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教職員向けの『奨学生への指導の手引』を配布します

授業料無償化政策の変化が急だったため、学校や児童養護施設の教職員にとっても奨学生への指導助言がとてもしづらい状況です。このたび刊行する著書『奨学生への指導手引』は、教職員の研修テキストとして最適ですし、高校生や保護者が読んでもよい内容です。この本を学校や各機関に配布するための費用を募集します。

現在の支援総額

158,500

42%

目標金額は370,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/12/07に募集を開始し、 36人の支援により 158,500円の資金を集め、 2022/01/20に募集を終了しました

教職員向けの『奨学生への指導の手引』を配布します

現在の支援総額

158,500

42%達成

終了

目標金額370,000

支援者数36

このプロジェクトは、2021/12/07に募集を開始し、 36人の支援により 158,500円の資金を集め、 2022/01/20に募集を終了しました

授業料無償化政策の変化が急だったため、学校や児童養護施設の教職員にとっても奨学生への指導助言がとてもしづらい状況です。このたび刊行する著書『奨学生への指導手引』は、教職員の研修テキストとして最適ですし、高校生や保護者が読んでもよい内容です。この本を学校や各機関に配布するための費用を募集します。

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はじめに・ご挨拶

 私は宮崎大学教職大学院准教授の湯田拓史(ゆだ ひろふみ)です。教育行政学を専攻しており、学校にまつわる公費と私費の動きを検証しています。教職大学院は、現職教員院生や学部からストレートに進学した院生に実践的な知識や技能を教授する機関です。宮崎大学教職大学院准教授湯田拓史

神戸大学大学院総合人間科学研究科を修了して博士(学術)神戸大学を取得。

神戸大学百年史編集室助教から活水女子大学健康生活学部専任講師を経て現職。

主たる業績は、『都市の学校設置過程の研究』同時代社(単著)、『地域教育の構想』同時代社(共著)、『創立百年史 土佐中学校 土佐高等学校』土佐高等学校(執筆と責任編集)です。

教職大学院とは

 現職教諭や学部から進学した院生を対象として、教育実践を中心とした知識や技能を学ぶ高等教育機関です。研究系大学院と比較して実習期間が長いです。修了すれば、専門職修士号という学位と専修免許状を取得できます。根拠法や学校安全マニュアル等も読み込みますが、写真が示すように、刺股実技や模擬記者会見も授業で実施することで実践的な内容も学べるところです。刺股実技模擬記者会見

NPO法人Swing-Byとは

 宮崎県において児童養護施設の子どもたちへの給付型奨学金の提供と大学進学後の生活支援アドバイス、生活困窮家庭対象の学力支援事業、宮崎県からの委託事業として福祉系専門家向け講座をおこなっているNPO法人である。弁護士やマスコミ関係者、福祉関係者や大学教員によって構成されている。

Swing-Byのリンク先 https://swingby-miyazaki.com

このプロジェクトで実現したいこと

 今回のプロジェクトでは、支援者の方々からの御支援を元手にして、学校や児童養護施設の教職員を対象にした研修テキストである『奨学生への指導手引』を必要とされる中学校・高等学校・児童養護施設に配布します。配布先は、宮崎県内の中学校や高等学校にとどまらず、事前受理をしてくれた全国の国公私立の学校です。現時点では、事前に寄贈を承諾してくれた宮崎県新富町の全ての公立学校、宮崎県小林市の全ての公立学校、神戸大学附属中等教育学校、私立土佐高等学校、そして宮崎県の児童養護施設である金鈴会に優先的に寄贈します。

 現状は、教育委員会や教育研修センターによる行政研修講座が縮減されており、新しい講座を新規に開講することが非常に難しい状況です。これは財政状況だけでなく、「教員の働き方改革」による行政研修縮減の動きもあります。宮崎県では、行政研修講座の一部を大学主催でやっておりますが、国立大学は大学運営費交付金が減らされており、教材費をまかなうことも困難です。「受講する教員自身が負担せよ」という声もありますが、免許更新講習が自己負担であったことから、自己負担にはかなりの拒絶感があります。今回のクラウドファンディングは、幅広い層から資金提供を受けて研修を実施することで、これまでなかった「学び続ける教員像」を示し、最終目標として新しい教員研修の文化を醸成しようとする試みです。

