みなさん、こんばんは。
今日もたくさんの方にご支援いただき、なんと達成率256%突破。
正直、ここまでたくさんの方に支援していただけるなんて思っていなかったので…びっくりしています。中には2回もご支援いただいた方もいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ挑戦は続きます。ぜひ「こんなことしてる人が鹿児島にはいるらしい」という情報をシェアしていただけると助かります。
さて、今日は「苗床ハウスの秘密」です。
多くのメロン農家さんは、JAから苗を購入しますが、私たちは組合員ではないため購入できません。そこで「自分たちで種から苗を作ろう!」と4年前決意。
当初は釣り用のクーラーボックスでしたが、今では自分たちで単棟ハウスを建てて育苗ハウスを作りました。(自分たちでハウス建てるって結構大変でした。何度も夫婦で険悪な雰囲気になりました…www)
今年の単棟ハウスでの新たな取り組みは「踏み込み温床」です。
苗床の温度を上げるために電熱線を張るんですが、できることなら「自然」に近い形で地温をあげたい! と思っていたところに見つけたのが「踏み込み温床」でした。
木枠を作ってその中に、籾殻・米糠・水・落ち葉などをよく混ぜて微生物の活動を活発化させます。すると発酵が進み地温が上がるそうです。
この落ち葉、クラスの子たちと一緒に掃除時間に集めました。
「強くて元気なメロンを作るために落ち葉が必要なんだけど…一緒に集めてくれないかな?」と朝の会で話をしたら、みんな寒い中一生懸命集めてくれました。しかも何日も。
掃除時間になると決まってサボりにいく男の子たちも
「先生、どこの落ち葉がいい? 銀杏は大丈夫?」など、みんな一生懸命でとっても嬉しかったです。
メロン作りをする中で、生徒たちの優しさを改めて感じました。
そんな私の大事な教え子の一人をご紹介。
よく「この写真、めっちゃいいね!」と言われたり、「メロンの宣材写真、映えますね」と言われたりすることがあります。
私たちのクラファンのページほとんどが、教え子の写真です。
高校生の頃からとっても良い写真を撮る子で、「宣材写真を撮るなら海晴くんがいい!」と決めていました。
最新機種のiPhoneを使えばそこそこ良い写真が撮れる現代ですが、それでも絶対に彼に決めていました。
大学生になっていましたが、無理を言って来てもらって昨年撮った写真。
どれも暖かくて、私たちが大事にしていることが伝わる良い写真です。
(南九州市や川辺メロンが大好きなこと、ちゃんと作物を作って届けたいことなど)
この写真に恥じぬよう、今季のメロンも頑張りたいな!と写真を見るたびに初心を思い出します。最後までお読みいただきありがとうございました。
また、明日もお楽しみに。