はじめに・ご挨拶
初めまして。
栄久堂吉宗、店主の坂元です。
「栄久堂」は、天保元年(1830年)に創業しました。
その後、私の曽祖父である吉川宗一が、跡取りのいなかった本家「栄久堂」の暖簾を引き継ぎ、昭和5年(1930年)大阪の西淀川に、「栄久堂吉宗」として新たに店を開きました。
本家栄久堂創業の天保元年から約190年、曽祖父の開業から約90年、時代に合った味に改良しながらも、かわらない伝統の味を守っています。
(大正初期、栄久堂前にて。左から2番目の男性が曽祖父)
私が30歳になるタイミングで、サラリーマンの世界から、母方の家業を引き継ぐためにこの世界に飛び込みました。
気温や湿度のちょっとした変化で味が変わる、まさに塩梅が試される世界の難しさや面白さを体感している日々です。
今年6月に祖父が逝去して、正式に曽祖父から数えて4代目の代表になりました。
何とか歴史を守っていくため、試行錯誤を繰り返しています。
しかし、コロナ禍の打撃は大きく、主力の売上であった贈答用の進物商品が、
人の往来がなくなることにより激減、また地元の駅前スーパーが倒産したことにより、
さらに往来が減り売上が下がる、という事態に見舞われております。
元々、家業を継ごうと思った背景には、株式会社リクルートHRM(現リクルート)に勤めていたサラリーマン時代の経験があります。
私が社会人2年目の時、リーマンショックが起こりました。
リーマンショックは、それまで好景気だった日本経済を大きく変えました。
それまで好調だった自分のお客さんが、何社も潰れるのを目の当たりにしました。
そこで、企業が存続する難しさや、尊さを知り、江戸時代から守られたきた「屋号(暖簾)」の大切さを知ったのがきっかけでした。
私が家業を継ぐ決心をした時と同じような事態に対して負けずに、先祖から引き継いだ暖簾・店舗を何とか守っていきたいと思っています。
新商品:老舗和菓子屋が作った瓶詰の「美味しいあん」
店頭の売上が激減する中、
店頭販売だけに頼らない商品を作るため試行錯誤を重ねました。
その中で作った新商品が、
「美味しいあん」
です。
今回作った瓶詰あんこの「美味しいあん」は、開発を始めてから半年以上、何度も試作を繰り返し、やっと自信をもってご提供できる商品となりました。
賞味期限も長く(約2か月)、配送にも適しており、
コロナ禍のお家時間を、家族でアレンジを楽しんで貰える商品になっています。
トーストにあんを塗っ上にバターをおいて、焼き上げて頂くと、美味しいあんバタートーストが出来上がります。
どら焼きの皮や最中の皮にお好みの量のあんを乗せ、バターやイチゴ、生クリームなどを合わせたアレンジを楽しめます。
リターンのご紹介
①「美味しいあん」つぶあん・こしあんとどら焼きの皮4組セット
美味しいあん:賞味期限2ヵ月
どら焼きの皮:賞味期限10日
送料を合わせると税込み3,000円を超えるセットを
2,500円でご提供いたします。
②「美味しいあん」つぶあん・こしあんと最中の皮10組セット
美味しいあん:賞味期限2ヵ月
最中の皮:賞味期限2ヵ月
送料を合わせると税込み3,500円を超えるセットを
3,000円でご提供いたします。
③「美味しいあん」つぶあん・こしあんセット×2箱
賞味期限2ヵ月
送料を合わせると税込み4,000円を超えるセットを
3,500円でご提供いたします。
④「美味しいあん」つぶあん・こしあんセットと最中の皮6組・どら焼きの皮4組セット
美味しいあん:賞味期限2ヵ月
最中の皮:賞味期限2ヵ月
どら焼きの皮:賞味期限10日
送料を合わせると税込み5,500円を超えるセットを
5,000円でご提供いたします。
資金の使い道・スケジュール
ご支援頂いた資金に関しては、
新商品製造を効率的にするための設備投資(瓶を真空状態にするための機械)と、老朽化が進む工場の補修工事資金の一部補填に、使いたいと思っております。
頂いた支援で、もっとスムーズに商品をお届けできるように、また事業の存続に活かしたいと思っております。
最後に
<備考欄>
・お届け先がお申込者と違う場合
・領収書が必要な場合
・熨斗紙が必要な場合
・応援メッセージ
など何か、メッセージございましたら、備考欄にご記入ください。
<リターン商品のお届けについて>
リターン商品は、ご支援頂いた順番に、プロジェクト終了後の2022年2月1日から随時発送させて頂きます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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