アートのチカラで、アジアの障がいのある人や問題を抱えている子どもたちの作品を購入することで応援しよう。
はじめに
コロナ禍で厳しい経済状態にある、障害のあるアーティストや施設の支援の必要性
2022年2月開催の「アート・インクルージョン・多様性の世界の祭典 」を開催するためにオンラインで各国と打ち合わせをしていたとき、コロナ禍が始まって約2年で、アートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会の実現を目指しているアジアの国の障がい者施設や児童養護施設の運営が大変厳しい状況になっていことが明確になってきました。
先進的な取り組みは、公的支援制度の枠から外れた私立の施設が多く。コロナによるロックダウンで登校できないこで学校の運営費用が得られなくなったり、逆に児童養護施設では子供が常に施設にいるために子供が生活し続けるだけでなく学校の代わりに教育をするなど普段より職員の負担が増える一方で、施設への訪問者たちによる寄付が集まらないなど、ダイレクトに経営に影響し、職員のレイオフや過労などが起きているます。
そこで、アートはみんなのものでは、「アート・インクルージョン・多様性の世界の祭典 」 を実施などを通じて、アジアの施設等のマネージメントの工夫や成功事例のなどを共有するオンラインイベントやワークシップを実施することで。当事者間での「知の共有」を行うための活動の資金の調達だけでなく。
コロナ禍でもアートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会の実現を目指しているアジアの国の障がい者施設や児童養護施設を「作品を購入することで応援できる」クラウドファンディングを企画しました。
障がいのある人や問題を抱えている子どもたちの作品をあなたの手元に届けることで、彼らとともに笑顔になれる企画です。ぜひ応援をお願いします。
昨年実施したシンポジウムで発表した
障がいのある方の作品を中心としたビデオファッションショー
主な支援先
■作品の購入で直接的に支援できる施設 (仕入れ先)
・St. Francis Integrated Arts School / SAORI Hands of Love(フィリピン・ケソン市・特別支援学校)
・バーンターンナムチャイ(タイ・パンガー県・児童養護施設) Saori Thai (タイ・パンガー県・職業訓練施設)
・さをりオーガニゼーション(カンボジア・特別支援学校) ほか
■アートはみんなのものの活動を通して支援できる国や地域
フィリピン、カンボジア、ベトナム、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、香港、台湾
そして日本国内
・シンポジウムや学習会を通じて、お互いのノウハウを共有をする活動に使います。2022年9月には香港でシンポジウムを実施する予定。
・現地カウンターパートナーへの画材や紙、糸などの材料の提供または購入補助。
・日本国内においては、障がい者の作品発表の場を作ります。
《参考例》『音樂多面體』 Express Diversity Concert
〜アートとインクルージョンと多様性の世界の祭典 (International Festival for Arts Inclusion and Diversity・IFAID)〜
出演:佐藤允彦(ピアノ)大友良英(ギター)内橋和久(ギター、ダクソフォン) ゲスト:新倉壮朗(ジャンベ)
「アートはみんなのもの」とは
芸術(アート)とは表現活動であり、それが、人としての能力を開花させ、生きている価値や、生き様を表す。それは、命の輝きそのものと言えよう。その事例を集め共有することで、老若男女、障がいのあるなしに係わらず、全ての人が生きやすい、生きがいのある世の中の創造につながります。
アートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会の実現、すなわち、人の命の輝きを共有することである。日本国内外において、インクルージョン(社会的包摂・包含)によって障がい者やマイノリティの人達、高齢者が社会の中で対等な立場で生きられるようになることを目指して2002年から細々ながら活動をしてまいりました。
2021年3月に実施したアートとインクルージョンと多様性に関する国際シンポジウム福祉から社会参加へ「アジアの障がい者が実践する『芸術』の効果」では、自らの取り組みを発表することで活動について自信をつけたり。他国の事例を自国に取り入れるなどの相乗効果がみられました。
国際指導者の交流は、アジア各国の指導者を育て、さをり織を普及させることで障がい者の就職先の少ない途上国において就労の場をつくります。
具体的には、布を織って作品や製品にして販売をするだけでなく、観光地などで指導を行うことができます。
