クラウドファンディングを開始して17日目です。
皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。
募集終了まで残り30日となりました。
高度に発展した現代文明に、何を今さら好きこのんで「物々交換」を持ち込むのか?
貨幣経済下では「現金」(キャッシュレスも含め)に勝る決済方法はありません。
政治、経済の不安定な発展途上国ならいざ知らず、経済大国・日本ならば現金取引がいいのが当然です。
「物々交換」を持ち込む理由はマッチィング率にあります。
通常の新規顧客開拓は、営業スタッフによる飛び込みセールス、テレアポ営業、メディア広告等々涙ぐましい努力が必要です。
前述した異業種交流会に参加しての人脈形成もその一環です。
大企業と比べて人、物、金、情報の劣る中小零細企業が、同じリング上で戦うのは絶対的に不利です。
そこで有利に働く仕組みが必要になります。
「バータークラブ」は決済方法を通常の「現金」支払いを、自社の「商品・サービス」で支払えるところに最大の特徴があります。
この事は、買手の購入動機が現金支払いに比べて非常に高まり、マッチィング率が極端に向上します。
ほとんどの商品・サービスの取引が成立します。
もちろん通常マーケットより桁外れに高いとか、粗悪品とか、特殊品で要望がない商品・サービスは当然成立しません。
「物々交換」といっても1対1は難しいので、1対多数の物々交換となります。
例えば「ホームページ制作ができるので、コピー機と交換したいA社」と、「コピー機を販売していて、ホームページを作りたいB社」とのマッチィングは日本狭し、といえども探すのが大変です。
当然、直接の1対1の交換は、自分は欲しくても相手が欲しくないモノや、相手の提供金額に差が生じます。
自由貨幣の概念を提唱した シルビオ・ゲゼルは「物々交換の困難とは、私が必要とする生産物を保有する人々が必ずしも私の生産物を必要としないか、あるいは私が提供する商品の量に応じた量を彼らが必要としないか」と言っています。
そこで売上金は「バーターポイント」に一度置き換え、自分が欲しいモノを、欲しい時、欲しいだけ、このポイントで会員から購入するというシステムです。
すなわち「バーター取引口座」をオンライン上に開設して現金と同じ利便性で取引しようという事です。
何も太古の昔に戻って、不便極まりない物々交換をしようという訳ではありません。
パソコン(インターネット)という近代機器を利用して、ビジネスを効率よく行おうということです。