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個人開発の射出成型機をキット化したい!

3Dプリント金型に対応した縦型射出成型機をオープンソースキット化したい!個人レベルで使用できる射出成型機として長年開発を続けてきたノウハウを詰め込んで挑戦しやすいキットを目指しています。不織布マスクをリサイクル材料として成型することも可能です。

現在の支援総額

597,000

119%

目標金額は500,000円

支援者数

12

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/12/29に募集を開始し、 12人の支援により 597,000円の資金を集め、 2022/02/10に募集を終了しました

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個人開発の射出成型機をキット化したい!

現在の支援総額

597,000

119%達成

終了

目標金額500,000

支援者数12

このプロジェクトは、2021/12/29に募集を開始し、 12人の支援により 597,000円の資金を集め、 2022/02/10に募集を終了しました

3Dプリント金型に対応した縦型射出成型機をオープンソースキット化したい!個人レベルで使用できる射出成型機として長年開発を続けてきたノウハウを詰め込んで挑戦しやすいキットを目指しています。不織布マスクをリサイクル材料として成型することも可能です。

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■はじめに・自己紹介

2014年から個人で開発、製作を行ってきた卓上縦型射出成形機。

元々同人ハードウェアとして設計データ、部品リストを技術書同人誌として頒布していました。しかし、図面を工場に送り鋼材を切ってもらうなど個人ですべての部品を集めるにはハードルが高い内容になっていました。

現在メーカーイベント会場でお会いして意気投合したAvalon Tech株式会社と共同で必要な部品一式をまとめて購入できるキットを開発しています。

試作機の成型は成功し製品仕様は決まりました。その後試作機での不具合を修正し運用マニュアルの作成を行なっており、キット化にはあと一歩というところです。


■射出成形機「TAIYAKI」キットの紹介

「TAIYAKI」は卓上の縦型射出成形機組立キットです。

樹脂ペレットを高熱で溶かし、型に流し込むことで型通りの形状の成形品を得ることができます。



[使用の流れ]
①材料を溶かせる温度まで予熱します


②金型、もしくはモールドベースにはめた3Dプリント型を用意します


③ペレット(材料)を投入します


④型を固定してクランプアームを素早く下げると溶けた材料が型に流し込まれ、自然冷却で型の形に固まります。


⑤成形物を型から取り外すために型の上にはみ出した部分をニッパーで切ります


⑥型を開けて成型物を取り出します

(作例:Autodesk Fusion Keychain)

[組立方法]
オープンソースハードウェアとして必要部品や組立方法は誰でも観覧することができます。
すでに公開しておりますので購入前にはご一読ください。
(開発中なので説明も開発中のものです。)


組み立てる前の部品はこんな感じです

[安全への配慮]

より安全に利用していただけるように以下のような工夫がされています。
・押し出し材の鋭利な先端を保護するキャップ
・高温部分に誤って触れず、他の金属部に熱が伝わらない安全カバー
・配線を収納/感電を防止する専用の配線箱
・力をかけた際の転倒を防止するスタンド



■作例


■3Dプリント型を利用可能に!ノウハウを詰め込んだモールドベース

従来の射出成形機には金属を削り出した金型が必要であり、この金型の作成のハードルが高いことが難点でした。

せっかく成型機をキット化できても金型を作れないと意味がない。そこで光造形機で3Dプリントした型をなんとか利用できないかと試行錯誤し、3Dプリント型で成形可能になるモールドベースもキット化しました。

モールドベースに3Dプリント型を固定し成形を行うことで、通常は一瞬で割れてしまう3Dプリント型でもある程度の量産は3Dプリント型で行うことができるようになりました。
(PP素材で適切に運用すれば100ショット程度可、耐久性は金属型の方が圧倒的に高いので、細い形状や大規模な量産には金属型が必要になります)



■活動実績/7年にわたる個人開発の歴史

[開発者:HAL900]元々自作ヘッドホンを作るサークルとしてコミックマーケットで技術書同人誌を頒布するサークルとして活動しており、部品製作の一環として2014年2月から射出成形機の自作を開始しました。
「TAIYAKI」には長年開発してきたノウハウを詰め込んでいます。

