ミニチュアには「そこにある」という確かな存在感があります。


そこで、今作品ではミニチュアでの表現をメインに据え、そこにデジタルの表現を加えていくことで、ミニチュアの存在感とCGの精巧さを合わせた画作りをしていこうと考えています。


また、ミニチュアでもCGでも、どちらかで全てを表現しようとすると莫大な時間と費用がかかります。

この二つを合わせ補い合うことで、限られた予算でリアルな映像を作ることに挑戦します。

そして、地域や立場に囚われずクリエイターが自由に作品を発表し、メジャーに活動し続けられるモデルケースを確立させます。


【パイロット動画メイキング映像】



【プロジェクトの流れ】

映画「スパイア 蠱毒の妖姫」の制作。

数話に分け、インターネットで公開。

上映イベントの開催。

インターネット配信や、県外でのイベントを通じて全国にアピールしていけたらと考えています。


企画の進行状況、詳細は随時公式Twitterアカウントで発信。

https://twitter.com/kodokunoyouki/


本編はタニヤマ・キネマYoutubeチャンネルで公開します。

https://m.youtube.com/user/rudo227


(イメージイラスト:よろず屋「ちょもーねこ」)


プロジェクトをやろうと思った理由

以前から「いつか特撮怪獣映画を作りたい!」と思っていました。

怪獣映画の代表、ゴジラの第一作目はホラーテイストの作風で、そこから特撮怪獣映画というジャンルが確立されていきました。
ホラー映画は怪獣映画の母のような存在なのです。

そこで、怪獣映画に、ホラーに近いジャンルである伝奇オカルト要素を足した映画を作りたいと考えました。
それに加え、山陰は神話の地であり、妖怪で町を盛り上げている場所でもあります。
私の撮りたい映画を作るには最高の舞台だなと思いました。

しかし、映画制作の中心は都会であり、地方で映画を作るという文化はまだまだ根付いていません。
地方に住んでいたり少人数で制作しているというな条件でも、映画を作れば商業映画と同じようにたくさんの方に観てもらえる。
この企画を通じて、私がそういうモデルケースとなれたらと思っています。



自分の映画への想い


かつて、幼い頃の自分は映画を観てワクワクドキドキしてきました。
それは今、映画を撮る側になっても変わっていないことに気付かされます。

何も気にすることなくただ楽しめる時間。
画面に映る怪獣、恐竜、お化け……
流血やセクシー描写なども含め、全てを糧としてきた自分を好きでいることができています。
そういう意味で映画の様々な描写には意義があると感じますし、心の糧になるような映画を作って多くの人々に届けることを、今度は自分がやってみたいと思っています。

現状、映画の業界でメジャーな存在になるには、映画会社に就職するか、コンテストに入賞するかでないと難しいです。
加えて、教育性が高い、社会的な意義がある、芸術性が高いなど、映画の面白さとは関係ない部分の物差しで測った作品が評価されやすい実情があります。

昨今、過剰なポリコレ意識が蔓延し、表現を規制する動きが大きくなってきている様子が見受けられ、面白い作品が少なくなってしまうのではないかと懸念しております。

私はエンターテイメントが大好きなので、映画の面白さで勝負したいし、社会的な意義や芸術性を超えて評価されるエンタメを実現したいと考えています。
そして今回の挑戦が、様々な理由でものづくりに尻込みしてしまうクリエイターにとって、活動がしやすくなるようなモデルケースになれば最高だなと思います。

私個人としては、不真面目さや過激さをエンタメに昇華していきたいし、単純に「面白い!」の追求こそがエンターテイメントだと考えています。
これからの時代はモラルが上がっていくからこそ、フィクションだとわかっているからこそ創作物も面白くしていけると信じています。


