ご支援・ご協力ありがとうございます。
クラウドファンディング実行者の松沼裕二です。
先日、台風22号の被災者の避難所となっている、支援地域のスラムの近くにある小学校の様子を見に行きました。
日本よりもオミクロン株の感染拡大が酷いフィリピンですが、避難所における感染対策は充分とは言えません。いくつかの家族が、特に仕切りもなく教室で暮らしていたり、グランドのテントも密集していますし、もちろんそこに閉じこもっているわけではありませんので、感染者がいたら(既にいるとは思いますが)、すぐに避難所クラスターとなってしまいます。
ただ、現状としたら、それどころじゃない、というのが本音です。幸いオミクロン株はあまり重症化しない場合が多いこともあり、被災者の方々は、感染どうこうよりも、今は、目の前の、もっと切実な困難に立ち向かおうと、日々、倒壊した家を直しに行ったり、仕事に出かけたり、また、その日暮らしの現場仕事を探したりしています。
この小学校には500人程の被災者が、現在暮らしています。避難所での生活はとても厳しいものであり、とうてい快適と言えるものではありません。いちおう政府や地方自治体に被災者として把握されていれ、居場所を提供されている、というだけです。
そして、私たちは、現地ボランティアや被災者の方々と協力して、炊き出しを行ったり、避難所において不足している必要なもの、例えば医薬品(生理用品含む)等を支給したり、衣服の寄付等を行っています。
また、今回のクラウドファンディンングの主な支援地域となる、未だ政府からの支援もなく、まるで忘れられたような孤立状態にある山奥の村のスラムの被災地や、郊外のスラムにおいて、
同様に支援物資の配給と、定期的に炊き出しを行い、被災者の方々に寄り添い、話や訴えを聞きながら、今、必要な支援を、今できる限りの支援を、ほんのささやかなものですが、続けています。
台風22号の被災により、大変困難な状況に置かれ、停電と断水の中、家も食料も水もなく、辛い生活を強いられている被災者の方々の、その命を支えるために、未来への希望の光を灯し続けるために、もしよろしければ、手助けして頂けたら、とても幸いです。
皆さま、今後とも、ご支援・ご協力をよろしくお願い致します。