“香りの4Dコミュニケーション”
進化し続けるスマートフォンで未だ実現できないコト。それは、“嗅覚”を使ったコニュニケーションのカタチです。
我々は、スマートフォンからメッセージと一緒に“香り”を届ける事のできるアプリとデバイスによって、今までにはなかった新しいコミュニケーションの提供を目的とし、このプロジェクトを立ち上げました。
“How から What へ”
かつての日本は、どのようにモノを作るか、
どれだけ安く作るかを追求してきた時代。
これだけでは、世界で通用しないのは誰の目にも明らかです。
そして、世界で最先端の技術を結集したスマホには、
まだ足りない機能があります。
人間の五感にあって、スマホに無いもの。
そう、今のスマホには、嗅覚に関わる機能は無いんです。
もしスマホで香りを交換出来たら、味気なかったメールに
もっと自分の気持ちを届ける事が出来るかも知れない。
街ですれ違った異性の香水から、かつての恋人を
思い出す経験も。小学校の夏休み、田舎の草むらを
走るとカンカン照りする暑さと共に、ムッと草の香りを
記憶した経験も。
毎日共にする相棒(スマホ)に香りが付くだけで、
どれだけ愛着が湧くか。
想像しただけでも、愛おしいです。
今回のプロジェクトは、日本のウォークマンが
世界の文化を変えたように、Perfume をケータイする事で、
世界の文化を変えようという、全く新しいベンチャー企業の戦いです。
■着パフについて
着パフは、Bluetooth対応のスマートフォン向けガジェットです。
※イメージは、iPhone3G、iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S、同世代iPad対応Ver.です。
専用アプリで相手にメッセージを送ると、
相手側に取り付けた着パフデバイスが、
噴霧するという世界初の全く新しいプロダクトサービスです。
■ビジネスモデル
デバイスに取り付ける香りタンクは、交換可能で、
タンクには、特殊なIDチップが装着されており、
誰がどの香りタンクを装着しているのかが専用アプリで
分かるようになっています。
そして、着パフデバイスを起動する専用アプリは、
様々な方が開発できるように SDK を一般公開する予定です。
専用アプリを開発してくれた企業様または個人の方には
着パフの香りタンクの売上をレベニューシェアさせて
頂こうと思っております。
着パフデバイスは、販売価格未定(初期ロットは9,800円予定)
香りタンクは、525円~
という価格帯を考えています。
※量産のロット次第です。
■着パフの誕生秘話
日本の未来へ、少しでも勇気が持てる事業をやろうと
着パフ株式会社は設立されました。
従来の日本が得意だった” How ”の技術から、
これからの日本が問われる” What ”を創造しようと、
30 代を中心とした経営者・プログラマー・エンジニア・デザイナーが、
日本の未来に一つの勇気を与える為に、集まりました。
このプロジェクトが立ち上がったのは、2011 年 5 月。
携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね
という 1 人の女性の声がきっかけでした。
早速、プロジェクトリーダーの丹下が特許を調査。
どこにも類似特許が無い。イケる。チャンスだ。
そして、着うたが流行ったように、名前は着パフ
(※パフは、パフュームの略)と名付けました。
早速、特許申請を行い、着パフの商標登録を済ませました。
そこからプロジェクトが始まりました。
まずは、香りを噴霧する装置をどうやれば作れるか。
試作を重ねて、6 カ月後出来あがったのが、これです。
そして、チャットをしながら香りを送る事が出来る
アプリケーションを作りました。
アプリケーションの名前は「ChatPerf」。
そして、2011 年 12 月。出来あがったのが、これです。
香りは海外の人の方がウケが良いかも知れない。
2012 年 2 月に、モバイルの世界で一番有名なイベントである
WMC2012 に出展しました。
世界中のモバイル関係者が一堂に集まる
世界最大の祭典。日本から、はるばる 15 時間かけ、
バルセロナへ。
結果、大好評!!
メキシコの広告代理店には、すぐに注文したいと言われ、
フィンランドの教授は、この SDK でプログラミングの授業
をしたいと。イギリスの演出家には、ヨーロッパ公演での
演出に使いたい。スペインのゲーム会社からは、
カードバトルのゲームで使いたいと。
もちろんメディアでも、スペイン地元の TV 局から
ロシアの新聞記者、そしてなんと日経新聞にも掲載。
中国の TechNode にも奇妙な製品として紹介されました。
結果、76 社ものポテンシャルカスタマーをゲット。
さあ、量産品を作って、皆に届けよう!!
