2022/04/24 22:13

みなさん、こんばんは。
なかなか活動記録の更新ができず、すみません(涙)
毎日ハウスに行き、アブラムシと格闘していましたが…
共存するためには(withアブラムシね)、やはり地這え栽培には限界があると気づきました。

「今までやったことはないけど…半立体の栽培方法を試してみたい」と主人からの提案を受け、
「できることは全部やってみよう」と、麻紐でメロンのツルを吊るすことにしました。
立体栽培は他の地域のメロン栽培では馴染みのある方法ですが、
川辺メロンの生産者はおそらく誰もしていません。


半立体にすることで、葉の密集を防ぐことができ、通気性が良くなるとアブラムシも増加しないのではないか?というのが私たちの見立てです。
現状では、アブラムシを駆除することは難しく…
いかに共存するか?にシフトチェンジする必要がありそうです。

とは言え、アブラムシが密集しまくっている樹は受粉が思うようにいかず…もうすでに何本も根こそぎ抜きました。
定植した時「大きく育つんだよ」と、どの苗にも願いを込めて植えました。
だからこそ、根っこから抜くのは悲しいです。

でもこれ以上、被害を増やさないためには苦渋の決断です。
アブラムシは最初の葉っぱ(つまり一番老いてる葉)と一番若い葉(赤ちゃんのような新芽)に付いています。
奴らは天才なので、葉っぱの養分を吸い取ると羽を生やして飛び立ちます。
そして新たに子孫を産み…無限に増殖するのです。
「けけけの毛虫、アブラムシ、ご飯粒、柿の種」です(笑)

しかし、悲しいことばかりではありません。
今日はメロンオーナー様が圃場の見学に来てくれました。
私たちのメロンはみんなの想いが乗っかったメロン
だからこそ栽培過程を共有したいし、できることなら一緒に農作業したいです。

アブラムシに悩まされている私たちに、
「通山さんは私たちの希望です!」と仰ってくれました。
私たちのこの物語が誰かの希望になるなんて思ってもみませんでしたが(笑)
今日もとっても元気をもらえました。

大きなお兄ちゃんも、お父様も童心に返ったようにてんとう虫を探し
「見つけたぁ〜」と嬉しそうに見せてくれる姿に
本当に嬉しくなりました。
また頑張ろう!と心から思いました。

美味しいメロンができますように…
毎日願っています。もうすぐ4月も終わり。Thanks Letterもお楽しみに。
(4月号はPDF化してメールでお届けします☆)