2022/01/08 11:42

瑞々しい思春期・青春期のお子さまが身近にいらっしゃる方に、ぜひご協力ご支援をいただきたいのです。
写真は、『呉本』『江田島本』の活動をきっかけに広がった、母校「県立呉宮原高等学校」での講演の模様です。昨年(今年度)で3回目を数えました!

いま、小中高の各学校で年齢に沿った「総合学習の時間」が進められています。これ、校外学習というのかな? 地元に繰り出していろんな方々にお話を聞く「フィールドワーク」。

もうですね。

青春真っ盛りの彼ら彼女らは最初とーっても反応が薄く・苦笑、壇上でわたしのひざはガクガクぶるぶるでした。でも、あとでいただくアンケートには、とても熱い感想や、わたしへの質問があふれているのです。

ちょっと恥ずかしいだけで、本当は知りたいことがいっぱいあるんだな、と。

動きにくい世間ではありますが、今年度は2年生に対してはリアル講演、1年生に対しては「オンライン講演」に初挑戦! いや、わが母校、チャレンジャーです!

「探究するとはどういうこと?」
「興味を持つってなに?」
「お話を聞くときのコツは?」などなど。
わたしのテーマは「興味を見つけて訪ねていき話を聞こう」「ふるさと(呉)ってどんなところか調べてみよう」の、いわば「how-to」の伝授です。けれど、1年生のオンラインはちょっと趣が違いました。つらつらわたしが一方的にしゃべるのではなく、みんなに「お題」を出してやってもらうワークショップ形式。

わたしからのお題は「2人一組で相手の好きなものを探り出せ!」。

聞くほうと、聞かれて話すほう。どちらも経験することで、「聞くってなんだろう」「知るってなんだろう」を体感してもらう狙いです。

これがすごくよかった!ええ~・・・と言いながらも全員が挑戦!
わたしのほうが感激しました。アンケートも冊子ですよ、すごいでしょ?

本気で知りたい人に、人は本気で教えてくれる。
知らないことは恥ずかしいことじゃない、何度もどんどん聞こう。

高校生たちはハッキリと感じ取ってくれたんじゃないかと思います。
だから。

若い世代に本気で聞かれて、本気で応えられる大人にならなきゃ。
そう思いました。
大人だからってなんでもかんでも知っているわけじゃない。
だったら。

いまから一緒に知っていこう。

わたしの本もそんな入口のひとつになればいいなと思っています。どうぞ応援くださいませ!