こんばんは!
今日も松尾茉莉が演奏活動報告をいたします!
今日も快晴の中、音楽堂では阪田知樹さんプロデュースのプログラム、そして指揮&ピアノのコンサートが無事終演しました。
まだ若干29歳の若さで今秋10周年を迎え、昨年はエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第4位入賞!YouTubeでは自作曲もアップして多彩な才能の持ち主です!
今日の演奏プログラムはこちら↓
モーツァルト/ コンサート・ロンド K.386
こちらの作品は10分くらいの短い作品。
ピアノの独奏とオーボエ2,ホルン2,弦5部という小編成で、かわいい小品でした!モーツァルト自身によるオーケストレーションは未完成のままで、補筆された楽譜で今日、演奏しているようです。
何度も練習した出だしの指揮の合図、今日はバッチリ合いました。(^^)
軽やかで柔らかな音色は絶品でした!
リスト/システィーナ礼拝堂にて R.455,S.360
もともとピアノ独奏として完成したあとにピアノ連弾、管弦楽曲に編曲した最後の管弦楽版。
こちらは阪田さんの指揮によるオーケストラの演奏。イタリアの作曲家グレゴリオ・アレグリの二重合唱のための「ミゼレーレ」とモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を行ったり来たりとまるで生死を彷徨ってる曲でした。いつか阪田さんのピアノ独奏でも、聞きたくなりました。
休憩後↓
J.S.バッハ作曲モーツァルト編曲/平均律クラヴィーア曲集から5つのフーガ K.405
↑こちらは首席人のみの弦楽四重奏で演奏。
モーツァルト/ピアノ協奏曲第17番 K.453
この作品は良くピアニスト自身が演奏して指揮することも多く、私も学生の頃、北ドイツのSHMFアカデミーオーケストラのメンバーとして2ヶ月間ドイツに滞在しながら演奏活動の研修をしていたのですが、エッシェンバッハという素晴らしいマエストロ兼ピアニストがこの作品を弾き振りをしたときのころを思い出しました!エッシェンバッハのピアノの音色も素敵でしたが、今日の阪田さんの音色もとても魅力的な音で、指揮もばっちりだったと思います。
阪田さんによるピアノのアンコールもあってそれはもう美しすぐて危うく夢の世界へ連れて行かれるところでした。
次回は3月5日土曜日、神奈川県民ホールにて、川瀬賢太郎指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲(pf.小曽根真、マーラーの交響曲第1番「巨人」です。