これまでの活動

妖怪やSFを題材にした作品を多く制作しています。

・短編映画「現代妖怪伝 醜いマーメイド」


・短編映画「ブロッコリーヘッドボンバー」

・心霊ドキュメンタリー「おくびぎょさん」


・海とくらしの史料館PR動画



資金の使い道

怪獣、ミニチュアの制作:約50万円

美術・小道具費用:約30万円

撮影・編集等の実働費用:約40万円

機材購入費:約20万円

宣伝、イベント会場費:約20万円

CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約37万円


リターンについて

支援してくださった皆様、全員のお名前を映画のエンドクレジットに掲載します。
(本名でもニックネーム、企業名等でも構いません)
また、支援額に応じて特典等を提供します。


※プレゼントの動画や画像などはご自由に公開していただいて大丈夫ですが、著作権はタニヤマ・キネマに帰属します。


【蟲毒コース】(5000円)

撮影にスタッフとして参加する権利を獲得できます。

参加していただいた方はエンドロールにスタッフとしてお名前を掲載します。

映画制作、未経験でも大丈夫です!


※撮影日は2022年3月以降の予定、日程が決定次第連絡させていただきます。

撮影時の現地への交通費等は自己負担でお願い致します。

エンドロールに掲載するお名前を備考欄にご記入お願い致します(ニックネームでも可)。



【妖姫コース】(5000円)

撮影にキャストとして出演する権利を獲得できます。

参加していただいた方はエンドロールにキャストとしてお名前を掲載します。

演技未経験でも大丈夫です! 1~3つ程度のセリフ有り。


※撮影日は2022年3月以降の予定、日程が決定次第連絡させていただきます。

撮影時の現地への交通費等は自己負担でお願い致します。

エンドロールに掲載するお名前を備考欄にご記入お願い致します(ニックネームでも可)。


※親子で参加する場合、お子様の分の追加支援金が必要かとのお問い合わせがありました。 参加型リターンは親子参加の場合、保護者の方、一人分の支援金額で中学生以下のお子様も参加可能とさせていただきます! 親子での参加も大歓迎ですので、ぜひご応募ください。


・2000円コース

エンドクレジットにお名前掲載+お礼メッセージ入り画像データ

映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。
更に監督直筆のお礼メッセージ入りポスター画像データを送ります。
※手書きの文字をポスター画像に乗せたデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


・3000円コース

ポストカード2枚+エンドクレジットにお名前掲載+お礼メッセージ入りチラシ

映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。

メインビジュアル、作中で登場する「人形峠」紙芝居のポストカード。
(イメージ画像を参照)

・メインビジュアル


・「人形峠」紙芝居

更に監督直筆のお礼メッセージ入りチラシを送ります(チラシのデザインはメインビジュアルと同じです)。

※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。 





・5000円コース

エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画
映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。
更に個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。



・7500円コース

オリジナルクリアファイル+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

両面印刷のオリジナルクリアファイル。
表面はメインビジュアル、裏面は作中に登場する「人形峠」紙芝居の絵です。
(イメージ画像を参照)。

イメージ画像(表面)

(裏面)

映画のエンドクレジットにお名前を掲載!

本名でもニックネームや企業名でも可です。

更に個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


・7500円コース

オリジナル缶バッチ+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

「スパイア 蟲毒の妖姫」メインビジュアルの缶バッチ。
直径76㎜、大きくて目立ちます!
(イメージ画像を参照)。

映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。

更に一人一人個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください


・10000円コース

メインビジュアルTシャツ+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画


「スパイア 蟲毒の妖姫」メインビジュアルがプリントされたTシャツ。

カラーはブラックとホワイトがあります(イメージ画像を参照)。

希望のカラーとサイズ(S、M、L、XL)をご選択ください。

※Tシャツイメージ

ブラック


ホワイト


エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画
映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。
更に個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


・10000円コース

「人形峠」Tシャツ+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

「スパイア 蟲毒の妖姫」作中に登場する「人形峠」紙芝居がプリントされたTシャツ。
カラーはブラックとホワイトがあります(イメージ画像を参照)。
希望のカラーとサイズ(S、M、L、XL)をご選択ください。

※Tシャツイメージ

ブラック

ホワイト


映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。

更に一人一人個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。



・10000円コース

オリジナルミラー+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

「スパイア 蟲毒の妖姫」メインビジュアルor人形峠画がプリントされたミラー。
ベースカラーは黒、サイズはL(125×166×8)です。
希望のデザインをご選択ください(イメージ画像参照)。


映画のエンドクレジットにお名前を掲載!