現在コロナ禍で観光業が停滞していますが。コロナ禍が明けた後に障がいのある人が働けるよう、いまのうちに能力をつけます。
このビデオには
障がいがあったり、問題を抱えた子どもたちを支える体制が
コロナでどうなっているのかの説明があります。
アートはみんなのものが解決したい社会課題
ーアートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会の実現
・同じ課題を持っている実践者同士が国境を越えてつながることで。「知の共有」「実践の発表」「人材育成」を行う。
・芸術表現活動で人間の尊厳を高める。例えば、障がいがある人が表現したり手に職をつけて収入を得ることで、社会に貢献したり、誇りを持って生きることができる。
・障がいのある人、ない人が入り混じり、協同して芸術活動に取り組むことで、お互いに才能を認め合う社会をつくる。
・高齢者、障害のある人、貧困家庭など、すべての人が芸術活動にアクセスできる社会をつくる。
このプロジェクトで実現したいこと
・作品を購入してもらうことで、障がいがあったり、様々な問題を抱えている作家が自信をつける。
・アジアの障がい者施設、児童養護施設の経営立て直し。
・当事者たちによる実践例をシェアする場づくり、ネットワークづくり。
・国際シンポジウム開催 ・国外オンラインサポート ・国際・国内オンラインワークショップ
ポストコロナ時代に、いちはやくアートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会への活動を、
ジャンプスタートさせるための元気とその元手をつくるクラウドファンディングです。
★応援メッセージ★
女優・アーティスト・演出家 小池 樹里杏
わたし自身、芸術に救われた経験がたくさんありました。そのなかで価値を形にしていくことが難しいという問題点にもぶち当たりました。
そんななかで、みなさんのご支援をいただき、いままでやっていた活動がより大きくなっていくためには、たくさんのご協力が必要です。
映画を観ること、演劇を観ること、好きな人に会うことも困難な時代になりました。そんな中でも、人間の心が美しく、世界中の人がひとつになるということを「アートはみんなのもの」の活動をとおして行ってゆきます。
私はフィリピンと日本のハーフであることから、フィリピンの子供たちに定期的に芸術文化の交流会をしてきました。そんななかで、私自身が驚くことがたくさんありました。フィリピンの子供たちは歌やダンスがとっても上手で、絵も描ける子もとっても多いです。子供たちは無限の可能性を秘めており、人種関係なく、障がいのあるなし関係なく素晴らしい才能に出会うことがあります。
「アジアをつなぐ」「アートでつなぐ」そのポリシーで今後も活動してまいります。
ですので、たくさんの方にこの活動を知ってもらうためにも、継続した活動をするためにも、みなさんのご支援、ご協力が必要です。クラウドファウンディングのご参加お願いします。
アートはみんなのもの 副代表 兼
ツナミクラフト代表 東山高志
20都道府県、国外3か国の4000人が参加した機織りワークショップ「被災地をつなぐさをり織り」の活動を通じて、アートはみんなのものだと実感しました。
障がいを持つ方がイベント来場者に機織りを指導してくれたり。ある会場にたまたま来た障がいのある人が「これなら、僕たちも社会貢献できる」と言って同じ障がい者施設の仲間を集めてくれで織ってくれたり。タイに出稼ぎに来ているミャンマー人の子供たち。たまたま京都やプーケットに来ていた外国人観光客。東日本大震災の津波被災者。スマトラ島沖地震の津波被災者。阪神淡路大震災や中越地震の被災者などなど、いろんな人が織る姿を見てきましたが。作品をつくるということ、表現することで、みんなイキイキしていきます。
コロナ禍において、活動に制約が多いなかですが、こんなときだからこそ、世界がつながり、すべてのひとが、芸術活動、表現活動を続けることが重要だと思います。
クラウドファンディングを通じて芸術活動や表現活動の支援ができるのはとても魅力的です。ぜひ、作品をご購入ください。
資金の使い道
目標金額 100万円
作品購入および輸入費用、国内発送費用:約50万円
アートはみんなのもの活動費: 約30万円
手数料など:約10万円
実施スケジュール
作品はすでに出来上がっております。
募集期間が終わり次第、数量に合わせて輸入し、国内より配送いたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
リターン
アジアの様々な人がつくった、てづくりのストールや、子供たちの描いたイラストなどが届きます。
PDFレポートの届くプランもあります。フィリピン、カンボジア、ベトナム、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、香港、台湾
そして日本国内の活動がわかります。
みなさんの参加しやすい方法でご支援いただけたらと思います。