一号機はコミックマーケット90やNT金沢2016などで実機の展示、設計データを頒布。

二号機は失敗作としてNT京都2018にて展示、欠点報告。

三号機はコミックマーケット95、NT京都2019で展示、設計データの頒布。


三号機の展示を行っていたNT京都2019にて同じく出展していたAvalonTech株式会社の代表と意気投合し、組立キット「TAIYAKI」としての開発がスタートしました。

[開発支援/販売:AvalonTech株式会社]
AvalonTech株式会社は大阪府池田市に拠点を持つオープンソースハードウェアの開発支援、部品の販売を行っている会社です。
Maker Faire Tokyo 2020ではシルバースポンサー
Maker Faire Kyoto 2021ではゴールドスポンサーを務め
2021年には18年ぶりとなる池田市の事始め大賞を受賞し、日刊工業新聞などにも商品が掲載されています。
2018年から国内倉庫、自社オンラインストアを持ちハードウェアの提供元としての実績があります。
オープンソースハードウェアのアイデア提供者、開発者に利益を分配する仕組みをとっており、キット化後も共同して改善を行っていきます。


■リサイクル材料に対応

市販のペレットの他に、梱包用PPバンドや不織布マスクを溶かして成形することも可能です



■本体製品仕様

 ・使用可能温度範囲 260度連続運転確認済み

 ・本体サイズ:横30cmx縦60cmx奥50cm

 ・本体重量:7.4kg

 ・シリンダー容積:6cc

 ・加圧能力(概算):30kg掛けると最大で約300kgf(この時のシリンダ圧力は約22.7MPa) 

 ・使用実績材料
   PP、ABS、EVA、軟質PVC、不織布マスク(リサイクル材料として)

 ・取り付け可能な型サイズ 横120mmx奥行無制限x高さ50mm


■モールドベース仕様

 ・サイズ:横100mmx奥行70mmx高さ40mm

 ・取り付け可能コマサイズ:横50mmx奥行50mmx高さ20mm(10mm上下割)

 ・素材:アルミ


■目標金額と実行計画

【目標金額】
500,000円

集まった支援金は以下の内容に活用させていただきます。
・現在選定中の一部部品の仕入れ:125,000円
・リターンピンバッチの製作:25,000円
・3Dプリンターをお持ちでない方も活用いただけるよう造形サービスでのデータ取り、テンプレート作成。:100,000円
・解説動画、成形条件、組立説明等のコンテンツの充実:150,000円
・クラウドファンディング手数料:50,000円
・消費税:50,000円

応援コースでご支援いただいた分や超過分上記内容の他電動化、容量アップ、対応素材の拡大といった今後の開発資金とさせて頂きます。


【実行計画】

2022年2月:仕入れの完了、パッケージング作業
2022年3月:リターン品(ピンバッチ以外)の発送
2022年4月:ピンバッチ製作/解説動画の製作/「TAIYAKI」組立キット一般販売開始
2022年5月:リターン品(ピンバッチ)の発送


■リターンのご紹介

現在も絶賛開発中ですので細かい仕様が変更される可能性があります。
TAIYAKI組立キットは誰でも簡単に使用できる家電ではありません。組立説明など確認し、興味はあるが自分では難しいと感じた方は応援コースでご支援いただけますと幸いです。

【応援コース】

・[3000円]オープンソースハードウェア応援への感謝としてオリジナルピンバッチをお送りします。

・[200000円]「TAIYAKI」組立キット、モールドベース、PPペレット500gのセットと、応援者様の希望される形状の3Dプリント型を出力してお送りします。後日デザインの確認用にメッセージをお送りします。(サイズは直径25mmのコイン形状を目安、線太さ0.5mm以上。細かい制限等は後日お送りいたします。)


