北極冒険家である荻田泰永さまより、本プロジェクトへ応援メッセージを頂戴しましたのでご報告させていただきます!!
荻田さんが若かりし頃、父河野兵市が亡くなる最後の挑戦であるリーチングホーム(北極点から愛媛までの16,000kmを歩いて帰ってくる挑戦)にて、出発前、北極冒険の聖地であるカナダ・レゾリュートにて一緒に準備や手伝い、トレーニングをしてくださった「父と同じ時間を過ごした方」です。
※補足
冒険の駆け出しであった荻田さんは、当時、個人でカナダ・レゾリュートに入っており、またまたも現地にて父と居合わせる形になったそうです。若武者ゆえに当時トップランカーであった父へ話しかけるのは畏れ多く、何か学びを盗めるものはないかとくっついて回っていたそうです。
そして、初めて荻田さんとお会いした際、荻田さんは43歳、父が亡くなったのも43歳と「20年かぁ、なんだか運命を感じるなぁ」とおっしゃって下さったことが印象に残っております。
荻田さんの著書である『考える脚』(KADOKAWA,2019年3月)でも、父について、大きなリスペクトと丁寧な解説をいただいております。本文中にて、
「若かりし僕を、河野兵市さんはじめ遠征隊は仲間のように温かく迎い入れてくれた。そして、北極冒険の準備をする河野さんを間近でみれたのは大きな財産になった」
とお言葉をいただきました。
お恥ずかしいですが、僕は、冒険をする父の姿を知りません。
そのため、荻田さんからお聞きする「リアル」は本当に貴重な情報です。いつも冷静に僕も活動にもアドバイスをしてくださり、本当に感謝しております。
2021年初めて荻田さんにお会いした際の写真
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■応援メッセージ
河野兵市さんは、私の初めての北極一人旅を助けてくれた恩人でした。
この絵本を通して、改めて河野さんを知ってもらう機会になれば嬉しいです。
息子にこうやって形にしてもらえて、河野さん良かったね!
北極冒険家 荻田泰永
■荻田泰永さま プロフィール
カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年より2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」。
2016年、カナダ最北の村グリスフィヨルド〜グリーンランド最北のシオラパルクをつなぐ1000kmの単独徒歩行(世界初踏破)
2018年1月5日(現地時間)、南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)
2018年2月 2017「植村直己冒険賞」受賞
2021年5月 神奈川県大和市に「冒険研究所書店」開業
TBS「クレイジージャーニー」NHK「ニュースウォッチ9」WOWOW「ノンフィクションW」などで特集番組多数。ラジオ、雑誌、新聞など各メディアでも多く紹介される。
日本国内では夏休みに小学生たちと160kmを踏破する「100milesAdventure」を2012年より主宰。北極で学んだ経験を旅を通して子供達に伝えている。
海洋研究開発機構、国立極地研究所、大学等の研究者とも交流を持ち、共同研究も実施。北極にまつわる多方面で活動。
著書:「北極男」講談社(2013年11月)
「考える脚」KADOKAWA(2019年3月)
公式サイト▷▷https://www.ogita-exp.com/
冒険研究所書店▷▷https://www.bokenbooks.com/
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荻田さん
この度、応援メッセージにご協力をいただきまして誠にありがとうございました。
現地で父の姿を見ていた方と、20年の月日を経て、お話しができることは本当に運命を感じております。
今の僕はまだまだヒヨッコですが、きっと父のように大きな想いを成し遂げれる男になりたいと思います!!
引き続きよろしくお願いいたします!!
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