『エルフィンクラフトプロジェクト』は現在193%の目標を達成しています。皆様のご支援、応援あってこその数字で心から感謝しています。ありがとうございます。目標100%達成した時点でエルフィンクラフトは製品化に向けて、テストプレイの段階より色々と進化させてきました。また、製品化に必要な化粧箱のデザインなども大枠で決まってきましたのでご報告させていただきます。
■箱表デザイン
化粧箱の表面のデザインです。当初から森をイメージしたデザインのまま完成品とします。ボードゲームでは珍しい?緑配色を全面に出しています。実際に印刷すると全体的に少し暗くなるため、もう少し落ち着いた雰囲気になると思います。タイトルの文字やメッセージは思い切って英語にしようかなとも考えています。
■箱裏デザイン
以前に公開したモックアップ(模型)の裏面が寂しく感じられたのを修正しました。1番の特徴はスコアボードが箱裏に描かれている点です。エルフィンクラフトは少ないコンポーネントで中量級の楽しみを提供できるように制作しているボードゲームです。コンポーネントのミニマム化の一つの案として箱裏スコアボードをデザインしてみました。
■カード裏面サマリーシート
カード裏面のデザインは全カード共通です。インスタントシンボルの効果は9種類ありますが、都度その効果をチェックできるようにカード裏面=インスタントシンボルサマリー表としています。プレイアビリティを上げると同時に別途にサマリーシートを作る必要をなくしミニマムコンポーネント化としています。
■ゲーム内のオマケ要素
世界観のフレーバーの一つとして古代文字がありますが、その古代文字をゲーム内のオマケ要素としてみました。文字を解読する事で古代文字の謎に少し触れることができます。
古代文字のあるカードは20枚以上です。ゲームとは直接関係ないですが、細かなこだわりを重ねることでゲームとしての質が上がればと思っています。
その他のオマケ要素として隠し絵的なものも少しだけ取り入れています。いずれのオマケもカードイラストをじっくり見てシンボルを探すゲーム性を広げるものになればと考えています。
■印刷時の色味の変化について
エルフィンクラフトで紹介している画像のほとんどは制作中の画像を掲載しています。実際のゲームは印刷所に頼んで印刷していただく為、色味が変わってきます。特に明るい色が少し暗くなりますがボードゲームらしい落ち着いた雰囲気のイラストに仕上がればと思っています。
黄色や緑系の蛍光色が印刷では発色しにくいため、イメージとしては下記のように少し暗くなります。
ネット上の画像の為、見ていただいている媒体によっても色味は変わるようなのであくまでイメージとして見ていただければと思います。予想以上に色味が変わるなら色合いの変更も考えています。ご理解いただければと思います。
■カードスリーブについて
カードサイズは59×86mmと一般的なカードサイズです。いわゆる遊戯王サイズで小さめですが、カードをたくさん場に並べるゲームなので場所をあまり取らないようにするためと、お子様の手でも扱いやすいように小さめサイズとしています。
モックアップ(模型)でもテスト用のカードにスリーブを付けて収納できていますが、140枚以上のカードにカードスリーブを付けると厚みが増すため、フタが少し浮いてしまうかもしれません。
※すべてのストレッチゴールが達成できた時の総カード枚数は144枚を予定しております(オールカードセット以上のリターンの時。)
■ゲームマットについて
ゲームマットのデザインは細かな点の修正のみで大きな変更はありません。素材はフェルト地を扱っている印刷会社にしようと思っていましたが、コロナの影響か取り扱い停止中のため、ラバー製の素材に変更させていただく可能性が高いです。エルフィンクラフトの雰囲気に合う手触りのよいフェルト製にしようと考えていたので残念です。
黒ver、世界地図ver共にフェルト製かラバー製で統一させていただきますので、その点はご安心下さい。
■DX攻略本について
DX攻略本は現在ページ構成を調節中ですが、多くのご支援をいただけている状況も踏まえてページ数を40ページより増やす予定です。カードのフレーバーテキストの補完がメインですが、カードイラストから展開する世界観をお伝えできる内容にするべく順調に制作中です。
■説明書について
説明書はより分かり易いように完成品では変更予定です。ソロルールや複数プレイのトレジャーハントも盛り込んだ説明書に出来ればと思います。
■最後に
ストレッチゴールのクリアに向けての取り組みと並行して製品化に向けての制作も進めております。時間がなく大変ではありますが、すべての作業を楽しく進めています。
コロナやウクライナの戦争の影響でコスト面で不安がありましたが、たくさんのご支援により解消されているのが制作活動のとても大きな支えとなっております。日々の応援も制作の大きなモチベーションになっております。引き続き応援をよろしくお願いします!