こんにちは!
プロジェクトチームの山崎光です。
プロジェクトスタートから11日目に入りました。目標金額の38%を達成し、60万円以上のご支援をいただいています。たくさんのご支援、そしてたくさんの温かい応援のメッセージを本当にありがとうございます!
去る11月24日~25に茨城県常総市と岩手県陸前高田市に取材に行ってきました。
私たちの記憶にも新しいところですが、茨城県常総市は2015年9月の豪雨災害で大きく被災しました。11月24日に、当映画にもご出演協力いただいている、官民両方の視点を持った防災スペシャリストである弘中秀治さまに同行させていただきました。
常総市では、被災当日からの情報発信、そして以後の復興にも尽力されている認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事 横田能洋さまに被災した街をご案内いただき、貴重なお話もお聞きすることができました。大きな川を複数抱える常総市では、洪水災害が起こることは想定されていましたが、災害前には全体として防災への意識があまり高くなかったそうです。近年では災害発生後に「想定外」という言葉をよく耳にしますが、お話をお聞きして、たとえ想定内であっても高い防災意識を鋭く保ち続けることの難しさを痛感しました。横田さまは現在その教訓を常総市の防災に最大限に生かすべく、行政との連携や市民への啓発に尽力されています。常総市は日本語が理解できないブラジル人の方もたくさん住んでおられるそうです。そのような方々への防災の取り組みなど、また機会があればお話をお聞きしたいと思っています。
私たちはその足で陸前高田市に向かい、11月25日に行われたNPO法人桜ライン311の秋の植樹会を取材をしました。
陸前高田市内の津波到達ライン10mおきに17000本の桜を植えるプロジェクトです。列になって咲くその桜の木を見た時に、東日本大震災でそこまで津波が来たということをみんなが忘れないようにという願いが込められています。この桜たちはずっと後代まで、陸前高田の人たちの命を守ることになります。そしてそのメッセージは日本全国の私たちにも伝えられていると感じました。私たちの心の中にも桜ラインを…。私たちが作る映画にもこの防災のメッセージを込めます。映画を観た人が、大切な人のために防災したいと思ってくれるように…。
http://www.sakura-line311.org/
映画の完成を目指し、プロジェクトは続いていきます。
引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!!
山崎 光