Warm Blue Kurumeへの厚いご支援ありがとうございます。
現在早くも目標を30%越え、目標金額を目指して頑張っております。また、久留米市以外の方からも多数ご支援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
このWarm Blue Kurumeは世界自閉症啓発デーの啓発イベントですので、今日は『自閉スペクトラム症』についてお送りさせて頂きます。
自閉症と聞くと、読んで字のごとく閉じこもってる人かなと思われがちですが、そうではありません。
自閉症(自閉スペクトラム症)とは、生まれつき脳機能の発達にアンバランスさ(凸凹)があり、社会的・対人的コミュニケーション能力など広汎的な領域においてみられる発達の偏りや、遅れと考えられている発達障がいの一つです。
自閉症はその特性が周囲に理解されにくく誤解されることも多いのですが、決して親のしつけや愛情不足などが直接の原因ではありません。
自閉症の方が持つ特性はさまざまですが、主な特徴として
①言葉のコミュニケーションが苦手
②人と関わるのが苦手
③特定のこだわりや興味に偏りがある
④変化に対する不安や抵抗が強い
⑤感覚の過敏さ、または鈍さ
などがあります。また、個々によって凸凹の仕方が違うのも特徴といえます。
しかし、それぞれの特性を理解し、工夫をすることで地域の中で様々な能力を発揮し、いきいきと暮らしたり、働いている方はたくさんいます。
その反面、不幸なことに、周囲の理解が得られず、結果的に閉じこもってしまう人が中にはいることも、また現実です。
自閉症の方たちは、要求や感情をありのままに表したり、受け止めたりします。ときにはそのこだわりや特性がおかしく見えることがあるかも知れません。でもそこには『理由』があることをぜひ理解してください。
自閉症の特性を少しでも理解し、工夫しようとすることによって、本人の理解力や様々な能力を育み、より自立した、そしてより充実した社会参加ができるはずです。
地域が自閉症のある人たちを理解し、自閉症のある人も地域になれて『隣で暮らしていて当たり前』の世界を願っています。
障害のある方が暮らしやすい社会は、どんな人にとっても暮らしやすい街、豊かな社会になるはずです。
「みんな違ってみんないい」社会の実現を心から願っています。