本名でもニックネームや企業名でも可です。


更に一人一人個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。

※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。



・12000円コース

登場怪獣スパイア、アクリルスタンドフィギュア+エンドクレジットにお名前掲載+撮り下ろしお礼動画

登場怪獣スパイアのアクリルスタンドフィギュア。
サイズは高さ6センチ×幅10センチ(画像はイメージです)。


映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。

更に一人一人個別に撮り下ろしたお礼メッセージ入り動画をお送りします。
※動画はデジタルデータとなります。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


・50000円コース

エンドクレジットにお名前掲載+作中にお名前が登場

映画のエンドクレジットにお名前を掲載!
本名でもニックネームや企業名でも可です。
更に映画の中で支援者、あるいは企業の名前を登場させます。
例えば、映画内で壊されるビルの看板や、壁に貼られたポスター等にお名前を入れさせていただきます。
画面内で目視できるサイズで最低10秒は挿入します(同じ支援の方でもシーンによって画面内に映るサイズや時間にバラつきが出る場合があります、ご了承ください)。
作品完成後、登場シーンのキャプチャー画像と、作中の何分何秒に映っているかをお知らせします。
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。


実施スケジュール

下記のスケジュールで撮影・公開を予定しています(新型コロナウィルスの影響や関係者のスケジュール等により予定が前後する可能性があります、ご了承ください)。

2022年

1月  クラウドファンディング終了

2月 脚本制作、スタッフとの打ち合わせ。リターンの送付開始。

3月  撮影開始

4月 撮影・編集

5月 短編第一話をインターネットで公開

その後、月に一話程度のペースで更新(全3~4話の想定)

8月〜9月 インターネット公開版を再編集+追加撮影して長編映画の完成

10月〜 劇場での上映イベント開催


最後に

人を刺せば血が出る、服を破れば裸になる。
かつて、幼い頃の自分は映画で学びました。
最近では、そのような描写はテレビでも映画でも少なくなってきているように見受けられます。
行儀がよいものだけを見て育った子どもたちはどんな大人になるのだろうと勝手ながら心配してしまいます。
子どもたちにとって心の糧にもなるエンターテイメントを提供し、未来のクリエイターが自由に活動できる道筋を作りたいです。
そして、映画業界を目指す人たちが、しがらみに縛られることなく、自由に楽しい映画を作れるようにしたいです。
そのために皆様の力を貸してください。
どうぞよろしくお願いします!