でも、量産品を作るお金が無い。
自己資金が底をつき、やりくりしていたお金も
試作品の開発に使い果たしました。
1日も早く、世界中に届けたい。
そして、SDKを公開して、着パフの無料アプリを
個人や企業様に作ってもらい、面白いサービスを
日本中のエンジニアで創り、世界に日本の技術力と
文化を発信したい!!
■支援によって叶う事
ハード:
現在、着パフデバイスの対応機種は
iPhone3G、iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S、同世代 iPad です。
ご支援頂いた資金によって、
Bluetoothを搭載したデバイスを製作し、
iPhone後継機、Androidユーザーの
皆さまにも使って頂けるデバイスの開発、製造を行います。
ソフト:
着パフデバイスを起動する ChatPerf アプリの
SDK を公開します。アプリケーション開発者の皆さまに、
着パフデバイスを使って楽しめる様々なアプリケーションを
開発頂きたいと思います。
■我々の夢にご賛同頂いた皆さまへ
今回のプロジェクトが成功すれば2013年夏に最初の着パフデバイスが完成します。
いち早く我々のプロダクトにご興味を持ち、ご支援頂いた皆さまには、記念すべき初号機が出来上がり次第、感謝の気持ちを込めて、ステキなプレゼントをお届けします。
1. まだ誰も手にした事のない、ファーストロットのプロダクトをプレゼント!
※現物のデザインはイメージと異なる可能性があります。
2. 着パフデバイスと、あなたの好きな香りを詰めたタンク2個をプレゼント!
いつも身に着けている香り?大好きなあの人の香り? お好きな香りで、あなた自身の用途で、着パフをお楽しみ下さい。
※現物のデザインはイメージと異なる可能性があります。
3. 大切な方とご一緒にお楽しみください。
デバイスと香りタンク5種(5個)を2セットプレゼント。
弊社ChatPerfアプリ(無料)と併用頂く事により、いつものメッセージがランクアップ♪
最先端のコミュニケーションを楽しんで下さい。
※現物のデザインはイメージと異なる可能性があります。
4. 小売店様向けに、デバイスと香りタンクを10セットプレゼント。
5. 着パフのオリジナル香料の命名権を限定5名様にプレゼント。
あなたが名付けた香料が世界中に!大切な記念日のプレゼントに。お子様のお誕生記念に…など。とてもスペシャルなプレゼントになります。
■この壮大なプロジェクトのメンバーをご紹介
★企画・ビジネスデベロップ
株式会社SHIFT 創業者
丹下 大
京都大学を卒業後、モノづくり系コンサルティング
ファームに入社。たった 3 名のコンサルティング部門を、
5 年で50 億、140 人のコンサルティング部隊にし、
個人として年間 2 億円のコンサルフィーを稼ぐ。
その後 SHIFT を創業し、ソフトウェアの
第三者検証サービスを 2010 年に立ち上げ、
たった 2 年で、検証センター 4 拠点(日本 3 拠点、インド 1 拠点)
を作り、200 名規模の会社にし、2012 年 3 月、総額 4 億 7200 万円の
ファンディングを三井物産、NTT-IP、DFJ-JAICより行った 38 歳の経営者。
★システム・プラットフォーム開発
株式会社SHIFT CTO
山谷 明洋
東京大学を卒業後、モノづくり系コンサルティング
ファームに入社し、システム開発に携わってきた。
その後、有名IT企業での基幹商品の開発を行ってきた
天才エンジニア。
得意な言語はPerlだが、iPhoneアプリの開発をすべく、3日でObjective-Cを習得。
★基盤設計・実装
浅草ギ研 代表取締役
石井 孝佳
大手商社系サラリーマンを経験後、ロボットに特化した
センサー部品、マイクロデバイスを開発・製造する
会社を創業。二足歩行ロボットを 1 人で作れるエンジニア。
★プロダクトデザイン
株式会社SHIFT チーフデザイナー
前川 曜
多摩美術大学を卒業後、モノづくり系コンサルティング
ファームに入社後、プロダクトデザイン業務に携わる。
自らプロダクトブランドを持ち、DTP から Web も器用にこなし、
工場にも通う製造技術を知りつくしたデザイナー。
★製品設計・金型設計
株式会社 モールドテック
代表取締役 落合 孝明
2代続く、製品設計・樹脂およびダイカストの金型を得意とする設計会社に生まれ、自身も生粋のモノづくり系エンジニア。日本のモノづくりを影から支える縁の下の力持ち。
★広報・海外対応
米国GGU大学を卒業後、SHIFT に入社。
モノづくり系コンサルタントとして活躍。
日本語よりも英語の方が得意。