最後に
ー支援のお願い
アートを通して多文化共生や多様性が生かされる社会の実現というのは、まだまだ認知度が低く。
障がい者アートも認知が進んできていますが、まだまだ福祉の世界の中に閉じ込められています。
みなさんのご支援で、コロナ禍を乗り切りながら、アートがみんなのものになるようにご支援をお願いいたします。
ープロジェクトにかける思いや意気込みなど
コロナ禍が長期化して、なかなか実際に会って交流できる国際協力が出来ない状況ですが。
実践や作品を通じて、国境を越えてお互い励ましあいながら、プロジェクトを進めています。
ご支援という形でぜひ参加していただければと思います。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
ーアートはみんなのもの Art For All Japanー
http://www.artforalljapan.org/
代表理事 平澤葉子
団体設立目的 |
どんな国に生まれても、すべての人にとって表現活動は必要である。アートという地平に立てば、障がいの有無は関係なくなる。また、アートは老若男女が等しく楽しむことができる。文化的な生活を享受する権利は、憲法25条にも明記されており、世界人権宣言においても言及されている。芸術・文化・表現活動は人間の基本的人権の一部でもあると考える。国連障害者年のスローガンである『完全参加と平等』を、芸術文化表現活動を通して、障がいのある人たちだけではなく、子供、若者、大人、高齢者や社会で弱い立場にある人たちを含め、すべての人の『社会参加と平等』を目指し、アドボカシー活動を行っている。 |
沿革 |
2002年11月 設立 日本アーツマネジメント学会関西支部より松下興産(株)の設立50周年の文化事業の企画を依頼されたことがきっかけ 2003年、大阪市現代芸術創造事業に参画。米国ケネディ財団に本部を置くVSAインターナショナルを連携するなど、障がい者理解・多文化共生プログラムを実施する。 2003年から、大阪市現代委芸術創造事業に参画し、青少年企画『音樂多面體』<オンガクタメンタイ>を開催。『エクスプレス・ダイバーシティー(多様性を表現しよう)』を開催。 2015年、代表理事による論文『アジア太平洋地域の障がいを持つ人たちの芸術文化活動による「完全参加と平等」VSAアーツの事例研究』が神戸大学人間発達環境学研究博士前期課程にて受理 2016年 第4回香港聴覚障がい者映画祭に来賓として招聘される 2017年~2020年に実施した事業 2018年3月 シンガポールVSAディレクターミーティング参加・「アートと障がいに関する国際会議」・True Clours Festivalに来賓として招聘される ・2019年月3月フィリピン・サンフランシス・インテグレーテッド・アーツ・スクールにて指導及び現地調査 ・2019年11月 ベルリン・ノーリミット・フェスティバルに参加・2019年11月 パリ・アート・イマーゴ主宰者及びさをり指導者と会議 ・2021年3月 アートとインクルージョンと多様性に関する国際シンポジウム福祉から社会参加へ「アジアの障がい者が実践する『芸術』の効果」 ・2021年12月 『音樂多面體』 Express Diversity Concert ・2021年1月 女優・アーティスト・演出家の小池 樹里杏 (Miss Japan2021日本大会ベスト4を受賞)が親善大使就任 ・2022年2月 アートとインクルージョンと多様性の祭典 |
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました
2022/05/04 22:08クラウドファンディングに支援して下さった方、情報をシェアしてくれた方、いいね!してくれた方、応援してくれた皆さまに感謝!19名¥134000の支援をいただきました。達成率13%とはいえ大きな力です。あがとうございました。 もっと見る
あと2ですなんとかお願いします
2022/04/29 10:00期限「4/30の23:59:59まで」あと2日です。 ・達成状況「現在10%」はっきりいってピンチです。・子供たちのアートへのアクセスのために。せめて「あと20万円」なんとかお願いします。 クラウドファンディングでしか手に入らない「さをり織りストール 」好評な「さをり織りの財布」をぜひよろしくお願いします。 もっと見る
あと4日
2022/04/26 10:00期限「4/30の23:59:59まで」あと4日です。 ・達成状況「現在10%」ピンチです。・子供たちのアートへのアクセスのために。せめて「あと30万円」なんとかお願いします。 「クラウドファンディングでしか手に入らないさをり織りストール 」、好評な「さをり織りの財布」をぜひよろしくお願いします。 もっと見る
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