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東京都あきる野で焙煎珈琲屋〈珈琲うとと〉をオープンしたい!

東京都あきる野市に焙煎珈琲屋をオープンするためにプロジェクト立ち上げました。焙煎したての豆を「ごりごり」とミルで挽いて珈琲をいれてみてください。びっくりするほど幸せな気持ちになります。目の前で焙煎すればその心地良い音と香りに癒されること。あきる野の自然の中で味わうのも素敵です。応援お願い致します!

現在の支援総額

3,236,000

107%

目標金額は3,000,000円

支援者数

174

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/12/28に募集を開始し、 174人の支援により 3,236,000円の資金を集め、 2022/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,236,000

107%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数174

このプロジェクトは、2021/12/28に募集を開始し、 174人の支援により 3,236,000円の資金を集め、 2022/01/30に募集を終了しました

東京都あきる野市に焙煎珈琲屋をオープンするためにプロジェクト立ち上げました。焙煎したての豆を「ごりごり」とミルで挽いて珈琲をいれてみてください。びっくりするほど幸せな気持ちになります。目の前で焙煎すればその心地良い音と香りに癒されること。あきる野の自然の中で味わうのも素敵です。応援お願い致します!

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 こんにちは!珈琲うとと、佐野花帆です。

 クラウドファンディングの終了から2ヶ月が経ちました。オープン予定日のお知らせについて書く予定なのですが、活動報告として最近のことを前半に書きたいと思います。昨日4月1日、あきる野市の管轄保健所へ営業の届けを提出したところで、外が暗くなった準備中のお店で少し感極まってしまいながらiPhoneのメモにこれを書いたので、後から見返したら気恥ずかしいものになるかもしれませんが、よろしければご覧ください。

 この2ヶ月間毎日お店の準備で、楽しさ喜びだけでなく、悩んだり落ち込んだり、やったことのないこと分からないだらけのことの連続で不安になったり、ときには怒りで疲弊したり、そんな日々を味わって、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、生きていることを実感しています。

 本当に個人的なことですが、2年ほど前まで精神科の閉鎖病棟、夜の薄暗いホールに座って、自分には何も出来ない、働くことも出来ない、楽しいことも分からないということすら思い付かない、苦しい場所からは逃げられず、大切な人たちを心から頼ることも出来ず、消えることばかり想像していました。退院しても1日の半分以上をお布団の中で過ごし、デイケアと病院の行き来をしていました。塗り絵をすると褒められて、ワードで自己紹介表を作成すると何でも出来るねと拍手をされて、何だかなあと思っていました。そのとき関わった人たちや、塗り絵や自己紹介表の作成、褒めた人たちを馬鹿にしたり無下にしたいわけではありません。でも、そこに自分の身体は存在しても本当は居ないような感覚でした。

 いま、自分の精神的な難しさと付き合いながらもこうしてチャレンジ出来るのは、安心出来る環境に居るからです。今やっていることは、自分の好きな事やりたい事であるのはもちろんですが、私にとってはどうしたら社会と関わりながら自立して生きていけるのかと悩みつづけ、始めたことです。未熟で危なっかしい私を、不安や心配をぐっと堪えて見守りつづけてくれる人、大切な人たち、応援・ご支援してくださる皆さん、心から感謝しています。生きていられてたくさんの素晴らしい感情やその毎日を味わえて本当に嬉しいのです。ありがとうございます。

 この綺麗なスイセンと手作りのおはぎ、うととのご近所の方が「作業中に見て癒されてね〜!」と言って持ってきてくださいました。本当に綺麗で香りもいいスイセン!おはぎはペコペコのお腹に嬉しい特大サイズで餡がたっぷりで、とびきり美味しかったです。帰り際、「名前と番号書いておくわね、近所に居るから車出して欲しい時は言ってね、助け合いなんだから〜!わたしの娘と同い年くらいね〜!」と言って爽やかに帰って行かれました。

 壁の高いところのペンキ塗りに苦戦していたときには、その日工事に来てくださったガス屋さんが立派な脚立を貸してくださいました。「明日取りに来るからさ、頑張ってね」と、おかげで壁が綺麗に塗れました。

 これを書いているたった今も、先日水回りと配線工事をしてくださった設備屋さんから電話があって、「来週、請求書持っていくときついでに天井の照明つけてあげるよ、天井高くて大変ででしょ」と声をかけてくださいました。珈琲うととは3坪くらいの小さなスペースなのですが、天井が3メートル以上あるのです。ひとりでは困ってしまうことを本当に皆さんに助けられながらチカラをかりて、頼って、前に進めてきました。

 クラウドファンディングのプロジェクトページ、『最後に』の項目に書いたこと、いまもずっと思っていることです。私は今までの人生の実感として、この様にチャレンジすることが出来る状況というのは、とても有難いことだと思います。頑張る前から心がくじけたり、頑張ろうにも頑張れない状況の人は世の中にたくさんいるはずです。助けられ、支えられ、背中を押されて生きているという事を忘れず、いつか私も誰かの背中を押せるように、まずは自立して生きていけるよう精進して参ります』

 わたしもいつか皆さんがしてくださるように、人に優しく出来るよう、いま取り組んでいることを精一杯頑張ります。

  長くなってしまいましたが、ここからオープン予定日のお知らせです!

 4月3日(日) オンラインストア 先行オープン

 ●4月15日(金) 店舗オープン

 オープン時間、店舗情報などSNSで発信していきます。SNSはやっていない方も見やすいように、ひとつのサイトにリンクをまとめました。

 https://linkfly.to/coffeeutoto

 ↑こちらから、オンラインストア・インスタグラム・キャンプファイヤー、それぞれのサイトにアクセス出来ます。よろしければご覧ください。

 リターンのご案内メールで一部、初回の珈琲お届けリターンが3月後半予定である旨のご連絡をした方もいるのですが、これからのご用意となります。また、パステル画リターンの内容希望や、焙煎体験、個展利用の日程調整がこれからのご連絡となる方もいます。皆さん、お待たせして申し訳ありません。ゆっくりですが着実に進めておりますので、今しばらくお待ちいただけると幸いです。

 もうひとつ大事なお知らせですが、昨日保健所に提出した営業の届け上、業務形態は「製造業」としての営業となります。コーヒー豆の焙煎と販売、物販を、オンラインと実店舗で行います。実店舗では、焙煎珈琲の試飲をしていただけますが、サービスドリンクとしてであり販売はいたしません。当初、飲食店を予定し、クラウドファンディングのプロジェクトページにも「ドリンク提供」をしたい旨の記載をしたので、イメージしていたものと違うと思われる方もいらっしゃるかと思います。リターンにて「ドリンク回数券」をお選びのおふた方には個別にご連絡差し上げます。本当に申し訳ありません。着実に前へ進むための決断で、保健所の方や飲食店を経営している父とも相談して決めました。今回、「製造業」としてのスタートではありますが、勝手ながら今後の成長も見守っていただけたらと思っております。よろしくお願い申し上げます。

 それでは、これからまた作業に戻ります。春になり新しい場所で頑張っている方にも、変わらずの毎日を過ごしている方にも、思うようにいかない日々を生きている方のところにも、うととの珈琲が届いてほんの少しの小さな喜びの種が転がりますように。そのうち難も転じてあたたかな光のもとで小さな芽が出ますように。たまに水やりを忘れても、いつかは自然と笑っちゃうような綺麗なお花が咲きますように。


珈琲うとと

佐野 花帆

 


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