【早期割引価格コース】

・超早割25%OFF[80000円]「TAIYAKI」組立キット、モールドベース、PPペレット500gのセット

・早割15%OFF[90000円]同上

・ちょい早割5%OFF[100000円]同上、実際は6.6%OFFくらいですがキリが悪いので5%と表記しています。

割引率は販売予定価格(106,900円+送料)から算出しています。発送は2022年3月~5月を予定しております。リターンの価格はすべて送料込みとなります。

「TAIYAKI」組立キットには紙媒体での組立説明書、マニュアルは付属しません。
オンライン上に公開されております組立説明
リターンの「TAIYAKI」組立キットには組立用工具として10mm 12mm 14mmスパナ、4mm, 5mm 6mm六角レンチ、耐熱手袋が付属します。

開発完了後のキットや保守部品販売はAvalonTech株式会社のオンラインストアにて行います。(2022年3月以降)



■Q&A

1.どの程度の大きさまで成形できますか?
→材料や形状、作業者の慣れに左右されますが、国内のペットボトルのキャップが約3g。
 PPでは大きさ、重量としてはこれ1個分が上限目安です。

2.どの程度の速度で生産できますか?
→材料や形状、作業者の慣れに左右されますが、遅くてもPPで1個2分ほどで成形可能です。

3.どういった用途を想定していますか?
→オリジナルのキーキャップ、イヤホンプラグ、ボードゲーム用品、ガレージキット、ドール部品など

4.組立時間はどのくらいかかりますか?
→機械慣れした人で3時間程度でした。組立説明はすでに公開しています。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

HAL900とAvalonTech株式会社の共同でのプロジェクトとなります。リターンの送付のため支援者様の住所等はAvalonTech株式会社と共有させていただきます。メルマガが配信されることはありません。



最新の活動報告

もっと見る
  • TAIYAKI本体を含むリターン品の発送準備が整ってきました。一旦梱包まで完了しましたが、より良い部品が間に合いそうなので差し替えテストを行っています。問題がなければより良い状態でリターンをお届けできるかと思います。発送は3月25日を目指しています。もうしばらくお待ちください。成形用のペレットについて。リターン品には使いやすいPPペレットを500g同梱していますが、追加分や他の色、材料などをAvalonTech株式会社様のストアで取り扱っていただける予定です。フレックス系のゴム素材やABS、シリンダ清掃用のものなど色々ご用意する予定です。リターンの発送の際にご案内できるようこちらも準備を進めていますのでご期待ください! もっと見る

  • SUCCESSの御礼

    2022/02/11 18:30

    射出成形機「TAIKYAKI」のご支援をいただき、誠にありがとうございます。本プロジェクトは2月10日をもちまして、終了をいたしました。ニッチの分野にも関わらず期間中は多数の方にご支援を賜り、無事目標額達成することができました。ご支援いただいた方々、改めて誠にありがとうございました。 このご支援に応えられますよう、生産を進めている最中です。最終的なお届けまで、お待たせし恐れ入りますが、ご支援いただきました皆さまお一人お一人に、 確実にお届けいたしますので、今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。なお、今後につきまして、何かご質問、ご不明点等ございましたら、本プロジェクトのメッセージまで、お気軽にお問合せください。 今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る

  •  クラウドファンディング期間も残すところ3日となりました。 残り少ない期間ですが、支援を宜しくお願い申し上げます。遅くなりましたが、皆様の支援で目標金額達成となっております。 ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございます。これで安心してキット化ができます。現状ですが、販売キットとしての部品選定は完了し、運用ドキュメントの整備を進めています。スケジュール通りにリターンをお届けできるように準備してまいります。さて、今回は作例として超小型テンキーを紹介します。この写真のもので5cm×7cmというサイズです。 このテンキーのキー部分は射出成形で製作しています。 筐体は3Dプリンターで製作しました。 2台試作するとキーは16×2の32個必要なので、3Dプリントするには苦しい個数です。表面の印刷のように見えるのは透明テプラです。 実使用に全く問題の無いレベルの物ができましたが、 もっと良いものが作れないか検討中です。 もっと見る

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