誰とでも仲良くなれる叶姉妹そっくりなバイリンギャル。
着パフの使用用途は、無限にあると我々は考えております。
ゲーム、ソーシャル、電子辞書、教育教材、医療関連等…。
皆さまの、想像力溢れるアプリと着パフデバイスで世界中に
新しい価値と、豊かさを提供できると信じています。
是非、皆様のご支援を宜しくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る着パフヒストリー[番外編] ~アプリ開発もラクじゃないよ~
2013/03/11 20:01前回は、デバイス(ハード)の開発にフォーカスを当ててご紹介致しました。 ご存じの通り、着パフは、『スマホから匂いを送る4Dコミュニケーション』ツール。 着パフデバイスを利用する為には、もちろんアプリ(ソフト)も必要なのです。 この、"アプリ開発"に一躍かった一人の男性の話を紹介致します。 彼の名前は、山梨。 社内では情報セキュリティ部門の長であり、社員番号2番という古株社員です。 世界で最も尊敬する人は、坂本龍一さん、2番目は丹下大という、着パフファウンダーの丹下を公私共に尊敬し憧れてやまない彼。 ある日、ふと丹下に呼ばれた山梨は、そのまま二人で打ち合わせ室へ。 (ドキドキ・・・) 少し、緊張気味に状況を伺う山梨に、丹下は口を開きました。 「あのね、これ。着パフっていうんだけど、見て!オモシロイでしょ!!コレのアプリ作れる?」 「…?!」 「携帯っていったらiphoneだよね。俺も最近買い換えたんだ。だからさ、iphoneアプリとしてこれ作ってよ。」 「でも、確か、iphoneアプリってmacが無いと作れないですよね?」 当時、山梨はWindowsユーザーで、macは一度も使った事がありませんでした。 「うん。それ分かってる。だから、もう買って来た。はい。」 差し出されたmacを前に山梨はただ、言葉を失いました。 丹下がよく口にする言葉に、「ビジネスはスピード勝負」というものがあります。「これだ!」と思ったら、迷う時間はありません。貴方が二の足を踏んでいる間に、どこかの誰かが一足早く製品化してしまうかもしれないのです。 「一か月で作ってみてよ。でも、これは、秘密プロジェクトだから、会社の人に知られちゃいけないから。モノが出来てから、皆にサプライズで披露したいから。いい?」 「・・・。(まっ。まじで?!)」 その日から、山梨の極秘ミッションは始まりました。 朝、5時に出社し、他社員の出社前に、こっそりとアプリについて調査を始めました。 調べて一週間くらい経った時、アプリを作る為には、デバイスが必要で、それにはまずmfiというアップルの承認を得る必要がある事が分かり、よくよく、調べてみるとmfiプログラムはアップルの機械の内部情報を知ることになる為、インターネット等には、全く情報のないものである事が明らかになりました。 申請の仕方さえシークレットなのでした。 「がーーーん。(まっ。まじで?!)」 でも、そこをクリアしない事には、進まない。 死にもの狂いで申請を出すところまでこぎつけ、先方の担当者と数えきれないほどのやり取りを繰り返しました。リジェクトされた回数も、1回や2回ではありませんでした。 そして、調査を始めてから3ヵ月後、やっとの思いで、何とかmfiを取得!! まず第一歩前進!! そして、CAMPFIRE本文でも紹介されている、メカ、アプリ開発の精鋭が集結! そこから、3か月程、指示書通りに作っているハズなのに、期待するような動作が起こらないという四苦八苦が繰り替えされる事になります。 そして、2012年1月11日。メンバ全員の中に、あきらめムードが漂い始めた頃でした。 やっと!!!「信号を送ってデバイスを動作させる。」という基礎技術が確立しました。 それは、山梨のミッションがコンプリートした事を示し、この瞬間の彼の達成感を味わい、安堵感に包まれた瞬間でした。 そして彼はまた、次のミッションを待つのでした。 ==完== もっと見る
着パフヒストリー[後編] ~小さくなれっ~
