2022/03/01 16:01

こんにちは!活動報告をご覧いただきありがとうございます。
早いもので、本プロジェクトも残すところ5日となりました。

支援額も100万円を超えました!皆様のご支援の賜物です。
本当にありがとうございます。心から御礼申し上げます。


さて、いよいよ今月末製造に入る「アコメヤの木桶味噌」ですが、ちょっと木桶作りに戻り、“箍(タガ)”の話を。

1月に小豆島で木桶作りを体験させていただいた際に感じたことは、木桶自体もさることながら、箍組みの難しさ。2本に加工した竹を編んで仕上げるのですが、これが難解。初めての私たちはお手伝いすることも難しいほどでした。

2~3人で長い長い竹を箍に組む作業は広いスペースと熟練の技が必要。数センチの違いで編み直しになってしまうのです。


竹も、切って運んで、割って、フシを削ったり、厚さを調整したりと仕込にもかなり手がかかります。


そして箍をピタッと木桶にはめ込むために重要なのがこの“芯”。
箍にはできない細い竹を縄でぐるぐる巻きにしたものでこれを箍の内側に固定することで、桶との密着度を高めて箍の形状を保つことができます。捨てる部分がないように有効活用するのが木桶職人復活プロジェクトの常識です。


こちらの芯、皆で竹を回しながら縄を巻いてつくります。何もできない私たちができる作業の一つです。(笑)
掛け声をかけながら盛り上がる作業なのですが、1本の芯をつくるのに500回以上回す必要があるので、縄をひたすら巻く作業はとても地味にみえて、大変。太鼓をたたいてくれたり、大きな掛け声を皆で出し、自らを鼓舞しながら作ります。仕上がるころには腕全体がぱんぱん。さっきまで寒かったはずなのに身体があつくなります。


そしていよいよ木桶に箍を入れます。箍を入れたらハンマーで打ち込んでいきます。斜めにならないように、皆で息を合わせながら「せーの」の掛け声で打ち込んでいきます。


仕上げにバーナーで焼き付け。こうすることで箍が締まります。
「箍が外れる」ことのないように丁寧に丁寧に仕上げていきます。

すべては美味しい発酵食のために!


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最後までお読みいただきありがとうございました。
残り5日間、駆け抜けます!
ご支援何卒よろしくお願い申し上げます!!