2013/03/07 19:28
【前編】
着パフヒストリー
~始まりはささいなヒトコトでした~
============================================
今では、お陰様でこうしてCAMPFIREさんでも多くのご支援を頂き、メディアにも取り上げられ始め、国内外からの問合せも入るまでに成長した「着パフ」。
やっと最近、スタート地点に立てた気がしています。
日々頂戴しているサポートへの感謝と、これからの大きな成長を目指して羽ばたき始めた着パフの今までを、是非皆さまと共有させて頂きたいという想いから、今回、これまでの着パフの誕生秘話、歩みを初めて公開させて頂く事になりました。
(本当は、そんなに大げさな話ではありません。笑;)
着パフの誕生は、CAMPFIRE記事内でも少し触れましたが、2011年にある女性が丹下へ話した一言でした。
「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」
彼女は、朝、起床するのが苦手で、どうすれば気持ちよく起きられるかずっと考えていました。
まず、"あの優しさの感じられない、無機質でけたたましい目覚まし音がダメなんだ"と思い、好きな歌をダウンロードし、それを目覚まし音に設定しました。
結果は…。あまり劇的な効果は得られませんでした。激しい音楽は、目覚ましの音と同じに聞こえ、結局は不快音になってしまいます。
あんなに、毎日聴いていたお気に入りの歌でさえ、聴くたび、"目覚め"を連想させられる為、どんどん聴かなくなりました。
では、静かな音楽は?…ご想像のとおり、全く起きるコトが出来ません。
これ以上、好きな音楽で目覚めようとするのは止めよう。
好きなのに嫌いになってしまう。
そこで、思いついたのが、、自分の好きな匂いで起きられたらどうだろう"という事でした。幼いころ、3時のおやつに作ってくれた母のクッキーの焼ける匂いで、昼寝から目覚めた時の、あのうれしくて、ワクワクする感覚。
もともと、"香水"好きだった事もあり、"匂い"というものへの興味が加速していった結果、『着臭-チャクシュウ-』というものに行きつきました。
『着臭』そうです。これが、のちの着パフの原型となる始まりでした。
「電話の着信も匂いで知らせてほしい」それが『着臭』の語源です。いつか、そうやって携帯から匂いが出るようになる時代が来るんだろうなぁ。万が一、それに携われたらこんなに幸せな事はないなぁと。
すごく漠然な想いを胸に、日々が過ぎていき、ある日何気ない会話の一つとして、彼女は丹下に伝えました。
「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」
丹下の第一声は「…。ネーミング。なんか臭そうじゃん!笑笑笑」でした。
…確かに(汗
それから数か月。
彼女の目の前には、大きな『着パフ』の試作器が。
「・・・・え?!」
そして、丹下の満面の笑み。
「試作機作ったよ」
===続く===
着パフヒストリー
~始まりはささいなヒトコトでした~
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今では、お陰様でこうしてCAMPFIREさんでも多くのご支援を頂き、メディアにも取り上げられ始め、国内外からの問合せも入るまでに成長した「着パフ」。
やっと最近、スタート地点に立てた気がしています。
日々頂戴しているサポートへの感謝と、これからの大きな成長を目指して羽ばたき始めた着パフの今までを、是非皆さまと共有させて頂きたいという想いから、今回、これまでの着パフの誕生秘話、歩みを初めて公開させて頂く事になりました。
(本当は、そんなに大げさな話ではありません。笑;)
着パフの誕生は、CAMPFIRE記事内でも少し触れましたが、2011年にある女性が丹下へ話した一言でした。
「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」
彼女は、朝、起床するのが苦手で、どうすれば気持ちよく起きられるかずっと考えていました。
まず、"あの優しさの感じられない、無機質でけたたましい目覚まし音がダメなんだ"と思い、好きな歌をダウンロードし、それを目覚まし音に設定しました。
結果は…。あまり劇的な効果は得られませんでした。激しい音楽は、目覚ましの音と同じに聞こえ、結局は不快音になってしまいます。
あんなに、毎日聴いていたお気に入りの歌でさえ、聴くたび、"目覚め"を連想させられる為、どんどん聴かなくなりました。
では、静かな音楽は?…ご想像のとおり、全く起きるコトが出来ません。
これ以上、好きな音楽で目覚めようとするのは止めよう。
好きなのに嫌いになってしまう。
そこで、思いついたのが、、自分の好きな匂いで起きられたらどうだろう"という事でした。幼いころ、3時のおやつに作ってくれた母のクッキーの焼ける匂いで、昼寝から目覚めた時の、あのうれしくて、ワクワクする感覚。
もともと、"香水"好きだった事もあり、"匂い"というものへの興味が加速していった結果、『着臭-チャクシュウ-』というものに行きつきました。
『着臭』そうです。これが、のちの着パフの原型となる始まりでした。
「電話の着信も匂いで知らせてほしい」それが『着臭』の語源です。いつか、そうやって携帯から匂いが出るようになる時代が来るんだろうなぁ。万が一、それに携われたらこんなに幸せな事はないなぁと。
すごく漠然な想いを胸に、日々が過ぎていき、ある日何気ない会話の一つとして、彼女は丹下に伝えました。
「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」
丹下の第一声は「…。ネーミング。なんか臭そうじゃん!笑笑笑」でした。
…確かに(汗
それから数か月。
彼女の目の前には、大きな『着パフ』の試作器が。
「・・・・え?!」
そして、丹下の満面の笑み。
「試作機作ったよ」
===続く===