おはようございます!
いつも温かいご支援をありがとうございます。
吉藤です。
今日は、「子どもの頃に受けた傷はどうやったら癒えるのか」についてお話しさせてください。
わたしは、傷は根本的には癒やせないと考えています。
かさぶたができるだけで、以前のような完全にきれいな状態には戻りません。
ですが、時間ぐすり(時の経過)などにより、かさぶたにすることはできます。
そのために、自分の中にいる「子どもだった自分」の声を聞いてあげることが大事だと考えています。
たとえば子どもの頃、親に「こんな子どもだったらいらない!!」とかなんとか、ひどい言葉で叱られたとします。
そういう記憶って、いつまでも心に残りますよね。大人になったいまでもそのことを思い出してしまって悲しくなりますよね。
では、ここで考えてみてください。
あなたはその後、どんな言葉をかけてほしかったでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
「あの時(傷ついたあとで)自分が本当に言ってほしかった言葉」を自分の心の中でまだ悲しんでいる、子どもの頃の自分にかけてあげるのです。
「ひどいことを言ってしまってごめんね。本当はそんなこと思ってないよ。○○ちゃんはお母さん(お父さん)の大事な子どもだよ。傷つけてごめんね。もう二度と言わないからね」
そうして自分に優しくしてあげてください。
大人になった自分が、心の中にいる子どもの自分をかわいがってあげるのです。
あなたが、心の中の小さなあなたの親代わり、保護者代わりをしてあげてください。
自分に優しくしてあげてください。
わたしは両親と仲があまり良くないのですが、それでも、
優しくされるとうれしい気持ちになります。
みんな誰でも、どんなにひどい親でも、
本当は自分の親には優しくされたいのだな、と思います。
どうか、ご自身の一番の味方でいてあげてください。
心の中にいる、小さい頃のあなたに、精一杯優しくしてあげてください。
あなたの心の中では、小さいあなたが一生懸命生きていることを認め、たくさんかわいがってあげてください。
人は誰でも孤独で、たった一人でこの世に生まれます。死ぬときもたった一人です。
奇跡的な確率であなたはこの世に生まれ落ち、一生懸命、あなただけの人生を生きています。
どんな人でもがんばって生きています。
一見、がんばっているように見えない方でも、がんばらないことをがんばって生きていらっしゃいます。
この世で、たった一人のあなた。
どうか、大事にしてくださいね。
最後までお目を通してくださり、ありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。