2013/03/08 18:01『着臭』考案者(あまり嬉しい響きではありませんね…笑;)の彼女は、こう言います。 「丹下さんの、ビジネスを創り上げる力と、達成力にはただただ驚かされました。表に見せる顔は、笑顔だけ。笑。 あとは、磨けば輝るかもしれない原石をかぎ分ける嗅覚。丹下さん以外に着パフの創業者は考えられませんでしたね。笑 とにかく、臭そうな名前の着臭を嗅ぎつけてくれて、ここまで注目される製品とサービスに育てて頂いている事を、本当にありがたく、嬉しく思っています。」 第一号器は、限られた社内リソースで、何とか形になりました。 市販のスプレー式芳香剤の缶をセットして、スイッチオン。 「シュッッッッ!!!!!」 攻撃的な勢いで噴霧する消臭成分と、それに伴う噴霧音は、小さなお子さんなら泣いてしまうんじゃないかというほどの、破壊力がありました。 勢い、音はさる事ながら、まず課題はその大きさ。 ゆうに、ダンベル程のサイズがありました。 …こんなサイズじゃ持ち歩けない。まさか、携帯に取り付けるなんて、無理!ムリ!むり! そこから、丹下のもんもんとした日々が始まりました。 とにかく、小さくしないと話にならない。今のままじゃ、かばんにも入らない。 どうする。 やはり、専門家の知恵と技術が必要だ。 ・・・・・。 ロボットだ!! ロボットを創る事が出来る人なら、小さくするくらい朝飯前のはず! という事で、丹下はロボット雑誌を読み漁りました。 そんな中、目に付いた一人の開発者。 浅草ギ研 代表取締役 石井孝佳 氏 二足歩行ロボットを 1 人で作れるエンジニア。 ビビっと来た!この人だ! 丹下は、すぐに連絡を取り、早速会って実機を見て頂く約束を取り付けました。 そして、そのままプロジェクトメンバーに。 その後も、数名の専門家メンバにご参画頂き、いよいよ本格始動。 試行錯誤を繰り返し、幾度かの試作品を経て、やっとできた! 納得のいく形とサイズの着パフ。 ヨシ!これで、皆さんに紹介出来る!! …そして今。 世界中、いろいろな場所で多くの人の手に取って頂き、集めたフィードバックをもとに、今年の夏に向けて、さらに進化したバージョンを現在制作中です。 自信作です! 皆さん。 お楽しみに♪ ===続く=== もっと見る
着パフヒストリー[前編] ~始まりはささいなヒトコトでした~
2013/03/07 19:28【前編】 着パフヒストリー ~始まりはささいなヒトコトでした~ ============================================ 今では、お陰様でこうしてCAMPFIREさんでも多くのご支援を頂き、メディアにも取り上げられ始め、国内外からの問合せも入るまでに成長した「着パフ」。 やっと最近、スタート地点に立てた気がしています。 日々頂戴しているサポートへの感謝と、これからの大きな成長を目指して羽ばたき始めた着パフの今までを、是非皆さまと共有させて頂きたいという想いから、今回、これまでの着パフの誕生秘話、歩みを初めて公開させて頂く事になりました。 (本当は、そんなに大げさな話ではありません。笑;) 着パフの誕生は、CAMPFIRE記事内でも少し触れましたが、2011年にある女性が丹下へ話した一言でした。 「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」 彼女は、朝、起床するのが苦手で、どうすれば気持ちよく起きられるかずっと考えていました。 まず、"あの優しさの感じられない、無機質でけたたましい目覚まし音がダメなんだ"と思い、好きな歌をダウンロードし、それを目覚まし音に設定しました。 結果は…。あまり劇的な効果は得られませんでした。激しい音楽は、目覚ましの音と同じに聞こえ、結局は不快音になってしまいます。 あんなに、毎日聴いていたお気に入りの歌でさえ、聴くたび、"目覚め"を連想させられる為、どんどん聴かなくなりました。 では、静かな音楽は?…ご想像のとおり、全く起きるコトが出来ません。 これ以上、好きな音楽で目覚めようとするのは止めよう。 好きなのに嫌いになってしまう。 そこで、思いついたのが、、自分の好きな匂いで起きられたらどうだろう"という事でした。幼いころ、3時のおやつに作ってくれた母のクッキーの焼ける匂いで、昼寝から目覚めた時の、あのうれしくて、ワクワクする感覚。 もともと、"香水"好きだった事もあり、"匂い"というものへの興味が加速していった結果、『着臭-チャクシュウ-』というものに行きつきました。 『着臭』そうです。これが、のちの着パフの原型となる始まりでした。 「電話の着信も匂いで知らせてほしい」それが『着臭』の語源です。いつか、そうやって携帯から匂いが出るようになる時代が来るんだろうなぁ。万が一、それに携われたらこんなに幸せな事はないなぁと。 すごく漠然な想いを胸に、日々が過ぎていき、ある日何気ない会話の一つとして、彼女は丹下に伝えました。 「携帯に香りを使ったサービスが出来ると面白いね」 丹下の第一声は「…。ネーミング。なんか臭そうじゃん!笑笑笑」でした。 …確かに(汗 それから数か月。 彼女の目の前には、大きな『着パフ』の試作器が。 「・・・・え?!」 そして、丹下の満面の笑み。 「試作機作ったよ」 ===続く=== もっと見る
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