懐風荘はFarm19がベースとする築80年の古民家。この50年間空き家でした。未来デザインと実践の拠点をつくるため、一般社団法人いきいきファーム立江(Farm19)がここを借りて、閉ざされていた扉を再び開けたのが2021年3月20日でした。その年、稲作して、酒造りして、ちょうど一年。2回目の米作りしようとしたら、そして酒蔵パークのプロジェクトをクラウドファンディングしたら、ツバメが飛来したのです。納屋にツバメの巣が残っているのは知っていました。そのことを考えると、ツバメは50年もの間、孫子伝えて?この地、この館を覚えていて、戻ってきたのではないでしょうか? 私たちの活動をじっと見ていてくれた。「暮らしが戻ったぞ!」とツバメ仲間で声をかけあい、帰ろ!と決断した。そう思うと嬉しくてたまりません。まさに「おかえりなさい!」
ワンダー農業 の付いた活動報告
4月9日、種まきから1週間が経過しました。発芽は遅れているようです。当初4月23日を考えていた田植えですが、4月30日(土)になる可能性が出てきました。
田んぼワークしながら気になったことは、種まき「なぜ今日なのか?」。元農家さんの答えは「ソラァ命かけてるから!」。えええ? 意味わからず聞き直すと「今日、種まきすると、一番たくさん、一番おいしい、お米ができるから」。なるほど。よく言われるように、若者だけではできない、シニアが不可欠な理由でしょう。さて、Farm19のワンダー農業や如何に! みなさんどう思われますか?
4月2日(土)、塩水選→消毒→浸種を済ませたコシヒカリで種まき、そして、苗代づくりにチャレンジしました。斜向かいの元農家さんがご夫婦でやってきて「見に来たよ!」。こういうのがCSA(コミュニティ・サポーティッド・アグリカルチャー)っぽくて良いなぁ〜
2022年3月19日(土)午前10時30分。春の声を聞いてから行う稲作準備の第1は「田おこし」です。登場するのはFarm19理事の大地くん。トラクターで田んぼを耕しながら地表を平にします。こうすることによって、稲が育ちやすく雑草が生えにくい「泥んこ水田」をつくりやすくします。