クラウドファンディングを開始して27日目です。
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【わらしべ長者の物々交換】
日本のおとぎ話の『今昔物語集』に登場するわらしべ長者の話は有名です。
https://www.youtube.com/watch?v=nSwrWT0S_CU&t=6s
ある貧乏な男が拾ったワラから次々と物々交換をしていくにつれて、最後は大金持ちになる話です。
藁稭(ワラシベ)→みかん→反物→馬→屋敷
という順序で次第によりよい物と物々交換をしていくというお話です。
何故次々に物々交換をしていくと最後はお金持ちになっていくかをバータークラブ的に考えてみました。
まず、貨幣(現金)ではなくモノで交換するというところにミソがあります。
物には仕入れ原価があります。
普通仕入れた物には利益を乗せて販売(交換)します。
10万円で仕入れた商品を14万円で販売すると粗利は4万円で、粗利率は28.5%となります。
物々交換で必要な物を手に入れる場合と、現金で購入する場合ではどこが違うのか。
どうして物々交換の方が有利なのか。
それは物々交換の方が粗利の分安く手に入れているからです。
例えば10万円のパソコンを必要になって購入しなければならなくなった。
現金の場合は当然10万円の支出となりますが、前例の粗利率の商品を扱っている人が同じパソコンを物々交換で手に入れると71,428円の現金支出で済みます。
いつも物々交換で必要な物やサービスを手に入れる事ができれば、現金よりも粗利の分だけ有利になります。
もちろん物々交換で手に入れる場合も、現金と同じ価格でという前提条件が付きますが。
わらしべ長者の様にいつも物々交換をしていれば、現金で購入している人に比べて有利になります。
遠い昔話にあるように、貨幣経済の現代でも物々交換を見直してみる必要がありそうです。
通常の物々交換は相手を探すのがとても難しいですが、バータークラブではそれが容易にできます。
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