今回の企画提案者が個人である理由

 公立学校への寄贈は、法人よりも個人の方が受け入られやすいからです。さらに、宮崎大学が主催する行政研修の講師である湯田が企画提案者でもあれば、寄贈先が受け入れやすくなるからです。

 寄贈をきっかけにして、行政研修講座や校内研修の企画の可能性も打診します。必要とする教育委員会や私立学校や児童養護施設があれば、リモート配信や訪問などで研修ができるよう調整し、寄贈したテキストで学ぶことができます。

 本書の内容

『奨学生への指導手引』の目次は、次の通りです。

はじめに 

教育を受ける権利の根拠法

第1章 無償化政策と奨学金制度を知るための基本枠組みと基礎知識

コラム① 一条校

第2章 無償化政策と奨学金制度の動向

コラム② 奨学金返済免除制度の変遷

第3章 就学前から就職まで私教育費にいくらかかるのか?

コラム③ 複利計算 

第4章 関連団体との連携

コラム④ 対象としての通信費負担

第5章 ケースメソッド1 生徒指導バージョン

第6章   ケースメソッド2 保護者対応バージョン 

コラム⑤ 刊行本・雑誌ガイド

おわりに 

 以上です。第5章と第6章は、MBAコースで実践されているケースメソッド方式をとりいれることで、実践的な演習ができるようにしています。事例自体は、これまで著者が取材したり経験したものを個人情報が分からないように加筆しています。あと、各章のあいだにコラムを設けることで本文ではなじまない事項についての説明をしています。このテキストを用いた研修を実施することで、教職員は実践に有効な知識や考え方を身につけることができます。

本文掲載のケースメソッド事例

著作権上の問題で一部の抽出になりますが、以下を参照下さい。


  Case2 私でも教師になれますか?

高校1年生の本山那由子(なゆこ)さん(女子)は、宮崎県宮崎市に居住し、800人規模の県立高等学校の普通科に在籍しています。家庭は母子家庭で一人っ子です。準要保護世帯として就学援助金をうけております。学力は中程度(大手予備校の模擬試験の5教科平均の偏差値56)で、英語が得意(予備校の全国模擬試験で偏差値64)なので国立の教員養成系学部に進学して中学の英語教師になることを強く志望しております。しかし、自分の家庭の経済状況で大学進学をしてよいのか深く悩んでおります。性格はおとなしく、文芸部に所属して異世界転生の小説を書いております。少し引っ込み思案ですが友人はおり、文化祭でもクラスの友人たちと部誌を積極的に準備していました。家計を助けるために、高校の許可を取ったうえで、スーパーでレジのバイトをしています。バイトは放課後から21時までです。授業中に「舟を漕ぐ」ことがあるため、一部の先生からの心証はよくありません。

 那由子さんは、ボランティア活動をしたことがありません。留学経験もありません。心身は丈夫で中学校時代は皆勤でした。好きなバンドは「Official髭男dism」です。母が心配なので勤務先は宮崎県を志望しています。


大問 高校教諭として、本山那由子さんに対して、適切な進路指導をしなさい。

問1 英語教師に必要な要件に注意しつつ、利用可能な制度は?

問2 教師として連携しておくべき機関はどこか?

問3 「教員育成指標」を踏まえて、教師を目指すために今からしておくべき項目は?