【本件へのお問い合わせ等は下記アドレスへお願いします】

taniyama227@gmail.com


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 制作進行が遅々としており、応援していただいた方、ご支援いただいた方々、大変申し訳ありません。ご視聴いただいた方から良い言葉もいただけ、せっかくなのでどうせ時間がかかってしまっているなら良いものを作りたいと、少しずつながら予算集め、撮影、制作と進めております。現在、第二話を撮影し編集作業中ですが、二話の前半部分を9月に行なわれる「島田つき洋画イラスト展」で先行公開致します。※本作、オープニングアニメを制作していただいた島田つき先生の活動10周年の企画展示です。島田つき先生作画・編集のオープニング(第一話より)展示内で映像上映がありますが、その中で今作の第一話と二話の冒頭を流す予定です。イベント詳細は上記画像とこちらを参照【会場】海とくらしの史料館 二階展示室(〒684-0016 鳥取県境港市花町8-1)【日時】2024年9月5日~19日9時半~17時(最終日12:00まで。受付16時半まで、火曜休み)https://simadatuki.iza-yoi.net/topics2.html一話では室内での会話シーンが中心でしたが、二話からは物語が動いていきます。制作体制を見直した為、二話の尺自体は一話より短くなりますが、その分、一話よりロケーションや特撮など密度が濃いものにしていきます。前回一部掲載しましたドラマパートの撮影風景を改めて紹介します。メインキャスト、三崎玲花役の才子さんと蝶野和也役の山岸赤夏さんの撮影。お二方の撮影はスマホ二台と、ビデオカメラの三台同時撮影で行なっています。この日は風が強かったり、気温の変化が激しく大変でした。天候に左右されるのは外ロケの難しいところです。ちなみに第一話の公園からのシーン途中から雨が降り出し、移動するカットがありますが、あれも本当に雨が降ってきたことによるものです。(あの日は、天気予報が微妙なラインだったので、雨が降った場合、移動できるようにプランを考えていました。結果的に、歩くだけのシーンから画に変化ができ良かったかなと思います)シーン変わって、古墳で撮影。この時は、打って変わって熱中症になりそうな快晴、日差しの強さでした。こちらも三カメラ同時撮影で、アップ、引きの画等、様々な画角から撮影。編集で、良い画を選んで繋げていきます。イベントや演劇の撮影方法に近い撮り方です。私や主演の才子さんは元々、演劇やイベントの経験が多いのでそちらも活かしてドラマ制作していきます。月光工業社員、遠藤竜也役のPhantomさんのシーン。この日も、天候が少し悪かったですが、したたる雨がジメッとした雰囲気を演出してくれました。皆様、個性の強いキャラクターをイメージ通りに演じてくれていますので、お楽しみに。二話ではメインキャスト以外の撮影も多数ありました。第一話にて、戦前にスパイアと軍が交戦したという話が出てきましたが、その回想映像が二話に出てきます。スパイアと戦う日本兵を演じるのは大上ケントさん。軍隊とは言うものの、実際に大勢の役者を集め、人数分の衣装、小道具を揃えると予算やスケジュール合わせが大変なことになるので、大上ケントさんに複数の兵士を演じて貰い、それを合成で増やすという形に。下記画像に写っているのは全員、大上ケントさんです。モノクロにしようかと思っていましたが、色あせたカラーフィルム風も悪くないなと迷い中。こちらのカットは背景にスパイアを合成します。トイガンで撮影した動きだけの映像に、後から画像処理で発砲の火花と煙を合成しています。※編集の紹介ショート動画こちらのシーンは、絵コンテを描いてそれに合わせて撮影。ラフなイメージ画ですが、上記の写真と比較すると、かなり忠実に画作りできたかと思います。自由に撮るパターンと、撮りたい画をがっちり決めて撮影するパターン、役者やシーンによってベストの手法を使い分けています。今回、個展をする島田つき先生。実は本編にも少しですが、出演しています。第一話の冒頭でスパイアに襲われた女性です。そして、この女性は第二話にも出てきます。今回はいくつか小道具も制作。まずは主人公、三崎玲花の使うスマートフォン。映画において通信機器というのは時代が出るツールです。一昔前の映画だと、他はそんなに変わって無くてもガラケーを使っていたりすると、ちょっと時代の流れを感じます。そういう部分で、ふと現実に引き戻されるのを避けたいのと、少しレトロな世界観にスマホがあまり合わないような気がしており、いっそのことオリジナルの通信機器を作ってしまおうと考えました。木枠やレジンを着色して制作。完成。和風かつ、昭和から平成にかけてスマホがあったらというイメージ。同じコンセプトで、月光工業の遠藤竜也の通信機器。こちらはより無骨で工業製品的に。遠藤竜也が食べるホットドッグのデザイン。こちらはAIで制作。作中の土着の宗教における護符と形代。(デザイン:よろず屋ちょもーねこ)撮影した映像素材を元に編集作業を現在進めています。特撮パートは、一コマずつ、かつての光学合成をイメージしてエフェクトを書き込んでいきます。派手にビカビカ光るビームが怪獣映画の醍醐味だと思うので、かっこいい感じに仕上げたいです。現在は、上記の撮影素材などを編集しつつ、第三話のシナリオを並行して執筆、必要な小道具や画像の準備をしています。完成次第、随時、ネットで公開していく予定です。島田つき先生の個展は、映像だけでなく、素晴らしい絵画も多数展示されていますので、皆様、是非、足を運んでみてください。私も、期間のうちいくらかは会場に顔を出そうと思っているので、お会いできたら幸いです。第二話予告編第一話本編※よろしければ、本記事や映像のシェアをしていただけたら幸いです。 もっと見る

