はじめに・ご挨拶
初めまして。株式会社STAR CRAFT代表の室崎と申します。高校卒業後、大阪にある輸入車両のレストア技術者に弟子入りしました。
そこで主にベンツ、ポルシェ、フェラーリのレストア整備を学び、その後、大手車会社のレストア関連部内に勤務し、2012年、神戸の地に現在の会社をスタートさせました。
主に兵庫、大阪、京都のクラシックカーオーナーの車両を現在までに、約65台ほどレストア再生し、名車として蘇らせました。
これまで培った技術とノウハウを最大限活用し支援者の皆様と往年の名車をレストア再生することを通じてクラシックカーの魅力を感じて頂きたいと、今回のプロジェクトを企画させて頂きました!
このプロジェクトで実現したいこと
新車ばかりがもてはやされる今の時代
まだまだ現役で走れる車でさえ中古市場に流れていきます。
国内外を問わず至る場所に放置され、忘れ去られたかつての名車たち
埃をかぶり鉄の塊になってしまった思い出の車たち
今回のクラウドファンディングを通じた募集資金で国内に長く放置されている、朽ち果てた希少なクラシックカーをレストア再生し、伝統工芸品として有効活用するレンタル事業、イベントへの出展等により多くの方々にクラシックカーに関心を持っていただきたいと思っております。
レストア再生後の完成予定車両
(ベンツ190SL 1956年製)
デビューは1954年。
ニューヨーク国際オートショーにおいてワールドプレミアされました。
190SLの外見のスタイリングは絶妙な曲線がエレガントで、走行・操舵に関しては誰もが受け入れやすいツアラーとして登場しました。
プロジェクトをやろうと思った理由
あるお客様は言います。
「若い時憧れたけど手が届かなかった、長い間頑張った自分へのご褒美だと」
ある若者が言います。
「こんなかっこいい車が昔走っていたなんて知らない、自分の親より年上だ」
あるお客様も言います。
「長年乗っているから愛着があって手放せない。一生付き合っていく気だ」
歴史、記憶、思い出。人や物を乗せて時代を駆け抜けた車には、かけがえのないものが凝縮されています。
その旨味をいかに引き出すか。
現オーナー様の手によって刻まれる新たな1ページをどのようなものにするのか。
そして明日へ、どのようなものを伝えていくのか。
レストアの定義は様々です。外見を整えたり、決められたパーツで車両を整備するだけではありません。数多くの技術者、職人が丹精込めて仕上げた車両と真摯に向き合い、その生き様に触れ、現オーナー様のお気持ちを最大限に汲み、そしてその成果は将来においても認められるものでありたい。
スタークラフトでは、それを「レストア」と呼んでいます。
ただ古い車を蘇らせるだけではなく、多くの人に昔こんな車があったんだ。
ただ乗り捨てるだけではなく長く使う良さを知ってもらいたい。
長い時間をかけて、ただの車が今、文化となっていることを知ってもらいたい。
車離れが話題になる現代において、
今の若い人達に対しては、かつて憧れの的であり今見ても鮮烈な個性を持った車、
青春を思い出してもらいたい大人たちにとっては、若かりし頃に見たままの姿を再現することであの頃の思い出を、
いろいろな人たちに訴えかける機会になればと。そんなきっかけです。
画面中央が私(室崎)です
これまでの活動
クラウドファンディングへの試みは初めてです、今まで多くの車を甦らせてきました。
自動車業界では先進的な3Ⅾプリンターやスキャニングマシンを使った技術で、入手困難な部品の再生も手掛けています。
STARCRAFTでは技術的なレストアを行うだけでなく、テクノロジーがノスタルジーを具現化し、絶えず感動を追求していかなければならないと思っています。
資金の使い道
集めた資金は今回レストアする車を再生させるための部品代、レストア費用に使用します。
リターンについて
リターンについては4パターンの中からの選択(詳細はリターンでご確認ください)
① レストア期間の進捗報告画像,完成車両の額縁入り豪華カラー写真
(支援者の皆様のナンバリング、STAR CRAFTのサイン入り)
② ①+ 再生後のクラシックカーベンツ190SLのお披露目イベント参加、撮影会
③ ①+②+ お披露目イベントに加えて完成車両の同乗権利
④ ①+②+③+ 希少なクラシックカーの同乗権利
実施スケジュール
6か月間のレストア期間を経て皆様にお披露目
6か月間の間はレストア再生の進捗過程を随時お知らせしていきます。
最後に
STAR CRAFTは今までもこれからも、消えゆく車文化に熱い情熱をもって取り組んでまいります。
放っておけば朽ち果てるだけの金属の塊に、新しい命を吹き込むことで、歴史の中に生きた車たちを再び走らせる、車の持つ本当の意味を再確認するために。
最新の設備とアナログな技術の両軸で走っていきます。
日々、車に真正面から向き合っているクラフトマン、職人、そんな風に呼ばれる人たちに。
スポットライトを当てることで、継承されなければならない技術や心があることを皆様にお伝えしていきたいと考えております。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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