 

 以上が、ケースメソッドの一例です。本書では、具体的に回答例、ポイントを述べており、受講生同士で検討し合えるようにしております。

プロジェクトをやろうと思った理由

 必ずしも教職員が生活困窮家庭の実情を理解しているとは限りません。その場合、観念的な見解で生徒を指導助言してしまい、必要な公的支援を受けられない状況をもたらせてしまうことがあります。著書である『奨学生への指導手引』では、教職員に適切な情報を提供することで、生活困窮家庭の生徒に間接的に好影響をもたらすことができます。

 しかしながら、現在教員の行政研修は縮減されており、免許更新講習も来年度で廃止されます。宮崎大学では、行政研修を大学が主催する試みをしていますが、昨今の国立大学への運営費交付金の削減のため、受講生に配布する教材費をまかなえない状況です。なお講師は、手当無しの手弁当で行っております。モチベーションの源泉は、我が国の教育水準向上のためには、良質な教員研修を実施することが重要であるとの考えからです。

 確実に教職員へ奨学金や授業料免除の情報提供をするには、各学校へ直接『奨学生への指導手引』を贈呈して、さらには行政研修や校内研修のテキスとして活用される必要があります。このたび、NPO法人Swing-Byのご協力のもとで、Swing-Byの事業として『奨学生への指導手引』を刊行することができました。しかしながら、刊行後の各学校への寄贈にかかる費用がありません。私費を投じようかとも思いましたが、私も小学生と幼稚園児を育てており限界があります。皆様の御支援を何卒よろしくお願いします。

 今回の事業では、著者は一切原稿料をうけとっておりません。さらに印税は全てNPO法人Swing-Byへ寄附いたします。私益が一切生じないことをお約束いたします。


これまでの活動

 著者は阪神淡路大震災で実家が全壊したため、その後は授業料免除と奨学金併用で博士課程修了まで学び続けました。結果的に奨学金の負債が1000万円をこえました。しかしながら、大学や大学院の指導教員からの指導助言のおかげで、破綻することなく現在も研究生活を継続できております。 

 著者は、これまでの経験と知識を基にして、対象別に次の5つの活動をしてきました。

①大学学部生向けには、宮崎大学の教職課程の必修授業「教育制度論」において教育費の説明をしました。

②一般市民向けには、宮崎大学の市民向け講座で「教育費のお話」をしました。

③高校生向けの出前講義として、「教育にかかる費用の話」をしました。

④福祉の専門家向けには、NPO法人Swing-Byの講習会や講演会をしました。

⑤教職員に対しては、宮崎大学主催の行政研修で「無償化政策下での生徒指導」を実施しました。

 今回刊行する『奨学生への指導手引』は、これまでの活動の集大成でもあります。


資金の使い道

設定金額37万円 の内訳

書籍代   1部1,000円×300部     300,000円 

クラウドファンディング手数料      33,300円

書籍送料                                          16,400円

お礼の品                                          20,000円

                                            計 369,700円


実施スケジュール
1月20日 クラウドファンディング完了

1月20日 『奨学生への指導手引』刊行

1月下旬 寄贈先の学校や施設への発送作業開始

2月上旬 リターン発送開始


最後に

「奨学金申請は貧困コンテストではないのです」(本文から抜粋)


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 寄贈先のご報告

    2022/02/28 18:57
     予定通り、2月中に事前受理を表明された自治体や学校に献本いたしました。献本先は下記の通りです。小林市の全小中学校 21校新富町の全小中学校 4校神戸大学附属中等教育学校私立土佐高等学校宮崎県立高等学校 37校        計64校 予算の許す範囲でさらに増やしていきます。 もっと見る
  • 今週発送します。

    2022/01/31 20:15
    おまたせいたしました。お礼の品であるしおりが届きましたので、今週から発送作業に入ります。本日は、献本の事前受理をしてくれた宮崎県小林市、宮崎県新富町、神戸大学付属中等教育学校、土佐高等学校さんへ発送いたしました。明日以降、ご支援いただいた方々と宮崎県立の高等学校へ発送いたします。皆様今しばらくお待ちくださいませ。 もっと見る
  • 昨日無事にクラウドファンディングの募集を終了いたしました。ご支援、まことにありがとうございました。目標額に届きませんでしたが、大変貴重な資金をいただきました。このあと、Swing-By発行の栞とパンフを添えて、予定通り各学校への発送作業の準備に取りかかります。皆様のお手元には2月初旬には御礼の品と共に書籍をお届けいたします。引き続き、奨学生への適切な指導助言ができる教員研修の展開に努めます。とりいそぎ、御礼まで申し上げます。 もっと見る

コメント

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  1. 2021/12/30 13:50

    応援しています!


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