  • 撮影中の第二話、ドラマパートの一部と撮影の様子を紹介します。主人公の玲花と和也のシーン。月光工業社員、遠藤のシーン。撮影の様子。今作は固定のカメラ、サブのカメラ、小回りの効くスマートフォンと三種類のカメラで撮影しています。どうしても、機材の規模や種類などは業務用には及ばないので、なら、規模の大きな業務用ではできない小回りを活かした画作りをしていこうと考えました。同じシーンの撮影ですが、それぞれ三つのカメラの画角はこうなります。・固定の正面カメラ・サブカメラ・アップカメラ三つのカメラで一つのカットを同時に撮影することで、確実に撮りたい画を収めつつ、予想を越えた画も撮ることができます。最終的に、全ての素材から良いカットを選んで編集していきます。素材や作業の量は膨大になりますが、その分、普通に撮って編集するよりも面白い画に仕上がります。この撮影方法はステージやイベントを撮るときの手法で、監督のイベント業の経験から思いついたやり方です。撮影の様子の動画。ドラマパート以外にも、特撮パートの制作もしています。エフェクトの一部。画像一コマ一コマを手作業で制作。中々、制作が進まず、多大な時間をかけてしまい、大変申し訳ありません。当初、一編を長くして数話で完結という方向で考えていましたが、それだと膨大に時間がかかってしまうので、一編の長さを短くしてその分、早めにコンスタントに公開していく形に方向を変更しようと考えています。なので二話は一話より短くなりますが、同時進行で三話も制作しているので、これまで停滞してしまっていましたが、早めに続きを出していけるかと思います。また、二話は短い分、ドラマ・特撮と、一話でやらなかったこと、一話よりも大きなことをやるというのを意識しているので密度は濃い物になる予定です。遅々としてしまっていますが、見守っていただけたら嬉しいです。第二話、特撮シーン先行公開!「スパイア 蠱毒の妖姫」第一話※よろしければ、本記事や映像のシェアをしていただけたら幸いです。 もっと見る

  • 「スパイア 蠱毒の妖姫」第一話が、中海テレビPAC大賞にてPAC番組協議会会長賞を受賞しました!中海テレビPACで放送したのはYoutubeにアップしているものに特殊効果や一部再編集を加えた物です(現在、ご支援いただいた方に限定で公開中。視聴アドレスはメッセージにて)。受賞のトロフィー登壇する監督監督と主演の才子さん、山岸赤夏さんとで記念撮影授賞式の様子と、登壇した監督のコメント等監督から皆様にメッセージこれも、ご支援、ご協力いただいた皆様のおかげです。今後とも、よろしくお願い致します。第二話、特撮シーン先行公開!「スパイア 蠱毒の妖姫」第一話※よろしければ、本記事や映像のシェアをしていただけたら幸いです。 もっと見る

コメント

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  1. 2022/04/06 20:25

    期待してます。。錦織監督第2世目指してください!


  2. 2022/04/06 17:10

    山陰地方独自の伝説や、田舎の鉄塔やガスタンクなどのスパイアの破壊を楽しみです。 勝手ながらすみません


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