クラウドファンディングを開始して17日目です。
皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。
落語に地方商店街の話があります。
郊外に大型ショッピングモールが進出するというので、危機感を持った店主たちが、せめて自分たちの買い物は商店街でしようと示し合わせました。
ところが、ショッピングモールをのぞいてみると、商店街よりも商品が豊富で安いからついつい買い物をしてしまうのです。
そんな店主同士が、ショッピングモールでバッタリと出会い気まずい思いをするという落ちです。
これでは系列化はできないのです。
多少の事には目をつぶってもやはり可能なものはコミュニティ内で買い物をして上げないと発展しません。
お互い様なのです。
中小零細企業は仲間作りをしないと、大企業には対抗できなくなってきました。
全国的に景気が低迷する中、日本経済にも先の見えない閉塞感が漂っています。
そして、そこには、地元企業の低迷→雇用(所得)の場の減少→生活の質の低下→消費抑制→地元市場の縮小→地元企業の低迷、という悪循環がみられます。
なぜこのような悪循環がつくられたのでしょうか。その切掛けとなったのは、グローバル経済化とそれがもたらすデフレ不況です。
私達は、こうした悪循環を断ち切らなければなりません。
それもできれば悪循環を逆回転させ、好循環を創りださねばなりません。
ではどうするのか。
新しい切っ掛けが必要です。
新しい切っ掛けとは何か。ここではマーケティング、協業支援、そしてマネーの域内循環の三つを挙げたいと思います。
そして、こうした切掛けを創り出す具体的な手法として、企業間バーター取引の活用を提案いたします。
企業間バーター取引はもともとマネーの域内循環を創るための手法ですが、応用次第ではそれだけに留まりません。