おはようございます!
Teachersの中場牧子です。
昨夜は島田啓介さんの寺子屋が開催されました。90名近くの方々にお集まりいただきまして、それはそれは大盛況でした。もともと「般若心経」は人気のある経典ですが、それに加えてティク・ナット・ハン師のご逝去が重なっての開催となったことも、注目を集めた一因だったかもしれません。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
2~3日中に録画をご覧になっていただけるようにいたしますので、もう少々お待ちください。
本日は、今夜20時~開催の「禅シェアリング~禅的哲学対話」ファシリテーター、藤井隆英さんにメッセージをいただきました!ありがとうございます。
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最初にマインドフルネス・ビレッジの話を聞いた時、これは行住坐臥(ぎょうじゅうざが)のマインドフルネスを進めるプロジェクトだなと感じました。
行住坐臥とは、人間の体勢である「歩く・立つ・座る・横たわる」。及び状態である「行動、休息、瞑想、就寝」。これら日々すべての営みどの瞬間をも安らぎや幸せの状態としていくという、禅的な生き方を示した言葉です。禅にては、これらの生き方に気づき続け深めるため、日常より作法という型があります。
僧侶が行う修行は、本来安楽への気づきを伴った状態で生活し続けるための型を身につける営みです。決して苦しんだ果てに違う境地になるために行うものではありません。
マインドフルネス・ビレッジは、禅的な意味として、本来の修行を進めるプロジェクトであるととらえています。それはマインドフルネスを一時的に「治す・上げる・よくする」ためだけに利用するものととらえているのではありません。マインドフルネスを毎日の暮らしの中に根付かせることで、自らの生きるすべての状態を容認し、誰もが安心して生きられる存在となっていくための基盤と良縁を築いていくための要素として総合的にとらえているからこそ成し得るものなのです。
多くの方が集うことで安らかで幸せな個人が育ち、その連なりにより必ずや社会平和への導きが生まれることを願い、私もいくつかのプログラムを担当させていただきます。是非ご支援ご参加くださいませ。
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「行住坐臥のマインドフルネス」!
まさに、目指すものです。
知識を得て「わかる」ということではなく、実際の日々の生活に根差した体験を通して「感じる」こと、「味わう」ことを大切にしたいと思っています。
藤井隆英さんのプログラムはこちらです。
2022/1/27(木)20:00-21:30 【禅シェアリング、テーマ:マインドフルネス】
結論を導かなくてもよい、自由な対話のためのルールを伴ったグループマインドフルネスワーク。誰も阻害されない安心の場により相手への本質理解力を高め、自ら湧き出た深層意識との触れ合いを心地よく楽しみましょう。
今回のテーマは「マインドフルネス」!
「マインドフルネス」ときいて、どんなイメージを持つでしょうか?どんな風に感じているでしょうか?また、どのような形でかかわっていますか?
あらゆる分野で応用される「マインドフルネス」について、純粋にともに問い、考え、語り、聞くという自由な対話を体験してみましょう!
私もお待ちしています。お目にかかれますように。
あと残り4日となりました。最後までどうぞよろしくお願いいたします!