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NEWDOOR進学プレッププログラムでも先輩として生徒と対話してくださった、株式会社one visa 代表取締役社長 岡村アルベルトさんから外国にルーツを持つ若者へ応援メッセージをいただきました! 活動報告 →https://note.com/glolab/n/nab2679471577
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外国にルーツを持つ若者のみなさんは、自分の中で形成されている当たり前の基準と、移住先の基準との間に感じる差分を大きく感じ、文化に馴染めなかったり、差分を感じてしまうがゆえに、苦しむこともあったりするでしょう。 しかし、母国の良いところと、移住した国の悪いところの差分をきちんと書き留めていくなど、葛藤がある時期に言語化していくことができれば、自分のキャリアを形成していくうえで非常に役立つと思います。差分を一つ一つクリアにしていけば、「こういうことを成し遂げる人間になりたい」「こういうことができる会社に勤めたい」といったことが想像しやすくなるのではないでしょうか。
馴染めない感情など、一見するとネガティブに捉えられるものは差分によるアレルギー反応みたいなもので、自分の財産だと思って向き合えば貴重な宝になります。
実は、アメリカのIT系有力企業の半分は移民か、移民の背景を持つ人が創業し、さらに創業者以外の設立メンバーにも同様のケースが8割といわれています。ビジネス的な視点からもこの「差分」に気づく利点は、確かなものだと言えるでしょう。
私は、外国ルーツの高校生が自分の特性を活かして前に進むことを応援しています。
― 株式会社one visa 代表取締役社長 岡村アルベルト
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岡村アルベルト(おかむら・あるべると)様
フォーブスジャパンが主催する「次世代を担う30歳未満の30人」に選出。日本人の父親とペルー人の母親のもとに生まれ、6歳で来日。現在は「世界から国境をなくす」をミッションに掲げ、ビザ取得を簡易化するサービス「one visa」を中心に事業を展開中。