-----「アフリカ」という言葉は「アフリカ」がもつ多様性や複雑さを、一元的で陳腐なイメージへと還元してしまう。
『WIRED』日本版編集長の若林さんが、9月発売の同誌アフリカ特集への取り組みに際しての葛藤を、エディターズレターの号外で語っていた言葉です。
一方、2ManySiblingsのヴェルマはこう語っています。
「わたしたちの使命は、アフリカでいま起こっているクリエイティヴシーンの動きを伝え、それをブランド化すること。アフリカと聞いて、クリエイティビティや幸せなイメージを描く人はまだ少ない。少なくとも欧米においてはそれとは違うイメージが発信されてきた。残念なことだけどね」
わたしたちMaki & Mphoも、常に「アフリカ」を伝えることの難しさを感じてきました。
「アフリカ」= ソーシャルグッド・開発支援
「アフリカ」= プリミティヴ・未開
「アフリカ」= サファリ・自然
こういった一元的なものとは違う、「アフリカの視点」を発信していきたいと思っています。
ぜひ12/16のイヴェントに参加してください。
クロストーク「アフリカの視点:ミレニアルズとメディア発信の意義」
日時 2017年12月16日(土)13時〜15時00分
会場 渋谷ヒカリエ8/ Creative Lounge MOV aiiima 1
概要 『WIRED』日本版編集長の若林恵氏と、ナイロビを中心にクリエイティブ表現の活動を行う2ManySiblingsのヴェルマ・ロッサ氏とオリヴァー・アシケ氏の3名に、それぞれの制作・発信活動の意図を通じた「アフリカの視点」の発信の重要性やおもしろさ、難しさについてお話を伺う。