ついに恐れていたことが起きました。問題を抱える70人の子供たちが共同生活をする児童養護施設でコロナのクラスターが発生しました。3月初旬、5000円の協力で送付する子供たちの作品について、打ち合わせをしようとしたら、とにかく2週間控えてほしいとの連絡がありました。なんか、いやな予感。それが的中しました。児童養護施設の子供に感染者が多数現れたのです。クラスター発生です。どのような対策をしたかというと。・児童養護施設には3つの建物があるので、そのうち一つを感染者棟にして、ゾーニングを実施。・スタッフにあえて感染者になってもらい、24時間子供たちを世話をする担当をつけた。命がけです。・感染した子供とスタッフは、常に医師の処方により、抗生物質と解熱剤を飲んでいます。早くコロナの感染後に効くちゃんとした薬が出てほしいものです。・一日3回の食事を準備して差し入れています。・PPEという防護服を着て、消毒剤を毎回スプレーするスタッフを配置。感染した建物や建物の外も含め、すべてのエリアの消毒。・感染していない子供や、接触のリスクグループは、毎日3回ごとに感染チェック。これで、なんとか感染した子供たちとスタッフは回復しました。 しかし、まだ常に注意する必要があります。 そんな困難のなかでも、子供たちの作品作りが続いています。